シチズンサイエンスとは?佐渡の前方後円墳・44の山城・12小惑星を市民が発見【クローズアップ現代9月29日】|9/29 19:30
2026年9月29日(火)19時30分からのNHK総合『クローズアップ現代』は、研究者ではない一般の人が古墳・山城・小惑星を見つける「シチズンサイエンス」を特集します。今回取り上げられるのは、佐渡島の未発見の前方後円墳、会社員の男性が見つけた44か所の戦国時代の山城、中学生が参加したプロジェクトによる12の小惑星です。
これまで専門家しか扱えないと思われていた資料に、市民がアクセスできる時代になりました。番組の具体例とともに、オープンデータが何を変えたのか、市民が参加する発見はどのような意味を持つのかを整理します。
放送日時・出演者・今回のテーマ
- 番組:クローズアップ現代 あなたも“歴史的発見”!?シチズンサイエンス新時代
- 放送:2026年9月29日(火)19:30〜19:57/NHK総合1・東京
- 出演:星麻琴(キャスター)、高田祐一(奈良文化財研究所)、森田泰暢(福岡大学)、小松未可子(語り)
- 特集:市民による古墳・山城・小惑星の発見とオープンデータ
シチズンサイエンスとは何か
シチズンサイエンスは、専門家以外の市民が科学研究の活動に参加する取り組みです。観察結果を報告する参加方法もあれば、公開資料から新しい候補を探し、研究者と協力して検証する活動もあります。
今回のキーワードはオープンデータです。地図、地形、観測画像、既存の研究成果などが広く使えるようになると、専門機関から離れた場所にいる人でも、時間をかけて資料を読み解き、研究の端緒を見つけられます。
佐渡島で見つかった前方後円墳は何が注目される?
今回の予告では、一般の人が佐渡島で未発見の前方後円墳を見つけた事例が紹介されています。発見の具体的な位置や名称は、確認できた番組告知には記載されていません。
前方後円墳は平面の形が前方部と円形の後円部からなる古墳です。新たな候補を見つけることと、考古学的に古墳だと認定されることは異なります。現地調査や関連資料との照合を経て、地域史の理解につながる点が重要です。
会社員が発見した44か所の山城
番組は、会社員の男性が戦国時代の山城44か所を見つけた事例を取り上げます。山城は、地形の高低差を生かし、尾根や斜面に防御施設を設けた城です。
公開された地形情報は、現地で木々に覆われて見えにくい人工的な地形を調べる手がかりになります。ただし、44か所それぞれの所在地や城名は確認できた告知にはありません。遺構を訪ねる際も私有地への無断立ち入りや掘削は避ける必要があります。
中学生参加のプロジェクトで12の小惑星
もう一つの事例は、中学生が参加する市民プロジェクトで、地球に接近する軌道を持つ12の小惑星が発見されたというものです。考古学だけでなく、天文学でも市民が研究に加われることが分かります。
小惑星の候補は複数の観測結果を照合し、軌道を調べることで評価されます。番組の数字を、個々の中学生が単独で12個を発見したという意味に置き換えないことが大切です。
公開データが歴史研究と宇宙観測を変える理由
一人の研究者だけでは読み切れない大量の画像や地形データが公開されると、関心を持つ多くの市民が別々の視点から候補を探せます。専門的な検証に市民の発見がつながる協力関係が、今回の特集の中心です。
関連するNHKの番組テーマには、木材の新技術を取り上げた「木材ルネサンス」もあります。生活に身近な素材や地域の資料が研究につながる点を比較して読むと、科学の広がりが見えてきます。
出演者と専門家の立場
キャスターは星麻琴さん。出演者として奈良文化財研究所の高田祐一さん、福岡大学教授の森田泰暢さんが番組表に掲載されています。語りは小松未可子さんです。
発見の魅力に加え、公開データの扱いと研究者による確認をどう両立させるのかが、視聴時のポイントです。紹介事例の発見者名や公開されていない個別資料の内容を推測で補うことはできません。
よくある質問
シチズンサイエンスとは?
研究者だけでなく一般の市民が観察、資料調査、データ整理などを通じて科学研究に参加する取り組みです。
番組で紹介される山城は何か所?
会社員の男性が発見した戦国時代の山城44か所が紹介されます。
小惑星は何個見つかった?
中学生が参加する市民プロジェクトで、地球に接近する軌道を持つ12の小惑星が発見された事例です。
まとめ
9月29日の『クローズアップ現代』は、佐渡島の古墳、44か所の山城、12の小惑星という三つの具体例から、市民が研究の入り口に立てる時代を描きます。発見の面白さと、その後の専門的な検証をあわせて理解すると、シチズンサイエンスの可能性が見えてきます。

