題名のない音楽会10月24日KNB|運動会クラシック4曲の元ネタと出演者|10/24 5:25
10月24日(土)朝5時25分から富山のKNBテレビ1で放送される「題名のない音楽会」は、運動会で耳にするクラシック音楽を特集する回です。
曲名を知らなくても、徒競走やリレーで聞けば「あ、この曲」と分かるものばかり。今回登場するのは「天国と地獄」より「ギャロップ」、「ウィリアム・テル」序曲より「スイス軍の行進」、「クシコス・ポスト」、組曲「道化師」より「ギャロップ」の4曲です。
同じ企画はテレビ朝日などで先に放送されていますが、富山ではKNBで10月24日早朝に楽しめます。ここでは放送時間と出演者に加え、4曲が本来どんな作品なのかを中心に整理します。
題名のない音楽会10月24日のKNB放送時間と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月24日(土) |
| 放送時間 | 5:25〜5:55 |
| 放送局 | KNBテレビ1(富山) |
| 司会 | 石丸幹二、武内絵美(テレビ朝日アナウンサー) |
| ゲスト | 小林よしひさ |
| 指揮・解説 | 角田鋼亮 |
| 演奏 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
| テーマ | 運動会でおなじみのクラシック音楽と、その意外な背景 |
KNB公式番組表では、10月24日朝5時25分からこの回が放送される予定です。富山では朝の早い時間帯なので、リアルタイムで見る場合は開始時刻に注意したいところです。
司会は石丸幹二さんと武内絵美アナウンサー。石丸さんの経歴や舞台・音楽活動については、石丸幹二さんのプロフィールでも詳しく紹介しています。
今回の特徴は、単に有名曲を演奏するだけではなく、「なぜこの曲を運動会でよく聞くのか」という身近な疑問からクラシックをたどっていくことです。小林よしひささんをゲストに、角田鋼亮さんの指揮と解説、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で4曲を味わいます。
10月24日に演奏される運動会クラシック4曲
テレビ朝日の公式バックナンバーでは、今回の4曲が公開されています。どれも運動会のBGMとして親しまれていますが、原曲が書かれた場面を知ると印象が変わります。
| 曲 | 作曲者 | 原曲の位置づけ |
|---|---|---|
| オペレッタ「天国と地獄」より「ギャロップ」 | J.オッフェンバック | 喜劇的オペレッタの終盤を彩る高速の舞曲 |
| オペラ「ウィリアム・テル」序曲より第4部「スイス軍の行進」 | G.ロッシーニ | 英雄ウィリアム・テルを題材にしたオペラの序曲 |
| 「クシコス・ポスト」 | H.ネッケ | 日本では運動会の定番として強く定着した軽快な作品 |
| 組曲「道化師」より第2曲「ギャロップ」 | D.カバレフスキー | 児童劇のための音楽から生まれた快速曲 |
以前の同企画については、題名のない音楽会10月17日放送の運動会クラシック4曲まとめでも曲目を整理しています。今回は重複を避け、原曲の物語や用途との違いに注目します。
「天国と地獄」は本当は運動会のための曲ではない
運動会の定番として真っ先に思い浮かびやすいのが、オッフェンバックのオペレッタ「天国と地獄」から「ギャロップ」です。スタートと同時に一気に走り出したくなる速さがあり、徒競走やリレーの映像とも結びつきやすい曲です。
ところが、テレビ朝日公式ブログ「音楽会の帰り道」によると、この曲が登場する原作は神話のオルフェウス物語を下敷きにした風刺喜劇です。日本で一般に「天国と地獄」と呼ばれる作品の本来の題は「地獄のオルフェ」。終盤では神々が地獄に集まり、にぎやかに踊る場面で「ギャロップ」が鳴ります。
つまり、最初から学校の競技を盛り上げるために書かれた作品ではありません。舞台上の熱狂的な踊りのスピード感が、後世の日本では「急いで走る場面」と非常に相性のよい音楽として受け取られてきたことが分かります。
運動会では健康的で爽快な印象を持つ曲ですが、原作では風刺の効いた喜劇のクライマックス。そこに大きなギャップがあるのが面白いところです。
「ウィリアム・テル」は英雄物語の緊張感を持つ音楽
ロッシーニのオペラ「ウィリアム・テル」序曲から演奏されるのは、第4部の「スイス軍の行進」です。軽快で勢いがあり、競走の場面で耳にした経験がある人も多いでしょう。
ただし、オペラ本編は明るい運動会とはかなり違い、スイス建国の英雄とされるウィリアム・テルが圧政に立ち向かう重厚な歴史劇です。テレビ朝日の公式ブログでも、弓の名手テルが民衆とともに戦う物語であり、息子の頭の上に置かれたリンゴを射抜く有名な場面が登場すると説明されています。
序曲の終盤は前へ進む力が強く、聴いている側の気持ちを自然に高めます。運動会で使われると「競技開始」の合図のように聞こえますが、元の作品では戦いへ向かう英雄的な高揚を背負った音楽です。
同じ速い曲でも、「天国と地獄」が喜劇の踊りから生まれたのに対し、「ウィリアム・テル」は歴史劇のスケール感を持っています。4曲を続けて聴くと、運動会のBGMとして一括りにされている曲にも、それぞれ異なる物語があることが分かります。
「クシコス・ポスト」は運動会の印象が特に強い一曲
ヘルマン・ネッケ作曲の「クシコス・ポスト」は、日本では運動会の音楽として非常に強い印象を持つ作品です。タイトルを知らなくても、旋律を聞けばすぐに競走風景が思い浮かぶ人は少なくありません。
テレビ朝日の公式ブログは、ネッケが多数の作品を残した作曲家でありながら、現在はほぼ「クシコス・ポスト」で知られていると紹介しています。また、日本で運動会と強く結びついたため、そのイメージを利用する形でゲーム音楽などにも使われてきたと説明しています。
この曲は短いフレーズが次々に前へ押し出され、止まるより走り続けたくなる感覚があります。「運動会のために作られた曲」というより、軽快なテンポと追い立てるような推進力が、日本の運動会文化と強く結びついた曲として聞くと理解しやすいでしょう。
番組では、こうした身近なイメージから作品の背景へ入っていけるのがポイントです。クラシックに詳しくなくても、「知っている曲の正体を知る」という形なら楽しみやすい企画になっています。
「道化師」のギャロップは児童劇生まれ
4曲目は、カバレフスキーの組曲「道化師」より第2曲「ギャロップ」です。シロフォンの歯切れのよい響きと、転がるようなテンポが特徴で、これも運動会の定番としてよく知られています。
テレビ朝日の公式ブログでは、この「道化師」がもともと児童劇のために書かれた音楽であることを紹介しています。4曲の中では、学校や子どもの世界との距離が比較的近い作品です。
別の公式ブログ記事でも、「道化師のギャロップ」について、シロフォンの軽快で歯切れのよい響きが運動会に合うと説明されています。音色そのものが明るく、動きを連想させるため、競技中のBGMとして自然に聞こえやすい曲です。
「天国と地獄」が風刺喜劇、「ウィリアム・テル」が歴史劇、「クシコス・ポスト」が運動会イメージの強い独立曲であるのに対し、「道化師」は児童劇という出自を持っています。同じ「速くて楽しい曲」でも、背景はかなり違います。
小林よしひさと角田鋼亮が出演する意味
ゲストの小林よしひささんは、体を動かす楽しさと結びついた活動で知られる存在です。運動会というテーマを、クラシックの専門家だけでなく、身体感覚に近い視点から楽しめる人選になっています。
指揮と解説を担当する角田鋼亮さんは、4曲すべてを東京フィルハーモニー交響楽団と演奏します。テレビのBGMや学校行事で断片的に聞くことが多い曲を、オーケストラの演奏としてまとまって聴けるのもこの回の魅力です。
耳慣れた曲ほど「知っているつもり」になりやすいものですが、原曲の舞台設定や作曲された目的までたどると見え方が変わります。放送では、競技の映像と結びついた記憶だけでなく、クラシック作品としての表情にも注目したいところです。
富山で見るときの注意点
KNBテレビ1での放送は10月24日(土)5:25からです。テレビ朝日での放送時刻とは異なるため、富山で視聴する場合はKNBの番組表を基準にしてください。
今回の企画はテレビ朝日で10月17日に放送された内容と同じテーマです。そのため、放送前に曲目を知っていても、演奏を聴きながら「この曲の元は喜劇なのか」「これは児童劇の音楽なのか」と背景を照らし合わせる楽しみがあります。
特に「天国と地獄」と「ウィリアム・テル」は、学校行事の記憶と原作の物語との落差が大きい曲です。聞き慣れた音楽を別の角度から見直せる30分になりそうです。
参考にした情報
よくある質問
題名のない音楽会は富山で10月24日の何時から?
KNBテレビ1で2026年10月24日(土)5:25〜5:55の放送予定です。
10月24日の運動会クラシックは何曲?
4曲です。「天国と地獄」より「ギャロップ」、「ウィリアム・テル」序曲より「スイス軍の行進」、「クシコス・ポスト」、「道化師」より「ギャロップ」が演奏されます。
出演者は誰?
司会は石丸幹二さんと武内絵美アナウンサー、ゲストは小林よしひささん、指揮・解説は角田鋼亮さん、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団です。
4曲はもともと運動会用に作られた曲?
少なくとも今回紹介される4曲は、それぞれオペレッタ、オペラ、独立した軽快な作品、児童劇の音楽など異なる背景を持ちます。運動会専用のために作られた4曲というわけではありません。
まとめ
10月24日朝5時25分からKNBテレビ1で放送される「題名のない音楽会」は、運動会でおなじみのクラシック4曲を取り上げます。
曲は「天国と地獄」のギャロップ、「ウィリアム・テル」のスイス軍の行進、「クシコス・ポスト」、「道化師」のギャロップ。どれも競走のBGMとして知られていますが、原曲をたどると風刺喜劇、英雄を描く歴史劇、児童劇など背景はさまざまです。
小林よしひささん、角田鋼亮さん、東京フィルハーモニー交響楽団とともに、「聞いたことがある曲」の本来の姿を知ることが、この回の大きな見どころです。

