大徳寺「名宝が物語る禅の神髄」松重豊が見る国宝は?観音猿鶴図・高麗茶碗を解説【10月24日】|10/24 15:05
10月24日(土)15時5分からNHK総合で放送予定の「大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜」は、開創700年を迎えた京都・大徳寺の名宝と禅の世界を、俳優の松重豊さんが訪ねる45分番組です。
国宝「観音猿鶴図」、天下人や茶人を魅了した高麗茶碗、大徳寺を開いた大燈国師ゆかりの品、一休宗純の墨蹟などが登場予定です。松重さん自身が座禅や枯山水庭園の砂紋引きにも挑戦し、美術品を見るだけでは分からない禅の感覚に迫ります。
大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月24日(土)15:05〜15:50 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 番組名 | 大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜 |
| リポーター | 松重豊 |
| 語り | 石澤典夫 |
| 主な内容 | 大徳寺の名宝、禅の歴史、座禅、枯山水庭園の砂紋引き |
番組表の詳細では、大徳寺は後醍醐天皇から「本朝無双之禅苑」と称えられた禅寺として紹介されています。松重豊さんが寺を訪ね、宝物の背景を一つずつたどりながら禅の神髄に触れていく構成です。
開創700年記念特別展「大徳寺」の公式サイトでも、2026年10月24日15時5分からこの番組が放送されることが案内されています。番組と特別展の時期が重なるため、テレビで見た名宝を展覧会の情報と照らし合わせたい人にも注目の内容です。
松重豊が見る大徳寺の名宝は?
番組表で具体的に名前が挙がっているのは、国宝「観音猿鶴図」、高麗茶碗、大燈国師の「血染めの衣」、一休和尚の墨蹟などです。大徳寺が禅寺として歩んだ700年を、美術、茶の湯、僧侶の遺品という異なる角度からたどります。
国宝「観音猿鶴図」はどんな作品?
最も大きな見どころの一つが、南宋時代の画僧牧谿による国宝「観音猿鶴図」です。開創700年記念特別展の公式サイトでは、13世紀の作品で、大徳寺に伝わる水墨芸術の最高傑作として紹介されています。
三幅で構成され、観音、猿、鶴という異なる題材が墨の濃淡で表現されています。色彩を抑えた水墨画でありながら、湿った空気や動物の毛並み、静けさまで感じさせる点が高く評価されてきました。
番組では単に「国宝だから貴重」という説明にとどまらず、こうした作品がなぜ禅寺に伝わり、日本の水墨画へ大きな影響を与えたのかという背景が重要になりそうです。
天下人が愛した高麗茶碗
番組表には「天下人が愛した高麗茶碗」も登場するとあります。特別展公式サイトでは、大徳寺塔頭・孤篷庵に伝わる国宝「大井戸茶碗 喜左衛門井戸」が通期展示され、朝鮮時代16世紀の茶碗として紹介されています。
高麗茶碗は、もともと朝鮮半島で作られた器が日本の茶の湯で高く評価されたものです。均整の取れた豪華さよりも、土や釉薬の表情、不完全さの中にある美しさが見いだされました。
大徳寺は千利休をはじめ多くの茶人と深く関わった寺です。禅と茶の湯が結びつく理由を考えるうえで、高麗茶碗はとても分かりやすい入口になります。
大燈国師の「血染めの衣」
番組で触れられる大燈国師は、大徳寺の開山・宗峰妙超のことです。1326年に紫野の地に大徳寺を開き、花園上皇や後醍醐天皇の帰依を受けました。
番組表には大燈国師の「血染めの衣」が登場すると記されています。名称だけでも強い印象を残しますが、ここでは物そのものの珍しさだけでなく、厳しい修行と大徳寺の精神をどのように伝える品なのかが焦点になりそうです。
大徳寺展公式サイトでも宗峰妙超の肖像や墨蹟が重要な作品として紹介されています。開山の人物像を知ってから名宝を見ると、大徳寺の「禅」が抽象的な言葉ではなく、具体的な歴史として見えてきます。
一休和尚の墨蹟
一休宗純は「一休さん」のイメージで広く知られていますが、実際には大徳寺の歴史に深く関わる禅僧です。番組では一休和尚の墨蹟も取り上げられると案内されています。
墨蹟は禅僧が書いた書を指し、文字の内容だけでなく筆勢や余白にも精神性が表れます。名画や茶碗と並べて見ることで、大徳寺の文化が一つの美術ジャンルに収まらず、書、絵画、茶の湯、庭園へ広がっていることが分かります。
松重豊は座禅と枯山水の砂紋引きにも挑戦
この番組は美術品の解説だけではありません。松重豊さんが座禅に取り組み、さらに枯山水庭園で砂紋引きを体験すると番組表に記されています。
座禅は、説明を聞くだけでは分からない身体感覚を伴う行為です。姿勢や呼吸を整え、静かな時間の中で自分自身と向き合います。俳優である松重さんが実際に座ることで、視聴者も「禅とは何か」を少し身近に感じられる構成になりそうです。
砂紋引きも同様です。枯山水の白砂に熊手で文様を描く作業は、完成した庭を見るのとは違い、一定の動きと集中が求められます。名宝の背景にある思想と、庭を保つ日々の営みが一本につながる場面として注目です。
大徳寺はなぜ700年続く禅寺なのか
大徳寺は1326年、宗峰妙超によって京都・紫野に開かれました。特別展公式サイトによると、後醍醐天皇から「本朝無双之禅苑」と称えられ、各時代の名僧だけでなく、戦国武将や茶人からも信仰を集めて発展してきました。
大徳寺の特徴は、禅の教えだけでなく、政治、美術、茶の湯、建築、庭園など日本文化の多くの分野と結びついていることです。そのため、国宝一つを見ても、誰が守り、誰が愛し、どの時代に受け継がれたのかという歴史が重なっています。
2026年は開創700年にあたり、東京国立博物館では大徳寺山内の寺宝を集めた特別展が開催されています。公式サイトでは国宝14件、重要文化財69件を含む大規模な内容とされ、大徳寺の宝物が一堂に会する展覧会は41年ぶり、東京では初と案内されています。
大徳寺700年をもっと知りたい人へ
キニナルでは以前に、京都の番組で紹介された大徳寺の塔頭や開創700年の見どころも取り上げています。大徳寺700年と真珠庵・聚光院・孤篷庵などを紹介した記事では、山内の寺院ごとの特徴を整理しています。
今回のNHK番組では「名宝」と「禅体験」が中心なので、塔頭の位置関係やそれぞれの寺院の見どころまで知りたい場合は、あわせて読むと理解しやすくなります。
見逃し配信はある?
開創700年記念特別展「大徳寺」の公式イベントページでは、総合テレビとEテレの関連番組についてNHK ONEで放送終了から1週間の見逃し配信が案内されています。
配信対象や視聴条件は変更される場合があるため、実際に視聴するときはNHKの公式サービスで番組名を確認してください。
参考にした情報
- 開創700年記念 特別展 大徳寺 公式サイト「イベント・番組情報」
- 開創700年記念 特別展 大徳寺 公式サイト
- 開創700年記念 特別展 大徳寺 公式サイト「作品紹介」
- 番組表.Gガイド「大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜」
- J:COMテレビ番組表「大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜」
よくある質問
大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜の出演者は誰ですか?
リポーターは松重豊さん、語りは石澤典夫さんです。松重さんが大徳寺を訪れ、名宝を見ながら禅の世界に迫ります。
番組で紹介される国宝は何ですか?
番組表では牧谿の国宝「観音猿鶴図」が紹介されると案内されています。高麗茶碗や大燈国師、一休和尚に関わる品も登場予定です。
松重豊さんは何を体験しますか?
座禅に加え、枯山水庭園の砂紋引きにも挑戦すると案内されています。
まとめ
10月24日の「大徳寺〜名宝が物語る禅の神髄〜」は、松重豊さんが大徳寺を歩き、国宝「観音猿鶴図」、高麗茶碗、大燈国師や一休にまつわる品を通して、700年受け継がれてきた禅の精神に迫る番組です。
座禅や枯山水の砂紋引きまで体験するため、美術品の価値だけでなく、禅が日々の所作や空間づくりにどう息づいているのかまで感じられる内容です。開創700年という節目に、大徳寺の歴史と名宝を一度に知る入口になるでしょう。

