ダーウィンが来た「ウニ」はどう歩く?管足とトゲの役割・海の開拓者になれた理由|8/23 19:30
2026年8月23日(日)19:30からNHK総合で放送される「ダーウィンが来た!『トゲで世界を切り開け! 海の開拓者・ウニ』」。当サイトにはすでに「ウニのトゲは何に使う?」という放送回の記事があるため、今回は「ウニはどうやって海底を動くのか」を中心に、番組で描かれる“海の開拓者”という言葉をもう一歩深掘りします。
今回の放送内容そのものを先に確認したい方は「ダーウィンが来た「ウニ」トゲは何に使う?海の開拓者の驚き生態」をご覧ください。本稿ではトゲだけでなく、ウニの管足(かんそく)にも注目します。
ダーウィンが来た「ウニ」8月23日の放送情報
| 放送日 | 2026年8月23日(日) |
| 放送時間 | 19:30~20:00 |
| 放送局 | NHK総合1・東京/NHK総合1・大阪 |
| テーマ | トゲで世界を切り開け! 海の開拓者・ウニ |
| 語り | 龍田直樹、豊嶋真千子、浅井理、山田孝之、水瀬いのり |
今回のウニ特集は「トゲ=武器」だけではない
公式番組情報では、世界に約1000種いるウニが潮だまりから超深海まで進出し、トゲを防御だけでなく物を運ぶ「手」、海底を進む「足」、巣穴を掘る道具として使う暮らしが紹介されます。さらに、カニの移動を助け、オスとメスの出会いに関わるという意外な関係も見どころです。
ここで気になるのが「トゲだけで本当に歩けるの?」という疑問。実際のウニにはトゲだけでなく、体の表面から伸びる細い管足があり、海底での移動や付着に大きく関わっています。
ウニはどうやって歩く?管足とトゲを使い分ける
管足は水圧で伸び縮みする“小さな足”
スミソニアン海洋博物館の解説では、ウニを含む棘皮動物は、水管系という体内の仕組みで管足を動かします。管足へ水を送り込んで伸ばし、複数の管足を協調させることで海底をゆっくり移動します。
自然史博物館の解説でも、ウニは管足の先端を海底へ付着させ、水圧を利用して進むと説明されています。種類によってはトゲも使って体を押し出すため、番組で「トゲが足になる」と紹介される行動と、管足による移動は両立しています。
ひっくり返っても自力で戻れる
ウニは波などでひっくり返っても、トゲと管足を使って体勢を戻します。スミソニアンの研究紹介でも、ウニが姿勢を戻すときにトゲと管足の両方を使うことが確認されています。小さな動きの積み重ねですが、岩場や海底で暮らすには重要な能力です。
「穴を掘るウニ」はどうやって住み場所を作る?
番組情報では、ウニがトゲを巣穴掘りに使う様子も紹介されます。ウニの仲間には砂泥の中へ潜る種類もおり、体形やトゲの形を暮らす環境に合わせて変化させています。
スミソニアン国立自然史博物館の解説では、砂の中で暮らすウニの仲間には、呼吸や採餌に特化した管足、掘るのに適したトゲを持つものがいるとされています。環境に応じて「トゲの本数・太さ・役割」まで変えることが、ウニがさまざまな海域へ進出できた理由の一つと考えられます。
約1000種が潮だまりから超深海まで進出できた理由
今回の番組がウニを「海の開拓者」と呼ぶのは、単に種類が多いからではありません。浅い岩礁、砂地、深海など、環境ごとにトゲや管足、体の形を変えながら生活圏を広げてきたことにあります。
同じ「丸くてトゲだらけ」のように見えても、トゲを防御に使う種類、移動を助ける種類、穴掘りに適応した種類など暮らし方はさまざま。番組を見るときは、トゲの長さや太さだけでなく「何をしているときに動かしているか」に注目すると、生態の違いが見えやすくなります。
毒トゲを持つウニもいるので触らない
NHK「ダーウィンが来た!」公式Xでは、今回の告知としてリュウキュウフクロウニの毒トゲにも触れ、ダイビング中に見かけても触らないよう注意を呼びかけています。ウニは食材のイメージが強い一方、種類によって防御方法も大きく異なります。
海で見つけても「テレビで見たから触ってみよう」とはせず、観察は距離を取って行うのが安全です。
よくある質問
ダーウィンが来た「ウニ」の放送はいつ?
2026年8月23日(日)19:30~20:00、NHK総合で放送予定です。東京と大阪はいずれも同時間帯です。
ウニはトゲだけで歩くの?
トゲも移動に使いますが、ウニには管足もあり、水圧で伸び縮みさせながら海底へ付着して進みます。種類や状況によってトゲと管足を組み合わせます。
ウニのトゲは全部危険?
種類によります。今回の公式X告知では、毒トゲを持つリュウキュウフクロウニが紹介されています。野生のウニはむやみに触らないのが安全です。
まとめ
8月23日の「ダーウィンが来た!」は、ウニのトゲが防御だけでなく移動や穴掘りにも使われることを通して、約1000種が世界の海へ進出した理由に迫る回です。既存記事で番組の見どころを確認し、本稿で管足との連携まで押さえると、「トゲで世界を切り開く」というテーマがより具体的に見えてきます。

