題名のない音楽会10月17日|運動会のクラシック4曲は?天国と地獄・クシコスポストを解説|10/17 10:00
10月17日(土)午前10時から放送の「題名のない音楽会」は、運動会でおなじみのクラシック音楽がテーマです。
徒競走やリレーで聞くと、なぜか急いで走りたくなるあの曲。今回は「天国と地獄」「ウィリアム・テル」「クシコス・ポスト」「道化師のギャロップ」という4曲をオーケストラで演奏し、なぜ日本の運動会で定番になったのかを紐解きます。
放送前に分かっている曲目と出演者、それぞれの曲がもともとどんな作品なのかを整理しました。
10月17日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月17日(土)10:00〜10:30 |
| 放送局 | テレビ朝日 |
| 企画 | あのクラシック音楽はなぜ運動会に使われているの?の音楽会 |
| 司会 | 石丸幹二、武内絵美(テレビ朝日アナウンサー) |
| ゲスト | 小林よしひさ |
| 指揮・解説 | 角田鋼亮 |
| 演奏 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
テレビ朝日公式では、クラシックの名曲をオーケストラで贅沢に演奏しながら、運動会の定番曲になった理由を紹介すると案内されています。
BS朝日では翌10月18日(日)午前8時から放送予定です。地上波の放送時間と異なるため、BSで見る方は日時を間違えないようにしたいところです。
10月17日に演奏される運動会のクラシック4曲
今回、公式に発表されている曲は4曲です。
| 曲 | 作曲者 | 番組での表記 |
|---|---|---|
| 「ギャロップ」 | J.オッフェンバック | オペレッタ『天国と地獄』より |
| 「スイス軍の行進」 | G.ロッシーニ | オペラ『ウィリアム・テル』序曲 第4部 |
| 「クシコス・ポスト」 | H.ネッケ | 単独曲 |
| 「ギャロップ」 | D.カバレフスキー | 組曲『道化師』第2曲 |
どれもタイトルを見ただけでは分からなくても、実際に旋律を聞けば「運動会で聞いたことがある」と気付く人が多い曲です。
今回の見どころは、単に名曲を演奏するだけではなく、なぜこれらが学校の運動会に根付いたのかという背景に踏み込むこと。公式ページでは、その理由の詳しい答えまでは放送前に明かされていません。
「天国と地獄」のギャロップはどんな曲?
最も耳なじみがあるのは、オッフェンバックのオペレッタ『天国と地獄』で使われる「ギャロップ」でしょう。
この曲は、もともと1858年にフランスで初演されたオペレッタ『地獄のオルフェ』に登場する音楽です。日本では作品自体が『天国と地獄』という題で知られ、その速い部分が運動会の定番として広まりました。
朝日新聞の書籍紹介記事では、この曲が舞台作品の外でも使われ、カンカン・ダンスの音楽として広く知られるようになった経緯や、日本で映画館の伴奏音楽などを通じて受容された歴史が紹介されています。
運動会では徒競走やリレーなど、スピード感のある場面で聞くことが多い曲です。速いテンポと駆け抜けるような旋律が、競技の緊張感とよく重なります。
番組では「聞けば走り出したくなる」という感覚だけでなく、日本で定番化した経緯がどのように説明されるのかが注目ポイントです。
「ウィリアム・テル」序曲はどの部分?
2曲目はロッシーニ作曲、オペラ『ウィリアム・テル』序曲の第4部「スイス軍の行進」です。
序曲は複数の場面から構成され、その最後を飾るのがこの有名な快速部分です。金管楽器の華やかな響きと、前へ前へと進むようなリズムが特徴で、運動会では入場や競走の場面を思い出す人もいるでしょう。
文化庁の学校巡回公演資料では、この部分を「戦いに勝ち国に平和をもたらしたスイス軍の行進と、喜びに溢れる民衆の様子を表現した音楽」と紹介しています。
もともと「運動会のために書かれた曲」ではないのに、日本では身体を動かす場面の音楽として定着しました。この原曲の場面と運動会での使われ方の差も、今回の企画を楽しむポイントになりそうです。
「クシコス・ポスト」は郵便馬車を思わせる曲
3曲目はヘルマン・ネッケの「クシコス・ポスト」です。
ピティナ・ピアノ曲事典では、日本では運動会のBGMとして有名な曲と紹介されています。また「クシコス・ポスト」は一般に「郵便馬車」と訳され、慌ただしく動く伴奏や大きく跳躍する旋律から、駆ける馬のひづめや揺れる馬車を連想できると解説されています。
曲名を知らなくても、運動会のかけっこやリレーで聞いた記憶があるという人は多いはずです。
馬車が勢いよく進むような音型が、走る競技と結び付いて聞こえるのも面白いところ。番組では、こうした音楽そのものの特徴に加え、日本の運動会で広く使われるようになった背景までどこまで掘り下げるのか注目です。
「道化師のギャロップ」も徒競走でおなじみ
4曲目は、カバレフスキーの組曲『道化師』第2曲「ギャロップ」です。
ピティナ・ピアノ曲事典では、組曲『道化師』は全10曲で構成され、その第2曲が「ギャロップ」とされています。短い曲ながら非常にテンポ感があり、運動会の競技BGMとして長く親しまれてきました。
「ギャロップ」という言葉自体が、馬が速く駆ける動きを思わせます。今回の4曲のうち、オッフェンバックの曲とカバレフスキーの曲にはどちらも「ギャロップ」という言葉が入り、スピードを感じさせる音楽が運動会に選ばれてきたことが分かります。
同じ「ギャロップ」でも、オッフェンバックとカバレフスキーでは曲の色合いが異なります。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で聞き比べられるのも今回ならではです。
小林よしひさがゲストなのはなぜ?
ゲストは「よしお兄さん」として知られる小林よしひささんです。
所属事務所の浅井企画公式プロフィールによると、小林さんは日本体育大学体育学部社会体育学科を卒業し、2005年から2019年までNHK「おかあさんといっしょ」で体操のお兄さんを14年間務めました。ワールドジムナストラーダの日本代表経験もあります。
音楽番組に体操の専門性を持つ小林さんが加わることで、曲を「聴く」だけでなく、身体を動かす場面で音楽がどう感じられるのかという視点も期待できます。
運動会というテーマとの相性が非常に分かりやすいゲストです。クラシックに詳しくない人でも、競技中に聞いた記憶や身体感覚から番組へ入りやすくなりそうです。
指揮・解説は角田鋼亮、演奏は東京フィル
今回は角田鋼亮さんが指揮と解説を担当し、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏します。
4曲はいずれも、速さやリズム、オーケストラの音色が魅力の作品です。テレビで断片的に聞くことの多い「運動会の曲」を、本格的なオーケストラ演奏でまとまって楽しめるのが大きな見どころです。
司会は石丸幹二さんと武内絵美アナウンサー。石丸さんの経歴や出演作は、石丸幹二のプロフィール記事でも紹介しています。
前回10月10日は若い演奏家の才能を特集
前回10月10日は「夢響&未来オーケストラで出会った新しい才能の音楽会」でした。
17歳のチェリスト・林成さんと19歳のマリンバ奏者・勝田未来さんが登場し、宮田大さん、中島結里愛さんと共演。村松崇継「Land」、グラズノフ「吟遊詩人の歌」、ヘンデル「トリオ・ソナタ ト短調 Op.2-8」が演奏されました。
前回は若い演奏家の成長と演奏そのものに焦点を当てた回でしたが、今回は身近な「運動会の音楽」からクラシックの背景へ入っていく構成です。
前回の出演者や曲目は、題名のない音楽会10月10日の曲目記事でも確認できます。
10月17日の見どころは「知っている曲の正体」が分かること
今回の4曲は、クラシック音楽として意識せずに何度も耳にしてきた人が多い作品です。
学校行事で流れていた曲に正式な作品名や作曲者があり、もともとはオペレッタ、オペラ、組曲、独立した楽曲として生まれています。運動会という日本独自の体験を入口にすると、普段クラシックを聴かない人でも曲の背景を身近に感じられます。
そして番組タイトルの中心にあるのは「なぜ運動会に使われているのか?」という疑問です。放送前の公式情報では、その「意外な理由」の詳細は明かされていません。
知っている旋律を楽しみながら、どの時代に、どのような経緯で運動会の定番になったのかを知ることが、この回の一番の楽しみになりそうです。
参考にした情報
- テレビ朝日公式「題名のない音楽会」
- テレビ朝日公式 番組基本情報 2026年10月17日
- BS朝日「題名のない音楽会」
- 浅井企画「小林よしひさ」公式プロフィール
- ピティナ・ピアノ曲事典「クシコスポスト」
- 朝日新聞じんぶん堂「サイレント映画から運動会へ 《天国と地獄》受容を追っ駆ける」
- テレビ朝日公式「夢響&未来オーケストラで出会った新しい才能の音楽会」
よくある質問
10月17日の「題名のない音楽会」で演奏される曲は何ですか?
「天国と地獄」よりギャロップ、「ウィリアム・テル」序曲第4部「スイス軍の行進」、「クシコス・ポスト」、「道化師」第2曲「ギャロップ」の4曲です。
ゲストの小林よしひささんは何をしていた人ですか?
2005年から2019年までNHK「おかあさんといっしょ」で体操のお兄さんを務めたタレントです。日本体育大学体育学部の出身で、体操や運動に関する活動でも知られています。
テレビ朝日の放送時間は何時ですか?
2026年10月17日(土)午前10時から10時30分までです。
BS朝日ではいつ放送されますか?
BS朝日では2026年10月18日(日)午前8時から放送予定です。
まとめ
10月17日の「題名のない音楽会」は、運動会でおなじみのクラシック4曲を本格的なオーケストラで楽しみながら、なぜ日本の運動会で定番になったのかを紐解く回です。
演奏曲はオッフェンバック「天国と地獄」のギャロップ、ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲第4部、ネッケ「クシコス・ポスト」、カバレフスキー「道化師」のギャロップ。角田鋼亮さんの指揮・解説、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏、小林よしひささんのゲスト出演にも注目です。
聞き慣れた運動会のBGMが、もともとはどんな作品だったのか。その正体と歴史を知ることで、次に同じ曲を聞いたときの印象が少し変わる30分になりそうです。

