TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 新美の巨人たち福田亨「神秘の蝶」10月24日|立体木象嵌とは?イシガケチョウ制作の見どころ|10/24 22:00

新美の巨人たち福田亨「神秘の蝶」10月24日|立体木象嵌とは?イシガケチョウ制作の見どころ|10/24 22:00

10月24日(土)22時からテレビ東京で放送される「新美の巨人たち」は、彫刻家・福田亨さんが生み出した「立体木象嵌」を特集します。題材は、水を飲むイシガケチョウを木だけで表現した「神秘のチョウ」です。

公式情報では、翅の細かな模様だけでなく、極細の触角や脚、さらに透き通って見える水まで木で作られていることが紹介されています。番組は、その作品が完成するまでの約半年にわたる制作過程に密着します。

新美の巨人たち10月24日の放送日時と出演者

項目内容
放送日2026年10月24日(土)
放送時間22:00〜22:30
放送局テレビ東京
特集福田亨「立体木象嵌」・「神秘のチョウ」
アートトラベラーシシド・カフカ
ナレーター磯村勇斗

今回のアートトラベラーはシシド・カフカさん、ナレーターは磯村勇斗さんです。磯村勇斗さんの経歴や代表作は、磯村勇斗さんのプロフィール記事でも詳しく紹介しています。

番組公式では、オープニングとエンディングの音楽は亀田誠治さんが作曲・編曲を担当し、オープニング曲は「カミーユ」、エンディング曲は「雨のカフェテラス」と案内されています。

福田亨の立体木象嵌とは?

立体木象嵌は、福田亨さんが伝統的な木象嵌の考え方を立体彫刻へ発展させた表現です。福田さんの公式サイトでは、天然木そのものが持つ色味や木目を生かし、着色に頼らず造形することを大きな特徴として説明しています。

もともと木象嵌は、異なる色や質感を持つ木を組み合わせて模様を表現する技法です。福田さんは学生時代から木象嵌に取り組み、2015年ごろから平面的な装飾に使われることの多かった技法を木彫へ応用し、「Three-Dimensional Wood Inlay」という独自の領域へ広げてきました。

今回の番組で注目したいのは、単に蝶の形を彫るだけではない点です。イシガケチョウの翅には細かな線や色の変化があり、その複雑な模様を木そのものの色と木目でどう置き換えるかが作品の核になります。

「切る・削る・はめ込む」が見どころ

テレビ東京の紹介では、制作工程について「切って、削って、はめ込む」という言葉が使われています。異なる木材を組み合わせながら、平面ではなく立体の昆虫へ落とし込むため、わずかなズレも完成時の印象に影響しそうです。

蝶の翅は薄く、触角や脚は非常に細い部位です。それを木という素材で破綻なく形にしながら、生き物らしい軽さや繊細さを出すところが、今回の密着で最も気になるポイントです。

番組予告には、完成品だけでは分からない神業のような工程に迫ることが示されています。作品を見た瞬間の驚きだけでなく、どの段階でどんな部材を組み合わせ、どのように形を整えていくのかを追える回になっています。

「神秘のチョウ」はどんな作品?

今回取り上げられる「神秘のチョウ」は、イシガケチョウが水を飲む場面を表した作品です。番組公式の説明では、生きている蝶のように見える翅模様、触角、脚に加え、水まで木で作られていると紹介されています。

イシガケチョウは、翅に石垣を思わせる細かな模様を持つ蝶として知られています。その特徴的なパターンは、木目や木の色を使って表現する立体木象嵌との相性が強く感じられる題材です。

ただし、今回確認できた公式情報だけでは、「神秘のチョウ」に使われた具体的な樹種や、作品の常設展示場所までは明らかになっていません。放送前の段階では、確実に分かっているのは「木だけで蝶や水を表現した作品」であり、その制作に半年間密着したという点です。

なぜ水まで木に見えないのか

予告で特に目を引くのが、透き通る水も木で作られているという説明です。木は本来、不透明で硬い素材ですが、作品では水の存在を感じさせる表現が組み込まれています。

どのような加工で透明感や水面の印象を生み出すのかは、放送で確かめたい部分です。素材の性質とは反対に見える質感をどう作るのかという視点で見ると、立体木象嵌の面白さがより分かりやすくなります。

福田亨はどんな彫刻家?

福田亨さんの公式サイトによると、学生時代から木象嵌に取り組み、伝統技法を立体彫刻へ応用することで独自の「立体木象嵌」を築いてきました。作品では生き物を題材にすることが多く、自然と人間の関係を表現することも制作テーマになっています。

2023年には「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」、2024年には「ポケモン×工芸 美とわざの大発見」などの展覧会にも参加しています。木工技術そのものだけでなく、現代的な題材や造形へ展開している点も福田さんの特徴です。

今回の「新美の巨人たち」は、完成作品の鑑賞だけでなく、福田さんが素材をどう選び、どのような順序で一つの生き物へ組み立てていくのかを映像で追える機会です。木の色を絵の具のように使いながら、彫刻として立ち上げていく考え方に注目です。

シシド・カフカは何を見る?

アートトラベラーのシシド・カフカさんは、作品や制作現場に向き合いながら、その魅力を視聴者へ伝える役割を担います。「新美の巨人たち」は、美術作品の背景だけでなく、アートトラベラーが何を感じたのかも番組の見どころです。

今回は、完成した蝶を遠くから見た印象と、近くで木の継ぎ目や細部を見たときの印象が大きく変わりそうです。シシド・カフカさんが、福田さんの作業をどんな言葉で受け止めるのかも楽しみなポイントです。

ナレーションは磯村勇斗さんが担当します。繊細な工程が続く回だけに、映像で示される職人技とナレーションによる説明の組み合わせで、技法を初めて知る人にも理解しやすい構成が期待できます。

前回10月17日は神戸女学院を特集

前回の10月17日放送では、W.M.ヴォーリズが設計した神戸女学院が取り上げられました。テレビ東京の公式情報では、約4万坪の敷地に12棟の重要文化財があり、一般の人が普段立ち入りにくい学内を内田有紀さんが訪ねる内容でした。

建築作品を扱った前回に対し、10月24日は彫刻家の制作工程そのものに深く入る回です。同じ美術番組でも、完成した建物の空間を読み解く回と、素材から作品が生まれる瞬間を追う回では見方が大きく変わります。

過去の「新美の巨人たち」記事では、神戸女学院のヴォーリズ建築と重要文化財についても紹介しています。今回の福田亨さん特集と合わせると、番組が建築から工芸・彫刻まで幅広い「美」を扱っていることが分かります。

見逃し配信はある?

テレビ東京の番組公式ページでは、「最新の放送回を配信中」と案内され、TVerやネットもテレ東への導線が用意されています。10月24日回をリアルタイムで見られない場合は、放送後に公式の最新話配信欄を確認すると分かりやすいです。

配信期間はサービス側の表示が基準になります。視聴する際は、TVerまたはネットもテレ東の番組ページに表示される終了日時を確認してください。

参考にした情報

よくある質問

新美の巨人たち10月24日の福田亨特集は何時から?

2026年10月24日(土)22:00〜22:30、テレビ東京で放送予定です。

立体木象嵌とは何ですか?

福田亨さんが、伝統的な木象嵌の技法を立体の木彫へ応用して発展させた表現です。天然木の色や木目を生かし、異なる木を組み合わせながら生き物などを立体的に表します。

「神秘のチョウ」は何を表した作品ですか?

イシガケチョウが水を飲む場面を木で表現した作品です。番組公式では、翅、触角、脚だけでなく、水も木で作られていると紹介されています。

10月24日の出演者は誰ですか?

アートトラベラーはシシド・カフカさん、ナレーターは磯村勇斗さんです。

まとめ

10月24日の「新美の巨人たち」は、福田亨さんの立体木象嵌に密着し、イシガケチョウを題材にした「神秘のチョウ」が完成するまでの約半年間を追う回です。

木の色と木目を生かしながら、細い触角や脚、翅の複雑な模様、さらには水まで表現する点が大きな見どころです。完成品の美しさだけでなく、「切る・削る・はめ込む」という制作工程そのものに注目すると、福田亨さんの技法の独自性がより伝わってきます。

このテーマの関連記事はこちら