TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • メトロポリタン美術館「美の百科事典」10月20日|デンドゥール神殿とフェルメール、200万点超の名品はどう集まった?|10/20 21:00

メトロポリタン美術館「美の百科事典」10月20日|デンドゥール神殿とフェルメール、200万点超の名品はどう集まった?|10/20 21:00

10月20日(火)21時からNHK BS8Kで放送される「メトロポリタン美術館『美の百科事典』」は、ニューヨークのメトロポリタン美術館が、なぜ「美の百科事典」と呼ばれるほど巨大で幅広いコレクションを持つようになったのかをたどる回です。

番組情報では、紀元前8千年から現代までの名品を扱い、古代エジプトのデンドゥール神殿や、フェルメールの「水差しを持つ女」などが紹介されます。名画だけを見るのではなく、1870年の創設から現在まで、美術館そのものがどのように成長してきたのかを見るのが今回の大きなポイントです。

10月20日の放送日時と番組内容

項目内容
放送日2026年10月20日(火)
放送時間21:00〜21:59
放送局NHK BS8K
番組名メトロポリタン美術館「美の百科事典」
主なテーマメトロポリタン美術館の収集史と世界各地の名品
語り木村多江
声梅津秀行、宗矢樹頼、西村ちなみ

Gガイドの公式番組情報では、メトロポリタン美術館の収蔵品は200万点以上で、時代や地域に応じて17部門に分かれていると紹介されています。古代エジプト、ギリシャ・ローマ、ヨーロッパ絵画、アジア美術、イスラム美術だけでなく、武器・甲冑、楽器、ファッションまで含む幅広さが特徴です。

同じ番組シリーズでは印象派の名画に焦点を当てた回もあります。モネやルノワール、ゴッホの作品を8Kで見るポイントを知りたい方は、メトロポリタン美術館「印象派の巨匠たち」の8K鑑賞ポイントもあわせて読むと、今回との違いが分かりやすくなります。

なぜ「美の百科事典」と呼ばれるの?

今回の焦点は、単に「有名作品が多い美術館」という話ではありません。番組情報では、1870年の創設時には現在のような巨大美術館ではなく、そこから世界各地の作品を集めながら現在の姿へ発展した過程を描くとされています。

メトロポリタン美術館は、古代から現代まで、地域もジャンルも横断して作品を収集してきました。そのため館内を歩くと、ひとつの国やひとつの時代だけではなく、人類の美術史を横断するように鑑賞できます。こうした幅の広さが「百科事典」という表現につながっています。

今回の番組では、作品そのものの美しさに加え、「なぜこの作品がニューヨークにあるのか」「どのようにしてコレクションが形成されたのか」という背景まで見ると理解しやすくなります。美術館の歴史を知ることで、展示室が単なる名作の集合ではなく、収集・寄贈・保存の積み重ねでできていることが見えてきます。

デンドゥール神殿はなぜメトロポリタン美術館にある?

デンドゥール神殿は、今回の放送で特に注目したい展示のひとつです。メトロポリタン美術館公式によると、この神殿は紀元前1世紀に建てられた古代エジプトの建築で、女神イシスなどを祀るためのものでした。

アスワン・ハイ・ダム建設に伴う水没の危機から救うため、神殿は解体されました。エジプト政府は文化財救済への米国の貢献を認め、神殿を米国に贈呈し、その後メトロポリタン美術館に設置されました。

つまり、現在ニューヨークで見られる姿は、古代の建築をそのまま移しただけではなく、国際的な文化財保護の歴史を背負っています。巨大な石造建築が美術館の室内にあるという迫力だけでなく、「なぜここにあるのか」を知ると印象が変わります。

メトロポリタン美術館公式では、神殿は現在も同館を代表する人気作品のひとつとされています。今回の8K映像では、壁面のレリーフや石の質感、広い展示空間との関係まで見比べると、写真だけでは分かりにくい立体感を楽しめそうです。

フェルメール「水差しを持つ女」はどんな作品?

番組情報で挙げられているもうひとつの名品が、ヨハネス・フェルメールの「水差しを持つ女」です。メトロポリタン美術館公式では1662年頃の作品とされ、同館のヨーロッパ絵画部門に収蔵されています。

画面の中では、女性が窓辺に立ち、水差しと洗面器が置かれた静かな室内が描かれています。フェルメールらしい柔らかな光と、青や白を中心とした落ち着いた色調が印象的です。

メトロポリタン美術館公式の解説では、現存が確認されているフェルメール作品は36点で、そのうち5点を同館が収蔵していると説明されています。「水差しを持つ女」1点だけでなく、フェルメール作品をまとまって所蔵すること自体が、この美術館のコレクションの厚みを示しています。

過去の同番組「美の百科事典」については、メトロポリタン美術館「美の百科事典」の過去記事でも紹介しています。今回の記事では、その内容を繰り返すのではなく、代表作が美術館の収集史とどう結びつくのかを中心に整理しました。

200万点超のコレクションで注目したい分野

番組情報では、古代エジプトやヨーロッパ絵画だけでなく、アジア美術、イスラム美術、武器・甲冑、楽器、ファッションまで扱う美術館だと紹介されています。

この幅広さを見るときは、「一番有名な絵は何か」だけでなく、同じ建物の中にまったく異なる時代と文化の作品が並んでいる点に注目すると面白くなります。古代の宗教建築から17世紀オランダ絵画、さらに近現代の作品までが一つの美術館に集まることで、時代を越えた比較ができます。

とくに今回のような8K番組では、絵画の筆触だけでなく、石、金属、布、木といった素材の違いも見どころになります。美術館を実際に歩くように、ジャンルを切り替えながら鑑賞する構成になっているかにも注目です。

語りは木村多江、声の出演は梅津秀行・宗矢樹頼・西村ちなみ

番組情報では、語りを木村多江さんが担当し、声の出演として梅津秀行さん、宗矢樹頼さん、西村ちなみさんが記載されています。

美術ドキュメンタリーでは、作品名や年代だけを並べるよりも、作品が生まれた背景や美術館に渡った経緯をどう語るかで理解しやすさが変わります。今回も、映像とナレーションを合わせて見ることで、200万点を超える巨大コレクションの歴史を整理しやすくなりそうです。

視聴前に押さえたい3つのポイント

まずは1870年の創設からどう成長したのかです。現在の規模だけを見れば最初から巨大美術館だったように感じますが、番組はその形成の過程をテーマにしています。

次にデンドゥール神殿がニューヨークにある理由です。文化財保護と国際協力の歴史を知ってから映像を見ると、展示物としての意味がより明確になります。

そしてフェルメール「水差しを持つ女」です。静かな室内画が、古代建築やアジア美術などと同じ美術館で保存・展示されていること自体が、「美の百科事典」と呼ばれる理由を象徴しています。

参考にした情報

よくある質問

メトロポリタン美術館「美の百科事典」は何時から放送ですか?

2026年10月20日(火)21時から21時59分まで、NHK BS8Kで放送予定です。

今回紹介される代表作は何ですか?

番組情報では、古代エジプトのデンドゥール神殿や、フェルメールの「水差しを持つ女」などが紹介されると案内されています。

なぜメトロポリタン美術館は「美の百科事典」と呼ばれるのですか?

古代から現代まで、世界各地の絵画、彫刻、建築、工芸、武器・甲冑、楽器、ファッションなど非常に幅広い分野の作品を収蔵しているためです。

まとめ

10月20日の「メトロポリタン美術館『美の百科事典』」は、世界的な名品を見るだけでなく、1870年に創設された美術館が、200万点を超える巨大コレクションを持つまでの歩みをたどる回です。

デンドゥール神殿がエジプトからニューヨークへ移された背景や、フェルメール「水差しを持つ女」のような名画が集まった歴史を知ることで、「美の百科事典」という呼び名の意味が具体的に見えてきます。8Kならではの細部とともに、美術館そのものの歴史にも注目したい放送です。

このテーマの関連記事はこちら