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エンター・ザ・ミュージック黛敏郎「シンフォニック・ムード」|曲の特徴と出演者【10/24】|10/24 8:30

2026年10月24日(土)朝8時30分からBSテレ東・BSテレ東4Kで放送される「エンター・ザ・ミュージック」は、作曲家・黛敏郎の「シンフォニック・ムード」を特集します。

今回のゲストは評論家・音楽プロデューサーの西耕一。演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、司会は指揮者の藤岡幸夫とテレビ東京アナウンサーの山本倖千恵です。番組では、黛がフランス留学直前の21歳で生み出した作品を、時代背景や音楽的な特徴とともにひも解いていきます。

「シンフォニック・ムード」はどんな曲なのか、なぜ若き黛敏郎の重要作とされるのか。放送前に知っておくと演奏をより楽しみやすいポイントを、今回の出演者とあわせてまとめます。

エンター・ザ・ミュージック10月24日の放送情報

項目内容
放送日時2026年10月24日(土)8:30〜9:00
放送局BSテレ東/BSテレ東4K
テーマ黛敏郎「シンフォニック・ムード」
ゲスト西耕一(評論家/音楽プロデューサー)
演奏東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会藤岡幸夫(指揮者)、山本倖千恵(テレビ東京アナウンサー)

10月24日のテーマは、黛敏郎「シンフォニック・ムード」です。テレビ東京・BSテレ東の公式番組情報では、黛がフランス留学直前の21歳で作った作品として紹介され、ゲストの西耕一とともに時代背景や楽曲の特徴を読み解き、東京シティ・フィルによる演奏を届ける内容と案内されています。

「エンター・ザ・ミュージック」は、指揮者・藤岡幸夫をナビゲーターに、作曲家や作品のエピソードをトークと演奏で紹介する音楽番組です。曲そのものを聴くだけでなく、背景を知ってから演奏に入る構成が魅力で、今回も黛敏郎の若い時期の音楽に焦点を当てます。

10月24日に披露される曲は黛敏郎「シンフォニック・ムード」

今回の中心曲は、タイトルにもなっている「シンフォニック・ムード」です。

ピティナ・ピアノ曲事典では、この作品は1950年のNHK交響楽団委嘱作品とされ、黛敏郎の初期を代表する管弦楽作品の一つとして紹介されています。さらに、作品にはガムラン音楽の影響が色濃いと解説されています。

全音楽譜出版社の作曲家紹介によると、黛敏郎は1929年生まれで、1951年にパリ・コンセルヴァトワールへ留学しました。つまり1950年作曲の「シンフォニック・ムード」は、まさに番組紹介にある「フランス留学直前の21歳」という時期に生まれた作品です。

のちに黛はミュージック・コンクレートや電子音楽、日本の伝統音楽を取り込んだ作品など、幅広い方向へ進んでいきます。その前段階にある「シンフォニック・ムード」を聴くことで、若い作曲家がすでにどんな音響やリズムに関心を持っていたのかを知る手がかりになります。

「シンフォニック・ムード」はどんな曲?

「シンフォニック・ムード」を聴くときは、まずリズムと音色の動きに注目すると入りやすいです。

ピティナの解説では、黛は学生時代からストラヴィンスキーなどの新古典主義的な作風を学ぶ一方、ジャズやガムランなど西洋クラシック以外の音楽にも親しんでいたとされています。そして「シンフォニック・ムード」にはガムラン音楽の影響が色濃いと説明されています。

また、ピティナの別資料では、1947年のピアノ曲「オードブル」の第2楽章が、のちにオーケストラへ編作されて「シンフォニック・ムード」になったとされています。若い黛がピアノ曲で試していたリズム感や響きを、より大きな管弦楽の音へ広げていった作品として見ることができます。

そのため放送では、旋律だけを追うよりも、オーケストラ全体の色彩、打楽器的な感覚、リズムが前へ進む力に耳を向けると、作品の個性を感じやすくなります。番組が「時代背景や楽曲の特徴」をどう説明するのかも重要なポイントです。

東京シティ・フィルの演奏にも注目

今回の演奏を担当するのは、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団です。

東京シティ・フィルの公式公演記録を見ると、2022年5月の第352回定期演奏会でも「シンフォニック・ムード」を演奏しています。この公演では藤岡幸夫が首席客演指揮者として登場し、ラヴェル作品とともに黛敏郎の「シンフォニック・ムード」「BUGAKU」が並びました。

つまり今回の番組は、東京シティ・フィルにとってまったく初めて触れる作品を演奏する企画ではなく、過去の定期演奏会でも取り上げてきたレパートリーの一つです。番組では30分という放送枠の中で、トークと演奏がどのように組み合わされるのかが見どころになります。

なお、放送前の公式情報では「シンフォニック・ムード」のどの範囲が演奏されるのか、全曲か抜粋かといった詳細までは確認できませんでした。演奏範囲を決めつけず、実際の放送で確認したいポイントです。

ゲスト西耕一が語る黛敏郎の時代背景

ゲストの西耕一は、公式番組情報で「評論家/音楽プロデューサー」と紹介されています。今回の企画では、日本人作曲家の作品を積極的に取り上げている人物として招かれ、黛敏郎と「シンフォニック・ムード」の時代背景や特徴を解説します。

作品が書かれた1950年前後は、戦後の日本の作曲家たちが欧米の新しい音楽を吸収しながら、自分たちの表現を模索していた時期です。黛自身も翌1951年にフランスへ留学し、その後は電子音楽やミュージック・コンクレートへ関心を広げていきました。

だからこそ今回の放送では、「留学後の前衛的な黛」ではなく、その直前の21歳の黛に焦点が当たることに意味があります。後年の代表作だけを知っている人にとっても、作風が広がる前の段階を聴ける回です。

司会は藤岡幸夫と山本倖千恵

司会は指揮者の藤岡幸夫と、テレビ東京アナウンサーの山本倖千恵です。

藤岡幸夫は「エンター・ザ・ミュージック」のナビゲーターとして、演奏家の立場から作品の聴きどころを伝えてきました。今回扱う「シンフォニック・ムード」は、東京シティ・フィルの2022年定期演奏会でも藤岡が指揮したプログラムに含まれていた作品です。

作品を知る指揮者、音楽プロデューサーの西耕一、そして東京シティ・フィルの演奏がそろうことで、楽譜上の特徴だけでなく「実際に鳴らしたときにどう聴こえるのか」という話にもつながりやすい組み合わせです。

前回までのエンター・ザ・ミュージックと今回の違い

10月10日と17日は、マーラー「交響曲第1番 ニ長調『巨人』」を前編・後編に分けて取り上げる構成でした。第1・第2楽章を扱ったマーラー「巨人」前編の記事と、第3・第4楽章を中心にしたマーラー「巨人」後編の記事では、大規模な交響曲を楽章ごとに追う内容でした。

それに対して10月24日は、日本人作曲家・黛敏郎の若い時期の作品を1曲のテーマとして掘り下げます。作品そのものに加えて、1950年前後の日本の作曲界や、フランス留学直前という作曲者の転換期を知ることが、演奏の聴こえ方を変えてくれそうです。

また10月3日放送では、The 4 Players Tokyoと挾間美帆による「CHIMERA」が取り上げられました。CHIMERA回の記事と比べると、今回は現代の演奏家・作曲家の新しい作品ではなく、戦後日本の作曲史に位置づく作品を読み解く回という違いがあります。

「シンフォニック・ムード」を見る前に知っておきたい3つのポイント

まず一つ目は、1950年、黛敏郎が21歳のころの作品だということです。翌年にパリへ渡る直前の時期で、後年の前衛的な活動へ向かう前の出発点を感じられます。

二つ目は、ガムランなど西洋クラシック以外の音楽への関心です。ピティナの解説で作品への影響が指摘されており、オーケストラの響きやリズムの扱いに注目すると特徴をつかみやすくなります。

三つ目は、東京シティ・フィルが過去にもこの作品を演奏していることです。今回の番組では、そのオーケストラがテレビの音楽番組という形で作品をどう届けるのかが楽しみです。

参考にした情報

よくある質問

エンター・ザ・ミュージック10月24日の放送時間は?

2026年10月24日(土)朝8時30分から9時まで、BSテレ東とBSテレ東4Kで放送されます。

10月24日に取り上げる曲は何ですか?

黛敏郎の管弦楽作品「シンフォニック・ムード」です。番組では作品が生まれた時代背景や音楽的な特徴を紹介し、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏を届けます。

10月24日のゲストと出演者は誰ですか?

ゲストは評論家・音楽プロデューサーの西耕一、演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団です。司会は指揮者の藤岡幸夫とテレビ東京アナウンサーの山本倖千恵です。

まとめ

10月24日の「エンター・ザ・ミュージック」は、黛敏郎が21歳で生み出した「シンフォニック・ムード」を、作品の時代背景とともに味わう回です。

西耕一の解説、藤岡幸夫と山本倖千恵の進行、そして東京シティ・フィルの演奏を通して、若き黛がどんな音響やリズムを求めていたのかに触れられます。後年の電子音楽や日本的な作品へ進む前の黛敏郎を知る入口としても、注目したい30分です。

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