TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • シェイクスピア&ハサウェイ第5話「苦労と災い」ネタバレ|市長殺害の犯人とビリーを陥れた真相|10/23 17:15

シェイクスピア&ハサウェイ第5話「苦労と災い」ネタバレ|市長殺害の犯人とビリーを陥れた真相|10/23 17:15

10月23日(金)17時15分からNHK BSP4Kで放送予定の「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿(5)『苦労と災い』」は、市長殺害の容疑をかけられた地元の犯罪者ビリーを、フランクとルーが救おうとする回です。

結論からいうと、ビリーは市長殺害の真犯人ではありません。事件の核心にいるのは、市長ダンカン・レクスラーの後継をめぐる政治的な思惑と、次期市長モーゼス・アビオラをめぐる秘密の関係でした。ここでは放送前後に気になりやすい「犯人は誰か」「なぜビリーが疑われたのか」「決め手は何だったのか」を、時系列で整理します。

10月23日の放送情報

項目内容
放送日時2026年10月23日(金)17:15〜
放送局NHK BSP4K
話数第5話
邦題苦労と災い
原題Toil and Trouble
主な出演マーク・ベントン、ジョー・ジョイナー、パトリック・ウォルシュ・マクブライドほか

海外の公式配信ページでは、第5話は「夜中に市長が殺害され、地元の犯罪者ビリーが疑われる。フランクとルーが彼の無実を証明しようとする」という筋立てで紹介されています。

シリーズの人物関係を先に整理したい方は、1分で『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』とは?フランクとルーの出会い・事件簿の入口を整理もあわせて読むと、フランクがなぜビリーを放っておけないのか分かりやすくなります。

「苦労と災い」のあらすじを時系列で整理

市長レクスラーが殺害され、ビリーが最重要容疑者になる

アーデンの市長ダンカン・レクスラーが、人気のない自宅で殺害されます。現場周辺からはビリー・“ザ・ブリック”・ポーターズにつながる材料が見つかり、しかも本人は姿を消していました。

警察から見れば、前科のあるビリーが逃走し、事件現場の近くに彼の痕跡まであるという状況です。DIマーロウは、元刑事のフランクがかつてビリーと深い関係を持っていたことを知っており、彼の居場所を知っているのではないかと圧力をかけます。

ところがビリー本人はフランクのもとへ現れ、自分は殺していないと訴えます。フランクは、ビリーが信用できる人物ではないことを承知しながらも、「殺人までやる男ではない」と判断して調査に乗り出します。

フランクがビリーを信じる理由は過去の借りだった

フランクとビリーの関係は単なる顔見知りではありません。フランクが警察官だったころ、ビリーは情報提供者として捜査に協力していました。

しかし捜査情報が漏れたことで、ビリーは犯罪者集団から激しい報復を受けます。フランクには「自分の情報提供者を守れなかった」という負い目が残っていました。この過去があるため、今回の事件でも彼はビリーの無実を簡単には切り捨てません。

この設定は、ただの人情ではなく第5話の重要な土台です。フランクはビリーを全面的に信用しているわけではありませんが、過去の責任を背負っているからこそ、警察より先に「本当に殺人までしたのか」を確かめようとします。

市長殺害の背景にある住宅開発と対立

ヒルベリー・ウッズの住宅開発が事件の中心にある

市長レクスラーは、開発業者ヴィクトリア・キャスネスとともに住宅開発計画を進めていました。一方、森林を守ろうとするヒルベリー・アクション・グループは計画に強く反対しており、対立はかなり激しくなっています。

ビリーの母エディ・グライムスは、その反対運動側の中心人物です。つまりビリーには「家族ぐるみで開発に反対していた」という、警察から見れば分かりやすい動機まで成立してしまいます。

さらにビリーの血まみれの姿や、事件現場付近に残された車などが重なり、状況証拠はどんどん彼に不利になります。ここがこの回の大きなミスリードです。

レクスラー市長は殺される前に「心変わり」していた

調査を進めるフランクとルーは、市長レクスラーが住宅開発への態度を変えようとしていたことに気づきます。次期市長を狙うモーゼス・アビオラは、レクスラーから電話を受けていたにもかかわらず、そのやり取りを正直に話していませんでした。

モーゼスには政治的な野心があり、将来国政へ進むためにも、影響力のあるヴィクトリアの支援が必要です。このため一時は、モーゼスとヴィクトリアが市長殺害に関与したのではないかという疑いが強まります。

しかし、ここも犯人を隠すためのもう一段のミスリードです。二人には隠し事があり、住宅開発をめぐる利害もありますが、市長を実際に殺した人物は別にいました。

犯人は誰?市長レクスラーを殺した真犯人

真犯人はフレイヤ・エルストブです。 フレイヤは次期市長モーゼスと秘密の関係を持っていました。

レクスラーは、モーゼスが妻を捨ててフレイヤと一緒になるつもりはないと見抜いており、その関係を厳しく見ていました。さらに市長選や住宅開発をめぐる動きのなかで、フレイヤにとってレクスラーの存在は、モーゼスとの将来を壊しかねないものになっていきます。

フレイヤはレクスラーのもとを訪れ、モーゼスとの関係について話します。しかしレクスラーは彼女の望む答えを与えず、モーゼスは妻を捨てないだろうと突きつけました。感情を抑えきれなくなったフレイヤは、レクスラーを殺害します。

つまり殺人の直接的な動機は、住宅開発そのものではなく、モーゼスへの執着と、自分たちの関係を否定されたことへの衝動でした。政治と開発をめぐる大きな対立が目くらましになり、最後には非常に個人的な感情が犯行へつながったことが分かります。

ビリーはなぜ疑われた?血と車の意味

ビリーが疑われた理由は、彼が前科者だからというだけではありません。事件現場付近で彼の指紋がついた車が見つかり、さらに彼自身が血まみれの姿で現れます。

ただし、この血は市長殺害を直接証明するものではありません。ビリーは別件で不法侵入などに関わっており、その行動のせいで自分から疑いを深めてしまいました。

この回では「嘘をつく人物=殺人犯」とは限らない構造が何度も使われています。ビリー、モーゼス、ヴィクトリアの誰もが何かを隠しているため、フランクとルーは一つずつ嘘の理由を分けて考えなければなりません。

決め手は時計の鍵|フレイヤを追い詰めた証拠

終盤の重要な証拠が、レクスラーの遺体近くの暖炉で見つかった時計の鍵です。モーゼスの話から、レクスラーが退職祝いに時計を贈られていたことが分かり、この鍵が事件当夜の行動を再現する手がかりになります。

フランクとルーは、フレイヤが市長宅にいたことを示す流れを組み立て、彼女に犯行時の状況を再現させるような形で追い込みます。さらに、市長を発見した経緯についてフレイヤが作った説明にも無理がありました。

フレイヤは、あたかも侵入者による犯行だったように見せるため現場を偽装します。しかし「自分がそこにいた理由」を完全には消せず、時計の鍵をはじめとする細部が、彼女の説明と現場を結びつけてしまいます。

「苦労と災い」の伏線とミスリード

住宅開発反対運動は大きな目くらまし

ヒルベリー・ウッズの開発問題は、市長を恨む人物を大量に作る設定です。反対派のエディ、開発業者ヴィクトリア、政治家モーゼス、それぞれに動機らしきものがあります。

そのため、視聴者はどうしても「政治的な殺人」を想像しやすくなります。ところが真相は、政治的な構図の陰に隠れた男女関係でした。

モーゼスの嘘は犯行そのものではなく不倫を隠すため

モーゼスは市長と電話で話した事実を隠し、住宅開発でもヴィクトリアと協力しています。いかにも怪しい行動ですが、彼の最大の秘密はフレイヤとの関係です。

この「怪しい人物が本当に隠していること」と「殺人の真相」を切り離す作りが、第5話の面白さです。

ビリーの前科も視聴者の先入観を利用している

ビリーは逃げ、嘘をつき、血までつけて現れます。それでもフランクだけは「こいつは殺人犯ではない」と考え続けます。

フランクが正しいのは、ビリーが善人だからではありません。彼の犯罪者としての性格と、殺人を犯すかどうかを別々に見ているからです。元刑事らしい人物の見方が、今回の推理の軸になっています。

前回第4話との違い

前回の第4話「この荒々しい魔術」では、舞台上のマジック事故をめぐる謎が中心でした。第5話はそこから雰囲気が変わり、地方政治、住宅開発、環境保護運動、不倫関係が重なった事件になります。

前回の舞台やロケ地に興味がある方は、第4話「この荒々しい魔術」のロケ地記事も参考になります。

また、シリーズのネタバレ記事としては、第3話「約束された終焉」の犯人と24時間の殺害予告の真相も公開しています。

次回への引きはある?

第5話の事件自体は、フレイヤの犯行が明らかになり、ビリーの市長殺害容疑が晴れることで一区切りつきます。

ただしビリーは殺人事件とは別の違法行為について責任を問われる可能性が残り、フランクとの関係も完全に清算されるわけではありません。フランクが過去の警察官時代をどう抱えているかを示す回としても意味があります。

参考にした情報

よくある質問

「苦労と災い」で市長を殺した犯人は誰ですか?

犯人はフレイヤ・エルストブです。モーゼスとの関係をめぐって市長レクスラーと対立し、感情的になった末に殺害しました。

ビリーは市長殺害の犯人ではないのですか?

ビリーは真犯人ではありません。現場近くの車や血まみれの姿など疑われる材料は多いものの、市長殺害とは別の行動が疑いを深めていました。

犯人を追い詰める重要な証拠は何ですか?

重要なのは、遺体近くの暖炉で見つかった時計の鍵です。レクスラーが持っていた時計とのつながりから、事件当夜の行動を崩す手がかりになります。

まとめ

「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」第5話「苦労と災い」は、市長殺害をめぐって前科者ビリー、環境保護運動、住宅開発業者、次期市長候補が次々に疑われる回です。

真犯人はフレイヤで、動機の中心にあったのはモーゼスとの秘密の関係でした。住宅開発をめぐる政治的対立は大きなミスリードとなり、最後は時計の鍵とフレイヤの説明の矛盾から真相へ近づきます。ビリーを疑わせる材料が多いほど、フランクが人物を肩書きや前科だけで判断しない姿勢も際立つエピソードです。

このテーマの関連記事はこちら