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グレートネイチャー「砂漠のミステリー」北米3つの絶景はなぜ生まれる?白い砂丘・生き物・動く石を整理|10/23 11:30

10月23日(金)11時30分からNHK BSP4Kで放送される「驚き!地球!グレートネイチャー」は、「追跡!砂漠のミステリー」と題して、北米大陸の砂漠にある3つの不思議な景観を取り上げます。

注目点は、チワワ砂漠に広がる純白の砂丘、砂漠なのに多くの生き物が暮らすソノーラ砂漠、そしてデスバレーで見られるひとりでに動いたような石の跡です。見た目だけでは理由が分かりにくい3つの現象を、放送前に分かっている公的情報から整理しました。

10月23日の放送日時と今回のテーマ

項目内容
放送日時2026年10月23日(金)11:30〜12:00
放送局NHK BSP4K
番組名驚き!地球!グレートネイチャー
サブタイトル追跡!砂漠のミステリー
主な舞台チワワ砂漠、ソノーラ砂漠、デスバレー

JCOMの4K番組表では、10月23日11時30分から30分枠で放送され、チワワ砂漠、ソノーラ砂漠、デスバレーの3地域をめぐる内容と案内されています。

今回はひとつの砂漠を深く追うのではなく、「砂漠なのに、なぜこうなるのか」という異なる疑問を並べて見る構成です。白さ、生物の多さ、石の移動という一見ばらばらな現象ですが、いずれも水・地形・気候が重要な鍵になります。

チワワ砂漠の純白の砂丘はなぜ白い?

純白の砂丘として考えるうえで重要なのが、ニューメキシコ州のホワイトサンズ国立公園です。米国国立公園局によると、ここはチワワ砂漠の中にあり、世界最大の石こう砂丘地帯が広がっています。

一般的な砂の多くは石英を主成分としますが、ホワイトサンズの砂は石こうが中心です。国立公園局は、この地域の砂が約98%の石こうから成ると説明しています。石こうは水に溶けやすいため、これほど大規模な砂丘として残ること自体が珍しい特徴です。

白い砂はどうやって砂丘になった?

ホワイトサンズの地質解説では、かつて周囲の山地から水に溶けた石こう成分が盆地へ運ばれ、古い湖に蓄積したとされています。気候が乾燥すると湖は縮小し、乾いた湖床などに石こうの結晶が残りました。

その結晶が風や水の作用で細かく砕かれ、さらに風に運ばれて砂丘をつくります。強い風の中で粒が磨かれることも、明るく白い景観につながっています。つまり、白い砂丘は単に「白い岩が砕けた場所」ではなく、盆地に水が集まり、蒸発し、結晶ができ、風が運ぶという長い循環の結果です。

砂漠なのに水が重要なのもポイント

白い砂丘は乾燥した景観ですが、その維持には地下水も関係しています。国立公園局は、砂丘の地下浅い場所に地下水があり、砂丘が飛散しきらず保たれるうえで重要だと説明しています。

見た目は乾燥の象徴でも、成り立ちを追うと水の存在が浮かび上がるところが、この砂丘の大きな面白さです。番組では白さだけでなく、砂丘がどう生まれ、なぜそこに残り続けられるのかにも注目すると理解しやすくなります。

ソノーラ砂漠になぜ生き物が多い?

2つ目の舞台はソノーラ砂漠です。米国国立公園局のサワロ国立公園の解説では、ソノーラ砂漠は非常に生物多様性の高い砂漠で、その理由として水の量と大きな標高差が挙げられています。

砂漠というと雨が少なく、生き物も少ない印象があります。しかしソノーラ砂漠では、雨の時期があり、標高によって気温や植生も変わります。サワロ国立公園には砂漠低地から高い山地まで複数の生物群集があり、それぞれに異なる生き物が暮らせる環境が生まれています。

サボテンだけではない多彩な環境

低地ではサワロをはじめ、メスキートやパロベルデなど乾燥に適応した植物が見られます。一方、標高が上がると気温が下がり、より湿った環境を好む植物や動物も現れます。

動物も、昼の高温を避けて夜に活動したり、巣穴や日陰を利用したりと、厳しい暑さをしのぐ工夫を持っています。国立公園局はロードランナー、ツノトカゲ、アメリカドクトカゲ、カンガルーネズミなど多様な動物を紹介しています。

「砂漠なのに生き物が多い」という謎は、砂漠全体が同じ条件ではないことを知ると見え方が変わります。降水、標高差、山地、局地的な水場が重なることで、小さな環境の違いが数多く生まれ、多様な生き物の居場所になっています。

デスバレーの石は本当にひとりでに動く?

3つ目はデスバレー国立公園のレーストラック・プラヤで知られる「動く石」です。乾いた湖底の平らな地面に石があり、その後ろに長い移動跡が残るため、かつては「誰も見ていない間に石が動く」大きな謎として知られていました。

米国国立公園局によると、石の中には重さが数百キロに達するものがあり、長い軌跡を残す例もあります。長年さまざまな説が出ましたが、観測によって水、薄い氷、風が重なると石が動くことが確認されました。

動く条件は水・氷・風の組み合わせ

国立公園局が紹介する研究では、まず乾いた湖底に浅く水がたまり、寒い夜に水面が薄く凍ります。日中に氷が割れて大きな薄い板状になり、風でゆっくり動くと、その氷が石を押します。

石は軟らかくなった湖底の表面を移動し、後ろに線状の跡を残します。いつでも起きる現象ではなく、浅い水、凍結できる低温、壊れずに動く程度の氷、風などの条件がそろう必要があります。

「灼熱のデスバレーで氷が石を動かす」という意外性も大きな見どころです。暑さのイメージが強い土地でも、季節や夜間の条件によっては氷が現象の主役になることが分かります。

3つの砂漠をつなぐ共通点

今回の3テーマは、白い砂、生物の多さ、動く石と見た目は大きく異なります。しかし共通しているのは、乾燥地でも水の影響が非常に大きいことです。

チワワ砂漠の白い石こう砂丘では、かつての湖や現在の地下水が成り立ちに関係します。ソノーラ砂漠では雨や標高差が生物の居場所を増やし、デスバレーでは一時的な水と氷が石を動かします。

砂漠を「水がない場所」とだけ捉えると、この3つの現象は不思議なままです。ところが水が少ないからこそ、たまに現れる水の影響が地形や生態系に強く表れると考えると、番組の3つの謎を一本の流れで見やすくなります。

グレートネイチャーの関連回もあわせて見たい

「驚き!地球!グレートネイチャー」は、地形や気候が絶景をどう作るのかを追う回が多い番組です。今回の砂漠回が気になる方は、氷河の青い氷を扱ったグレートネイチャーの氷河回の記事も、自然現象を仕組みから見るという点でつながりがあります。

砂漠と氷河は正反対に見えますが、どちらも水の状態変化や気候、地形の組み合わせが景観を大きく左右します。今回のデスバレーでは氷そのものが石の移動に関わるため、対照的な地域を見比べると番組の面白さがより伝わります。

参考にした情報

よくある質問

10月23日のグレートネイチャーは何時から放送されますか?

2026年10月23日(金)11時30分から12時まで、NHK BSP4Kで「追跡!砂漠のミステリー」が放送予定です。

チワワ砂漠の白い砂丘は何でできていますか?

ホワイトサンズ国立公園の白い砂丘は主に石こうの砂でできています。周囲から運ばれた石こう成分が盆地に集まり、結晶化した後、風などで細かく砕かれて砂丘を形成しました。

デスバレーの石が動く理由は何ですか?

レーストラック・プラヤでは、浅い水が凍ってできた薄い氷が風で動き、石を押すことで移動跡が生まれる現象が観測されています。

まとめ

10月23日の「驚き!地球!グレートネイチャー 追跡!砂漠のミステリー」は、チワワ砂漠の純白の砂丘、ソノーラ砂漠の豊かな生態系、デスバレーの動く石という北米3つの不思議を追う回です。

白い砂丘は石こうと水・風の循環、ソノーラ砂漠の生物多様性は雨や標高差、デスバレーの動く石は水・氷・風の珍しい組み合わせが鍵になります。3つを比べると、乾燥地の景観や生態系にも水が大きく関わっていることが見えてきます。

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