古畑任三郎第1シリーズ#9・#10あらすじ|石黒賢「殺人公開放送」と小堺一機「矛盾だらけの死体」|10/23 11:00
2026年10月23日(金)11時から日本映画専門チャンネルで、「警部補・古畑任三郎(第1シリーズ)<デジタルリマスター版> #9-#10」が放送されます。
今回の2話は、第9話「殺人公開放送」と第10話「矛盾だらけの死体」。犯人役はそれぞれ石黒賢さんと小堺一機さんで、どちらも最初に犯人の行動を見せ、その後に古畑が小さな矛盾を積み上げて追い詰めていく倒叙型ミステリーです。
古畑任三郎#9・#10の放送日時とキャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月23日(金) |
| 放送開始 | 11:00 |
| 放送局 | 日本映画専門チャンネル |
| 第9話 | 「殺人公開放送」 |
| 第9話ゲスト | 石黒賢 |
| 第10話 | 「矛盾だらけの死体」 |
| 第10話ゲスト | 小堺一機 |
| 主演 | 田村正和 |
| レギュラー | 西村まさ彦 |
| 脚本 | 三谷幸喜 |
日本映画専門チャンネル公式では、第1シリーズを「古畑任三郎が完全犯罪を企む犯人たちと対決する1話完結型のサスペンス」と紹介しています。10月23日は、その中でもテレビ公開収録を舞台にした第9話と、政治家秘書の偽装工作を描く第10話が続けて楽しめる編成です。
すでに第7話〜第12話をまとめた記事もあるため、シリーズ全体の流れを確認したい方は古畑任三郎#7〜#12のあらすじ・犯人役まとめもあわせてどうぞ。
第9話「殺人公開放送」のあらすじを時系列で紹介
第9話の犯人は、石黒賢さんが演じる霊能力者・黒田清です。テレビにも出演する人気者ですが、物語の冒頭で、その霊視に仕掛けがあることが視聴者には明かされます。
1. 黒田清が霊視の仕込みを見られる
黒田は河原で、霊視を成立させるための仕込みをしていました。ところが、その様子を中島という男に目撃されてしまいます。
霊能力者としての名声を守りたい黒田にとって、仕掛けを見られたことは致命的です。口論から取っ組み合いになり、中島は土手から落ちて死亡。黒田は遺体を隠し、その場を離れます。
2. 公開収録で古畑と今泉が黒田を見る
その後、テレビ局では霊能力を検証する番組の公開収録が始まります。観客席には古畑任三郎(田村正和)と今泉慎太郎(西村まさ彦)の姿もあります。
黒田は霊視によって河原の赤いスカーフを言い当てますが、番組に出演した科学者・神宮教授が、その仕掛けを見破ります。黒田は霊能力者としての立場を守るため、さらに大きな賭けに出ます。
3. 黒田が自分の犯した殺人を「霊視」する
黒田は河原に死体があると言い、結果として中島の遺体が発見されます。黒田だけが知っているはずの情報を言い当てれば、「本当に霊視できた」と周囲に信じてもらえると考えたわけです。
ここが第9話の大きな転換点です。殺人の隠蔽のために、犯人自身が事件をテレビの前に持ち出してしまうため、黒田の言動そのものが古畑の観察対象になります。
4. 古畑が収録映像の違和感を拾う
古畑は、黒田の霊視を素直に信じません。公開収録で残された映像や発言を一つずつ見直し、「本当にその時点で見えていたのか」「知っていたから言えたのではないか」と検証していきます。
この回の面白さは、超能力の有無を争う話ではなく、テレビという記録媒体が犯人の言動を残している点です。黒田は自分の能力を証明しようとするほど、古畑に検証材料を与えることになります。
第9話の主要キャストと見どころ
| 役名 | キャスト | ポイント |
|---|---|---|
| 古畑任三郎 | 田村正和 | 黒田の発言と収録映像の矛盾を追う |
| 今泉慎太郎 | 西村まさ彦 | 古畑とともに公開収録を見守る |
| 黒田清 | 石黒賢 | 人気霊能力者。自らの立場を守るため大胆な偽装に出る |
| 神宮教授 | 山口崇 | 黒田の霊能力を科学的に検証する立場 |
最大の見どころは、黒田が「絶対に知らないはずのことを知っている」という強みを、自分からテレビで披露してしまう皮肉です。石黒賢さん演じる黒田の余裕が少しずつ崩れ、古畑の質問が効き始める過程に注目です。
第10話「矛盾だらけの死体」のあらすじを時系列で紹介
第10話の犯人は、小堺一機さんが演じる政治家秘書・佐古水茂雄です。第9話がテレビの公開空間を利用した犯行なのに対し、第10話は政治家の周辺で起きた密室的な事件が中心になります。
1. 佐古水が議員の愛人を殺害する
佐古水は、仕える議員・鵜野忠国の愛人である沢田マリとの別れ話に関わります。もみ合いでマリが意識を失うと、佐古水は睡眠薬を使って彼女を自殺に見せかけようとします。
さらに鵜野とのやり取りの中で感情が爆発し、佐古水は鵜野まで殴って昏倒させます。現場には「女性の自殺」として片づけるには説明しにくい状況が残ることになります。
2. 佐古水は第一発見者のように現場へ戻る
佐古水は一度現場を離れた後、「マリから自殺をほのめかす電話を受けた」と装って戻ってきます。自分は事件後に駆けつけただけだという筋書きです。
しかし、古畑は現場の状態と佐古水の説明がうまく一致していないことに気付きます。タイトルの「矛盾だらけの死体」は、犯人が急いで整えた物語に綻びが多いことを示しています。
3. 死んだと思われた鵜野が生きていた
佐古水にとって最大の誤算は、殴って死んだと思っていた鵜野が一命を取り留めたことです。しかも鵜野は一時的に記憶を失っており、「証言されるかもしれない」「まだ思い出していないかもしれない」という不安が佐古水を追い込みます。
古畑はその心理を利用し、佐古水に揺さぶりをかけていきます。第9話が記録映像を材料にした論理戦なら、第10話は犯人の焦りを利用する心理戦の色が強い回です。
4. 古畑は証言と現場の食い違いを詰める
古畑は、佐古水が作った説明をそのまま受け取らず、死体の状況や部屋に残る情報と照らし合わせます。犯人はひとつの偽装を成立させるために別の説明を加えますが、そのたびに新しい矛盾が生まれていきます。
小堺一機さんの軽妙な雰囲気があるからこそ、追い詰められていく佐古水の狼狽が際立ちます。古畑が声を荒らげず、相手の不安を増幅させるように質問を重ねる場面が見どころです。
第10話の主要キャストと見どころ
| 役名 | キャスト | ポイント |
|---|---|---|
| 古畑任三郎 | 田村正和 | 現場と証言の食い違いから佐古水に迫る |
| 今泉慎太郎 | 西村まさ彦 | 古畑の捜査に関わり、犯人への揺さぶりにも使われる |
| 佐古水茂雄 | 小堺一機 | 議員秘書。偽装を重ねるほど矛盾が増えていく |
| 鵜野忠国 | 森山周一郎 | 佐古水が仕える議員。事件後に生存していたことが波乱を生む |
| 沢田マリ | 泉本のり子 | 鵜野の愛人で、事件の被害者 |
第10話は、派手なトリックよりも「嘘を成立させるためにさらに嘘が必要になる怖さ」が印象に残る一話です。古畑が犯人の説明を一気に崩すのではなく、違和感を一つずつ並べて逃げ道を狭めていく過程を追うと楽しみやすくなります。
#9と#10はどこが違う?2話続けて見るポイント
第9話と第10話は、どちらも犯人が自分の立場を守ろうとして犯行後の工作を行います。ただし、追い詰められ方はかなり違います。
第9話の黒田は、テレビという大勢の目がある場所で「能力」を証明しようとします。自信を見せるほど記録が残り、その記録が古畑の証拠になります。
一方、第10話の佐古水は、密室で作った筋書きを守ろうとして説明を重ねます。こちらは記録よりも、現場の不自然さと犯人自身の心理が崩壊のきっかけになります。
2話を続けて見ると、古畑が同じ方法で犯人を追うのではなく、相手の性格や事件現場に合わせて攻め方を変えていることがよく分かります。
参考にした情報
よくある質問
古畑任三郎第9話「殺人公開放送」の犯人役は誰ですか?
犯人・霊能力者の黒田清を演じるのは石黒賢さんです。霊視の仕掛けを隠そうとしたことから事件が起こり、公開収録での言動が古畑の追及材料になります。
第10話「矛盾だらけの死体」の犯人役は誰ですか?
政治家秘書・佐古水茂雄を演じるのは小堺一機さんです。現場を自殺や無理心中のように見せようとしますが、説明と状況の矛盾を古畑に見抜かれていきます。
10月23日は何時から放送されますか?
日本映画専門チャンネルで2026年10月23日(金)11:00から「#9-#10」として放送予定です。
まとめ
10月23日放送の「警部補・古畑任三郎」第1シリーズ#9・#10は、石黒賢さん演じる霊能力者を追う「殺人公開放送」と、小堺一機さん演じる政治家秘書を追う「矛盾だらけの死体」の2本です。
第9話はテレビ収録の記録、第10話は現場と証言の矛盾という別々の手掛かりから、古畑が犯人の作った筋書きを崩していきます。2話連続で見ることで、田村正和さん演じる古畑の観察力と、犯人ごとに変わる追い詰め方の面白さを味わえます。

