素晴らしい風船旅行の旅ルートは?ベテューヌからパリ・モンブラン・カマルグへの訪れ方|10/23 6:15
10月23日(金)午前6時15分からWOWOWシネマで放送される「素晴らしい風船旅行(字幕版)」は、気球に乗った老科学者と少年パスカルがフランスを縦断するように旅していく1960年の冒険ファンタジーです。
作品の大きな魅力は、空から見たフランスの風景そのもの。WOWOW公式では、北フランスを出発し、パリを経てアルプスへ向かい、モンブランを越えてさらに南へ飛ぶ流れが紹介されています。ここでは、映画の旅程を現在の地名に置き換えながら、実際に訪れるならどこを目指せばよいのかを整理します。
素晴らしい風船旅行の放送日時と作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月23日(金)6:15〜 |
| 放送局 | WOWOWシネマ |
| 原題 | Le Voyage en ballon |
| 制作 | 1960年・フランス |
| 監督・脚本 | アルベール・ラモリス |
| 主な出演 | パスカル・ラモリス、アンドレ・ジル、モーリス・バケ |
| 内容時間 | 84分 |
WOWOW公式によると、ラモリス監督が考案した空中撮影技術を生かし、田園、パリ、アルプス、草原などを上空から捉えた映像が全編の見どころになっています。
短編「白い馬」「赤い風船」で知られる監督が、長編でフランスの広い風景を一本の旅として見せた作品です。
映画の旅ルートは北フランスから南フランスへ
「素晴らしい風船旅行」は、ひとつの町だけを舞台にした作品ではありません。気球で移動する設定を生かし、北から南へとフランスの風景が切り替わっていくのが特徴です。
WOWOW公式で明記されている大きな流れは、北フランス、パリ、アルプス、モンブラン、その先の南フランスです。フランス語の作品資料では、出発地としてベテューヌ、終盤の地域としてカマルグが挙げられています。
つまり現地を巡るなら、映画の順番に近い形で「ベテューヌ→パリ→シャモニー・モンブラン周辺→カマルグ」とつなぐと、作品の空の旅を地上から追いやすくなります。
出発地として紹介されるベテューヌ
フランス語版の作品資料では、気球の旅はベテューヌ(Béthune)から出発するとされています。北フランスのオー=ド=フランス地域圏にある町で、中心部のGrand’Placeが代表的な景観です。
ベテューヌ観光局によると、Grand’Placeは町の中心で、カフェやレストランが並び、中央には鐘楼があります。現在の広場は第一次世界大戦後の再建によるアール・デコと地域的な建築意匠が特徴です。
映画と同じ空の高さから町を見ることはできませんが、地上ではGrand’Placeと鐘楼周辺を歩くのが分かりやすい入口になります。パリから北へ移動する旅程に組み込むなら、北フランス側の起点として覚えておきたい場所です。
パリは劇中でもはっきり登場する主要地点
WOWOW公式のあらすじには、気球がパリなどを経由すると明記されています。都市の上空を進む場面は、田園や山岳地帯との対比も印象的です。
映画のロケ地をWikidataの記録から整理するMovie Scene Mapでも、パリは撮影地のひとつとして挙げられています。作品資料にはノートルダム大聖堂の上空を通る場面への言及もあり、パリ中心部の歴史的景観が空撮の重要な要素だったことが分かります。
現在パリを訪れるなら、ノートルダム大聖堂が立つシテ島周辺を歩くと、映画で描かれた「上空から見たパリ」と地上の街並みを重ねやすいでしょう。ただし、映画の全カットについて撮影位置が特定されているわけではないため、個々の建物を「このカットの撮影地点」と断定するのは避けたほうが安全です。
モンブランは映画ルート最大の山岳スポット
WOWOW公式が固有名詞で挙げている中で、とくに目を引くのがモンブランです。気球はアルプスへ向かい、モンブランを越えてさらに南へ進みます。
映画を見て「この雪山はどこ?」と気になった場合、まず押さえたいのがフランス側の拠点シャモニー・モンブランです。モンブラン山群の麓に位置し、山岳観光の玄関口として知られています。
シャモニー・モンブランへのアクセス
シャモニー観光局によると、谷へは鉄道・バス・車でアクセスできます。ジュネーブ国際空港は約88kmで、ジュネーブ方面からバス移動も可能です。
鉄道では、サン・ジェルヴェ・レ・バン=ル・ファイエ駅などからMont-Blanc Expressでシャモニー方面へ入れます。現地では列車と路線バスが谷の村々を結んでいるため、レンタカーなしでも山岳景観を楽しみやすいのが利点です。
映画のようにモンブランを気球で越える旅ではありませんが、山麓から見上げるだけでも、画面に現れる雪山のスケールを実感しやすいでしょう。天候や季節によって山の見え方が大きく変わるため、訪問時は現地の運行情報や気象情報を確認するのがおすすめです。
南の到達地域として挙げられるカマルグ
フランス語の作品資料では、北のベテューヌから南へ進んだ旅の先としてカマルグ(Camargue)が挙げられています。カマルグはローヌ川デルタに広がる湿地帯で、アルル、サント=マリー=ド=ラ=メール、ポール=サン=ルイ=デュ=ローヌにまたがる地域です。
France.frによると、カマルグはユネスコ生物圏保護区に含まれ、湿地、砂浜、塩性湿地など多様な景観があります。フラミンゴでも有名ですが、映画の映像と重ねるなら、広い平原と馬・牛のいる風景に注目したい場所です。
WOWOW公式も本作の見どころとして草原を疾走する馬や牛の群れを挙げています。アルプスの雪山から一転して、南仏らしい開けた土地が現れることで、気球の旅がどれほど長い距離を進んだのかが伝わってきます。
カマルグを訪れるならアルルなどを入口に
カマルグは一つの観光施設ではなく広大な地域です。France.frは、アルル、サント=マリー=ド=ラ=メール、ポール=サン=ルイ=デュ=ローヌの3自治体にまたがるデルタとして紹介しています。
初めて訪れるなら、鉄道で入りやすいアルルを拠点にする方法が考えやすいでしょう。そこから湿地や自然公園方面へ移動すると、作品終盤を思わせる南フランスの風景に近づけます。
自然保護地域には私有地や立ち入りに配慮が必要な場所もあります。現地の観光案内所や自然公園の案内に従い、指定された道路・遊歩道から景観を楽しむのが安心です。
撮影地として記録されるブレストとロクロナン
劇中の旅ルートとは別に、撮影地データとして押さえておきたいのがブレストとロクロナンです。Movie Scene MapはWikidataに記録された撮影地として、パリ、ブレスト、ロクロナンの3か所を掲載しています。
ここは重要な区別で、WOWOW公式が説明する「物語の移動先」と、撮影データとして記録された「実際の撮影地」は同じとは限りません。ロケ地巡りを目的にする場合は、こちらの3地点を意識すると記事や映像資料を照合しやすくなります。
ブレストは海の景観が魅力
ブレストはフランス北西端のブルターニュにある港町です。ブルターニュ観光公式サイトは、大きな港湾景観に加え、市内を徒歩、バス、トラム、ロープウェーなどで巡れる都市として紹介しています。
映画で特定のどの場面がブレスト撮影かまでは今回確認できていません。そのため、現地を訪れる際は「作品の撮影地として記録されている都市」の一つとして、港や海に開けた景色を楽しむのがよいでしょう。
ロクロナンは石造りの町並みが残る
ロクロナン観光局は、この町を建築的価値が高く、芸術家や映画制作者にも親しまれてきたブルターニュの町として紹介しています。石造りの建物がまとまって残り、現代的な大都市とは違う景観が特徴です。
パリやモンブランだけではなく、ブルターニュの地方都市まで視野に入れると、「素晴らしい風船旅行」がフランスの多様な風景を集めた作品だと実感しやすくなります。
映画と同じ順番で巡るならどう組む?
作品の流れに近づけるなら、北フランスのベテューヌから始め、パリを経由し、東へ大きく移動してシャモニー・モンブラン、最後に南へ下ってカマルグを目指す形になります。
一方で、撮影地そのものを優先するなら、ブルターニュのブレストとロクロナンも加える必要があり、かなり広範囲の周遊になります。数日で全部を巡るより、劇中ルートの4地域と撮影地データのブルターニュ2都市を別旅行に分けるほうが現実的です。
既存記事では、「素晴らしい風船旅行」の舞台・撮影地・景色とキャストをまとめています。撮影地全体を先に確認したい方は、そちらもあわせて見ると整理しやすいです。
WOWOWで「素晴らしい風船旅行」を見るには
10月23日(金)の放送はWOWOWシネマで午前6時15分から予定されています。WOWOW公式ページではアーカイブ配信中の表示も確認できます。
【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンド放送前に地名を頭に入れておくと、気球がどの方向へ移動しているのか分かりやすくなります。特にパリの都市景観、アルプスの雪山、南仏の草原という変化に注目すると、この作品ならではの「空からフランスを旅する」感覚を楽しめます。
参考にした情報
- WOWOW公式「素晴らしい風船旅行」
- スカパー!「素晴らしい風船旅行(字幕版)」
- フランス語版Wikipedia「Le Voyage en ballon」
- Movie Scene Map「素晴らしい風船旅行はどこで撮影された?」
- ベテューヌ観光局「La Grand’Place et ses façades Art déco」
- シャモニー・モンブラン観光局「How to get here」
- France.fr「Camargue」
- ロクロナン観光局
- ブルターニュ観光公式「Visiter Brest」
よくある質問
素晴らしい風船旅行の出発地はどこですか?
フランス語の作品資料では、北フランスのベテューヌから気球の旅が始まるとされています。WOWOW公式はより広く「北フランスを出発」と紹介しています。
映画でモンブランは登場しますか?
はい。WOWOW公式のあらすじに、気球がアルプスへ向かいモンブランを越えると明記されています。
素晴らしい風船旅行の撮影地はどこですか?
Wikidata由来の撮影地記録をまとめるMovie Scene Mapでは、パリ、ブレスト、ロクロナンが挙げられています。劇中の旅先と撮影地は分けて考える必要があります。
南フランスではどこへ向かいますか?
WOWOW公式は「さらに南へ」としています。フランス語の作品資料では旅の南側の地域としてカマルグが挙げられています。
まとめ
「素晴らしい風船旅行」の旅は、北フランスからパリ、アルプス、モンブランを経て南フランスへ向かう大きな縦断ルートです。作品資料ではベテューヌからカマルグへ至る流れが示され、撮影地データではパリ、ブレスト、ロクロナンも確認できます。
現地を訪れるなら、劇中の旅を追うルートと実際の撮影地巡りを分けて計画するのがポイントです。10月23日の放送では、気球の下に広がる町、山、草原がどこに当たるのかを意識して見ると、映像の魅力がさらに深まります。

