NHK高校講座 簿記「手形の取引」約束手形・裏書・割引を解説【8月25日】|8/25 10:00

2026年8月25日(火)10:00からNHK Eテレで放送される「NHK高校講座 簿記 支払いを先にのばせる〜手形の取引(とりひき)〜」は、商品を仕入れた時などに、今すぐ現金を支払う代わりに将来の支払いを約束する「手形」を学ぶ回です。

今回のポイントは、単に「支払いを後日にできる仕組み」を覚えるだけではありません。約束手形・為替手形・裏書譲渡・手形割引・手形記入帳までを一気に扱い、手形を渡した側と受け取った側で「債務」と「債権」がどう生まれるのかを整理します。

NHK高校講座 簿記「手形の取引」の放送情報

番組名NHK高校講座 簿記
今回のテーマ支払いを先にのばせる〜手形の取引(とりひき)〜
放送日2026年8月25日(火)
放送時間10:00〜10:20
放送局NHK Eテレ1・東京/大阪/愛知ほか
主な出演酒井瞳、渡部崇文、粕谷和生、石井祥伍、松田莉奈、おまたかな

「支払いを先にのばせる」とは?手形の基本

掛け取引では「あとで払う」という約束を帳簿上の買掛金などで記録しますが、手形取引では支払期日や金額を示した手形を使います。簿記では、手形を受け取った側には受取手形という資産、振り出した側には支払手形という負債が生じる、という見方が基本です。

実教出版が公開している「NHK高校講座『簿記』の見どころ」では、第13回は手形の債権・債務に注目し、イラストボードを使って視覚的に整理する構成と説明されています。20分の中に複数の論点が入るため、まず「誰が支払う義務を負い、誰が受け取る権利を持つのか」を追うと理解しやすくなります。

約束手形と為替手形の違いを先に整理

約束手形

約束手形は、振出人が受取人に対して、決められた期日に一定額を支払うことを約束するものです。簿記の問題では、商品を仕入れて約束手形を振り出した場合は「支払手形」、商品を売って相手から約束手形を受け取った場合は「受取手形」と考えるのが基本です。

為替手形

為替手形は、振出人・名宛人・受取人という複数の当事者が関係するため、約束手形よりも人物関係が複雑です。番組では「誰が誰に支払いを依頼し、誰が代金を受け取るのか」を図で追うことが重要になります。

裏書譲渡と手形割引は何が違う?

裏書譲渡は、持っている手形を別の支払いに回す考え方です。受取手形を持っている企業が、その手形を仕入先などへ譲渡することで、現金を直接支払わずに決済へ利用できます。

手形割引は、満期を待たずに金融機関で手形を現金化する考え方です。満期までの日数などに応じて割引料が差し引かれるため、「額面そのままが入金されるわけではない」点が仕訳の確認ポイントになります。

2026年の実務では紙の手形から電子化が進んでいる

この回は簿記の学習内容として手形取引を扱いますが、2026年の実務環境も知っておくと理解が深まります。金融庁は、銀行界が2026年度末までに電子交換所での手形・小切手交換枚数をゼロにする最終目標を掲げ、2027年度初から電子交換所での交換を廃止する方針を案内しています。

そのため、番組で学ぶ「受取手形・支払手形」の考え方は簿記学習の土台として押さえつつ、現実の企業間決済では「でんさい」などの電子記録債権やインターネットバンキングによる振込への移行が進んでいる、と分けて理解するのがおすすめです。

出演者と番組の見どころ

司会は酒井瞳さん。講師は公認会計士の渡部崇文さんと、簿記教育に携わる粕谷和生さん、生徒役として石井祥伍さんと松田莉奈さん、語りはおまたかなさんです。専門用語が続く回だからこそ、商店を模したセットと図解を使い、取引の流れを具体的に見せる構成が見どころです。

同じシリーズを続けて学ぶなら、当サイトの「現金取引」の解説と、「簿記一巡の手続き」の解説もあわせて読むと、手形仕訳が帳簿全体のどこに入るのか整理しやすくなります。

FAQ

NHK高校講座 簿記「手形の取引」はいつ放送?

2026年8月25日(火)10:00〜10:20、NHK Eテレで放送予定です。

この回で学ぶ主な内容は?

約束手形、為替手形、裏書譲渡、手形割引、手形記入帳などです。特に手形によって生じる債権・債務を整理することがポイントです。

紙の約束手形は2026年も実務で主流?

実務では電子化が進んでおり、金融庁は2026年度末までに電子交換所での交換枚数をゼロにする目標を案内しています。簿記学習の論点と現在の決済実務を分けて理解するとよいでしょう。

参考情報

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