NBSフォーカス∞信州「樹のように」瀬角英樹医師はどんな人?すい臓がんと最期まで続けた訪問診療|10/23 19:00
10月23日(金)19時からNBS長野放送で放送される「NBSフォーカス∞信州 樹のように-看取り支えた医師の最期-」は、松本市の訪問診療クリニック樹を開いた医師・瀬角英樹さんの歩みを追う番組です。
瀬角医師は、自宅で最期まで過ごしたい患者と家族を支える一方、自身もすい臓がんと向き合いました。番組では、病気が分かった後も診療を続けた姿や、最後に自宅を選んだ時間までが描かれます。
「瀬角英樹医師はどんな人だったのか」「なぜこの番組が『樹のように』という題名なのか」が気になる方に向けて、放送前に公表されている内容とこれまでの取材を整理しました。
NBSフォーカス∞信州「樹のように」の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月23日(金) |
| 放送開始 | 19:00 |
| 放送局 | NBS長野放送 |
| 番組 | NBSフォーカス∞信州 |
| タイトル | 樹のように-看取り支えた医師の最期- |
| 主な人物 | 瀬角英樹医師 |
| ナレーション | 小林聡美 |
NBS公式では、今回の主人公を訪問診療クリニック樹の瀬角英樹医師(64)と紹介しています。自宅で過ごす患者と家族を支え続けてきた医師が、自分自身の病と向き合うことになった経緯が番組の中心です。
クリニック公式も、10月23日19時からNBSで放送されることを案内しています。そこには、クリニック開設当初からNBSの取材が入り、闘病中を含めて最期まで記録された内容が放送されると記されています。
瀬角英樹医師はどんな人?訪問診療クリニック樹で支えた在宅医療
瀬角英樹医師は、長野県松本市で訪問診療クリニック樹の院長を務めていた医師です。松本市医師会の医療機関情報では、同院は松本市蟻ケ崎にあり、診療科目は内科、院長名は瀬角英樹と掲載されています。
NBSのこれまでの取材によると、瀬角医師は2021年に訪問診療専門のクリニックを開業しました。通院が難しい人の家を訪ねるだけでなく、住み慣れた場所で「最期まで自分らしく過ごしたい」と願う患者や家族を支えることを続けてきました。
訪問診療では、医師が患者の生活の場へ出向きます。病院の診察室とは違い、その人が普段過ごしている家で本人と家族の希望を聞きながら医療を行うため、日々の暮らしそのものと向き合う場面が増えます。
今回の番組で重要なのは、そうした「看取り」を支えてきた医師自身が、やがて自分の死と向き合う側になったことです。NBS公式は番組の問いとして、「生きるとは何か。看取りとは何か」を掲げています。
すい臓がん判明後も診療を続けた瀬角医師
NBSのニュース取材では、瀬角医師は2024年8月にすい臓がんのステージ2と分かったとされています。その後も抗がん剤治療を受けながら訪問診療を続け、同年12月には手術のため一時診療を休みました。
手術後は年明けに診療へ復帰し、再び患者と家族のもとを訪れています。2025年3月の取材では、リンパ節への転移と再発の可能性があると伝えられたことも明かしていました。
医師である瀬角さんは、検査結果が何を意味するのかを理解できる立場でした。それでも、治療を受けながら患者のもとへ足を運び、自分の時間と仕事の時間を重ねていきました。
今回の「樹のように」は、病気そのものだけを追う番組ではありません。患者に「どう生きるか」を問いかけてきた医師が、自身の限られた時間の中で何を選び、どのように日々を過ごしたのかが大きな見どころです。
「最期まで生きる」とは?番組が追う自宅での時間
NBS公式では、瀬角医師の言葉として「死ぬんじゃなくて、最期まで生きるんだ」という考えを紹介しています。そして、最後に選んだ場所は大切なわが家だったとされています。
これまで患者の自宅での療養や看取りを支えてきた瀬角医師が、自分の最後の場所として自宅を選ぶことには、番組のテーマが凝縮されています。医療をする側と受ける側が入れ替わったとき、これまで大切にしてきた考えがどのように自分自身の選択につながったのかが注目点です。
番組予告には、仲間が企画したコンサートや家族の手のぬくもりも挙げられています。大きな出来事だけではなく、周囲の人と過ごした時間や日常の感触を通して、瀬角医師が「最期まで生きる」姿が描かれることがうかがえます。
訪問診療クリニック樹の公式サイトでは、瀬角医師が2026年3月9日に亡くなったこと、そして5月に「瀬角英樹を偲ぶ会」が開かれたことが案内されています。ただし、公式案内は死因を明記していないため、すい臓がんが直接の死因だったと断定することはできません。
訪問診療クリニック樹の名前と「樹のように」というタイトル
今回のタイトルにある「樹」は、瀬角医師が院長を務めた訪問診療クリニック樹と同じ文字です。番組公式はタイトルの意味を詳しく説明していませんが、医師の人生とクリニックの歩みを重ねる題名になっています。
クリニック公式には、NBSが開設当初から取材してきたことが記されています。短期間の取材ではなく、診療を続けていた時期から闘病、そして最期まで記録されたからこそ、医師としての姿だけでなく、患者、家族、仲間との関係も含めた番組になっていると考えられます。
「看取り」は終末期の一場面だけを指すものではありません。今回の番組では、瀬角医師が大切にしてきた「生きる時間」をどのように支えたのか、そして自分自身はその時間をどう過ごしたのかを見ることができます。
ナレーションは小林聡美
今回のナレーションを担当するのは、俳優の小林聡美さんです。NBS公式の10月23日放送案内で明記されています。
ドキュメンタリーでは、ナレーションが映像の受け止め方に大きく関わります。今回のように、患者や家族、医療、死という繊細なテーマを扱う番組では、取材映像や本人の言葉を邪魔せずに支える語りが重要です。
小林聡美さんがどのような調子で瀬角医師の言葉や周囲の人の思いをつなぐのかも、放送を見届けるうえで注目したいポイントです。
NBSの過去取材から分かる今回の見どころ
NBSは今回の特別番組より前から瀬角医師を取材しています。2025年の記事では、がんの手術後に診療へ戻り、患者と再会する様子や、再発・転移の可能性を告げられた後の言葉が紹介されました。
その時点で瀬角医師は、長く生きることだけを目標にするのではなく、自分が死に向かう過程を考える必要があると語っていました。今回の番組は、その後の時間まで含めて「最期の日まで」を追っています。
過去の記事を読んだことがある方にとっては、その時に語っていた考えがどのような日々につながったのかを確かめる番組になります。初めて瀬角医師を知る方にとっても、訪問診療という仕事と本人の闘病が一本の線でつながる構成になりそうです。
参考にした情報
よくある質問
「樹のように-看取り支えた医師の最期-」はいつ放送されますか?
2026年10月23日(金)19時からNBS長野放送で放送されます。訪問診療クリニック樹の公式サイトでも同日時の放映が案内されています。
瀬角英樹医師はどんな医師ですか?
松本市の訪問診療クリニック樹で院長を務め、自宅で療養する患者と家族を支えてきた医師です。2024年にすい臓がんが判明した後も治療を受けながら診療を続けました。
瀬角英樹医師の死因はすい臓がんですか?
瀬角医師がすい臓がんと闘病していたことはNBSが報じていますが、クリニック公式の訃報では死因を明記していません。そのため、すい臓がんが直接の死因だったとは断定できません。
ナレーションは誰ですか?
俳優の小林聡美さんです。NBS公式の10月23日放送案内に記載されています。
まとめ
「NBSフォーカス∞信州 樹のように-看取り支えた医師の最期-」は、瀬角英樹医師が患者の看取りを支える立場から、自身の命と向き合う立場になった時間を追う番組です。
すい臓がんが分かった後も診療を続け、最後に自宅を選んだ瀬角医師。クリニック開設当初から続いた取材だからこそ、医療者としての姿だけでなく、家族や仲間と過ごした最期までが描かれます。
10月23日(金)19時からの放送では、瀬角医師が問い続けた「生きること」と「看取ること」に、本人の言葉と周囲の人の記憶を通して向き合う時間になりそうです。

