美の壺「知と美の殿堂 大学」5つの大学建築を比較|図書館・教室・能楽堂・安田講堂|10/3 06:45
2026年10月3日(土)6:45〜7:14にNHK BSP4Kで放送予定の『美の壺「知と美の殿堂 大学」』は、大学という“学ぶ場所”を建築とデザインの視点から見る回です。File647として、慶應義塾、武蔵野美術大学、学習院大学、東北芸術工科大学、東京大学の印象的な空間が登場します。
同テーマの記事はすでに複数あるため、今回は「どこにある?」だけではなく、図書館・教室・能楽堂・講堂という用途の違いが、建築の美しさにどう表れるのかを比較する切り口で整理します。
10月3日BSP4K放送の基本情報
| 番組 | 美の壺「知と美の殿堂 大学」 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 放送日時 | 2026年10月3日(土)6:45〜7:14 |
| File | 647 |
| 出演 | 草刈正雄 |
| 語り | 木村多江 |
NHKオンデマンドの番組説明では、大学の建築を「知の拠点」に生まれた魅力的な空間として紹介。福澤諭吉の思いが込められた慶應義塾図書館旧館、藤本壮介さんが手がけた美大の図書館、学習院大学の木造教室、東北芸術工科大学の水上能楽堂、東京大学安田講堂が取り上げられます。
慶應義塾図書館旧館|ステンドグラスに込められた“学び”
慶應義塾図書館旧館では、福澤諭吉が込めた思想とステンドグラスが注目点です。図書館は本を収蔵するだけの箱ではなく、大学がどんな知を大切にしているかを象徴する場所でもあります。
歴史的建築を見るときは、外観の様式だけでなく、光の入り方や装飾が利用者にどんな印象を与えるのかを見ると、『美の壺』らしい鑑賞ポイントが見えてきます。
武蔵野美術大学の図書館|藤本壮介がつくった“本の森”
大阪・関西万博の大屋根リングを設計した建築家・藤本壮介さんが手がけた図書館も登場します。美術大学の図書館らしく、単に本棚を並べるのではなく、歩くこと自体が空間体験になる設計が見どころです。
“知識を探す場所”である図書館と、“作品を生み出す場所”である美大。その二つの性格を建築がどう結びつけているのかを意識すると、一般的な大学図書館との違いが分かりやすくなります。
学習院・東北芸工大・東大|教室、能楽堂、講堂の役割が形を変える
学習院大学では、かつて皇族の寄宿舎だった木造の東別館が取り上げられます。学習院大学公式もNHK『美の壺』で東別館が紹介されることを告知しており、歴史を引き継ぎながら使われる建物の価値がポイントです。
東北芸術工科大学では水上能楽堂が登場し、番組説明にはファッションショーのランウェイとして使われる場面も示されています。伝統芸能の舞台が現代の表現空間へ転じるところに、大学ならではの柔軟さがあります。
東京大学の安田講堂は、複数のデザイン要素が折衷された唯一無二の建築として紹介されます。東京大学公式もこの番組への取材協力を公表しており、改修で創建時の光がよみがえった点が大きな見どころです。
5つの大学建築を比較すると何が見える?
今回の5つの空間は、図書館、教室、能楽堂、講堂と役割が違います。共通しているのは、建物が単なる“容器”ではなく、大学の歴史や教育理念、表現活動そのものを伝えていることです。
放送では、①光の使い方、②素材や構造、③本来の用途と現在の使われ方、④学生や教員がどう空間を使うか、の4点を意識すると比較しやすくなります。BSP4Kでは細部の質感も見やすいため、ステンドグラスや木造部材、安田講堂の内部意匠にも注目です。
同テーマの既存記事と関連記事
キニナルでは、同じFile647について9月30日放送版の建築見どころ、9月28日版の「安田講堂・慶應図書館・藤本壮介の図書館はどこ?」を掲載しています。今回の記事は、場所探しではなく5つの大学空間を用途別に比較する構成です。
よくある質問
美の壺「知と美の殿堂 大学」の10月3日放送は何時?
2026年10月3日(土)6:45〜7:14にNHK BSP4Kで放送予定です。
紹介される大学は?
慶應義塾、武蔵野美術大学、学習院大学、東北芸術工科大学、東京大学の空間が主に紹介されます。
出演と語りは誰?
出演は草刈正雄さん、語りは木村多江さんです。
まとめ
『美の壺「知と美の殿堂 大学」』は、大学建築を有名建築家の作品として眺めるだけでなく、学び・交流・表現を支える“使われる空間”として見る回です。10月3日のBSP4K放送では、慶應の歴史、武蔵美の現代的な図書館、学習院の木造建築、東北芸工大の水上能楽堂、東大安田講堂を比較しながら見ると、大学ごとの個性がより鮮明に見えてきます。

