「茶呂島」とはどんな島?|ドラマ「メリーベリーラブ」の舞台|10/7 22:00
ドラマ『メリーベリーラブ』で、物語の中心となる場所が「茶呂島(ちゃろしま)」です。日本テレビの公式サイトでは「小さいながらも美しい島」と紹介され、今田美桜さん演じる白浜夏凛がイチゴを育てながら暮らす場所として描かれています。
では、茶呂島は本当に存在する島なのでしょうか。結論からいうと、公式情報では茶呂島の実在地や所在地は示されておらず、作品の舞台として設定された島と考えるのが自然です。一方、実際の日本ロケは福岡県の能古島(のこのしま)を中心に行われたことが、映像産業振興機構(VIPO)の事業紹介で確認できます。
この記事では、「茶呂島は実在するのか」「モデルは能古島なのか」「ロケ地と劇中設定はどこまで同じなのか」を、番組公式と撮影事業の一次情報をもとに整理します。
茶呂島とは?『メリーベリーラブ』の物語を動かす美しい島
日本テレビの公式イントロダクションで、茶呂島は「小さいながらも美しい島」として登場します。韓国で成功していた空間プランナーのイ・ユビンは、ある事件をきっかけに地位も財産も失い、再起を目指して日本のある島へ向かいます。その行き先が茶呂島です。
茶呂島で暮らす白浜夏凛は、亡き祖父の畑を受け継いだ農業女子。新しいイチゴ作りに情熱を注ぎ、3年越しの品種認定審査に挑もうとしています。都会的な成功者だったユビンと、島で土に向き合ってきた夏凛がイチゴ畑で出会うことから、国境を越えたラブコメディが動き始めます。
茶呂島は単なる背景ではありません。夏凛の生活、祖父から受け継いだ畑、島に根を張る人間関係、そしてユビンがそれまでの価値観を揺さぶられていく過程を受け止める、物語そのものに深く関わる舞台です。
作品全体の設定やキャストを先に確認したい場合は、『メリーベリーラブ』あらすじ・キャストは?チ・チャンウク×今田美桜の日韓ラブコメを解説もあわせて読むと、茶呂島での人物関係がつかみやすくなります。
茶呂島は実在する?公式情報では所在地を特定していない
「茶呂島」という名前を見ると、実在する離島なのか気になるところです。しかし、日本テレビの公式サイトや第1話あらすじでは、茶呂島を物語の舞台として紹介しているものの、都道府県名や実在する自治体名、実在島としての住所は示されていません。
公式サイトの表現も「日本のある島」「小さいながらも美しい茶呂島」となっています。相関図では、夏凛が自然豊かな茶呂島で暮らし、パク・クナムが島のスーパー「朝日商会」で働き、水野麻理がカフェ&バー「セレンディピティ」を営んでいる設定が確認できます。
つまり、番組公式が提示しているのはドラマ世界の中の茶呂島です。現実の地理情報として「ここが茶呂島です」と案内する情報は確認できないため、「実在する島名」として断定するのは避けるべきでしょう。
ロケ地は福岡県の能古島が中心|VIPOが撮影事業を公表
茶呂島そのものの所在地は公式に示されていませんが、実際の撮影地については一次情報があります。映像産業振興機構(VIPO)のJLOX+R6活用事例では、日韓共同制作ドラマ『メリーベリーラブ(仮)』の日本での撮影について、2025年9月から2026年1月にかけて福岡県の能古島を中心に制作したと説明しています。
さらに同資料では、JAYURO PICTURES ENTERTAINMENTと松竹撮影所が連携し、地元自治体とも協力して撮影環境を整え、全10話の約70%を撮影したとされています。ネット上の目撃情報ではなく、撮影事業の公表資料で能古島の名前が確認できる点は重要です。
能古島は福岡市西区、博多湾に浮かぶ島です。海と緑が近く、自然のある暮らしを感じさせる景観は、公式が掲げる「美しい島」という茶呂島の世界観を映像にするうえで大きな役割を果たしていると考えられます。
茶呂島のモデルは能古島?「モデル」と「主要ロケ地」は分けて考える
能古島が主要ロケ地なら、「茶呂島のモデルも能古島なのでは?」と考えたくなります。ただし、ここは情報を分けて整理する必要があります。
確認できる事実は「能古島を中心に撮影した」ということです。一方で、日本テレビやVIPOが「茶呂島は能古島をモデルに設定した」と明言した公式情報は、現時点では確認できません。
そのため、正確には「茶呂島=能古島」と置き換えるのではなく、茶呂島はドラマ上の舞台名で、その島の場面を形作る主要な実写ロケ地として能古島が使われたと説明するのが適切です。物語上の地理、店、農園、人間関係まで現実の能古島と同一だと受け取らないようにすると、作品とロケ地を混同せず楽しめます。
白浜夏凛の人物像やイチゴ農家という設定については、『メリーベリーラブ』今田美桜は何役?白浜夏凛のイチゴ農家設定とチ・チャンウクとの恋を解説で詳しく整理しています。
茶呂島が物語で重要な理由|ユビンと夏凛の価値観が交差する場所
『メリーベリーラブ』では、茶呂島の自然や農業の暮らしが、ユビンと夏凛の対照的な人生を結びつけます。ユビンは韓国で大成功したスター空間プランナーでしたが、突然すべてを失って茶呂島へやって来ます。
一方の夏凛は、祖父から受け継いだ畑に立ち、時間をかけてイチゴを育ててきた人物です。公式イントロダクションには「植えれば育つ。植えてこそ実る。人生も、愛も、きっと同じ」という作品のメッセージが掲げられています。茶呂島は、この言葉を人間関係と農業の両面で見せる舞台といえます。
さらに相関図では、ワーホリ中の韓国人青年パク・クナムが茶呂島に住み着き、麻理が島で生まれ育った人物として設定されています。海外から来た人物と島に根差す人物が交わることで、「国境を越えた恋」という作品テーマも茶呂島の日常の中に組み込まれています。
ユビンがなぜ茶呂島へ来るのか、どんな人物として夏凛と関わっていくのかは、『メリーベリーラブ』チ・チャンウクは何役?イ・ユビンの人物像と今田美桜との関係を解説でも確認できます。
能古島のどこで撮影した?個別施設は公式確認できる範囲を見極める
能古島が撮影の中心だったことは公表されていますが、島内のどの施設・農園・道路・民家をどの場面に使ったのかまで、すべてが公式に一覧化されているわけではありません。
放送映像の景観から具体的な場所を推測する記事もありますが、似た風景だけで施設名を断定すると誤情報につながる可能性があります。特に夏凛のイチゴ畑や生活拠点のような重要ロケ地は、番組公式、撮影支援機関、施設側の告知などで裏付けが取れるかを分けて考える必要があります。
現時点で確実にいえるのは、「茶呂島の場面を含む日本撮影の大きな拠点が能古島だった」というところまでです。ドラマを見る際は、実在ロケ地としての能古島の風景と、作品内で創作された茶呂島の生活圏を重ねすぎないことがポイントです。
『メリーベリーラブ』茶呂島に関するFAQ
茶呂島は実在する島ですか?
日本テレビの公式情報では、茶呂島は『メリーベリーラブ』の物語の舞台として描かれていますが、実在する島として所在地は案内されていません。現時点では、劇中設定の島として理解するのが適切です。
茶呂島のロケ地はどこですか?
映像産業振興機構(VIPO)の事業紹介では、『メリーベリーラブ』の日本での撮影は福岡県の能古島を中心に行われたとされています。全10話の約70%を日本で撮影したことも公表されています。
茶呂島のモデルは能古島ですか?
能古島が主要な撮影地であることは確認できますが、日本テレビやVIPOが『茶呂島の公式モデルは能古島』と明言した情報は確認できません。そのため、能古島の景観が茶呂島の映像表現に大きく使われている、と区別して考えるのが安全です。
まとめ|茶呂島は劇中の舞台、実際の撮影は能古島が中心
『メリーベリーラブ』の茶呂島は、白浜夏凛がイチゴを育て、イ・ユビンと出会う物語上の重要な島です。日本テレビ公式では「小さいながらも美しい島」と紹介されていますが、実在島としての所在地は示されていません。
一方、VIPOの撮影事業紹介では、2025年9月から2026年1月にかけて福岡県の能古島を中心に日本で撮影したことが確認できます。ただし、「茶呂島の公式モデルは能古島」と明言されたわけではないため、茶呂島は劇中設定、能古島は主要ロケ地として分けて理解するのが最も正確です。
海と畑のある島の風景は、都会で成功と挫折を経験したユビンと、土に根を張ってイチゴを育てる夏凛を対照的に描くための大切な舞台です。第1話から、茶呂島の景色が二人の関係をどう変えていくのかにも注目です。

