こころの時代「深い河」前編|遠藤周作が問う日本人のキリスト教・加瀬亮朗読|9/21 22:50
2026年9月21日(月)22時50分からNHK Eテレで「こころの時代〜宗教・人生〜 選 遠藤周作『深い河』をたどる 前編」が放送されます。遠藤周作の没後30年に合わせ、2021年に放送された2回シリーズをアンコールするものです。
前編の副題は「日本人のキリスト教を求めて」。遠藤が晩年に書いた長編『深い河』を手がかりに、山根道公さんと若松英輔さんが遠藤文学を読み解き、加瀬亮さんの朗読で作品世界をたどります。
9月21日の放送時間・出演者
| 放送日時 | 2026年9月21日(月)22:50~23:50 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 番組 | こころの時代〜宗教・人生〜 選 遠藤周作「深い河」をたどる 前編 |
| 副題 | 日本人のキリスト教を求めて |
| 出演 | 山根道公、若松英輔 |
| 朗読 | 加瀬亮 |
| 初回放送 | 2021年の2回シリーズ |
| 再放送予定 | 2026年9月27日(日)5:00~ |
NHK公式サイトは今回の取得環境では本文を開けなかったため、NHK公式YouTubeの番組告知本文で放送日時・出演者・番組内容を確認し、公式SI情報を利用するGガイドでも照合しました。確認できない情報を公式サイト確認済みとして扱ってはいません。
『深い河』で遠藤周作は何を問い続けたのか
NHKの番組告知では、『深い河』は遠藤周作が作家として追い続けた「日本人にとってのキリスト教とは何か」「宗教の本質はどこにあるか」というテーマの集大成として紹介されています。遠藤が臨終の際、自らの棺に入れてほしいと願った作品でもあります。
前編は小説の筋を追うだけの文学紹介ではありません。遠藤自身の人生の軌跡と、作品前半に流れる問いを重ねながら、なぜ彼が「西洋から来たキリスト教」を日本人の感覚の中で考え続けたのかを見ていきます。
山根道公と若松英輔は何を読み解く?
山根道公さんは遠藤周作研究に長く携わり、若松英輔さんは批評家・随筆家として宗教や文学を横断して論じてきた人物です。番組では、遠藤文学との出会いによって人生が変わった2人が対話し、『深い河』に込められたメッセージを読み解きます。
研究者による作品解説と、批評家による思想的な読みが交差するため、遠藤周作を詳しく知らない人でも「なぜこの小説が最後の代表作とされるのか」を追いやすい構成です。
加瀬亮の朗読で物語を追う意味
文学番組で難しくなりがちな思想の話を、具体的な物語へ引き戻す役割を担うのが加瀬亮さんの朗読です。『深い河』の登場人物や場面を声でたどり、その後に山根さん・若松さんの対話が入ることで、抽象的な宗教論だけに偏らず作品そのものへ戻れる構成になっています。
前編では遠藤の人生と小説前半を中心に扱うため、未読の人は「宗教の専門番組」と身構えるより、作家が自分の生涯の問いを小説にどう落とし込んだのかを見ると理解しやすいでしょう。
後編は「宗教の壁を越える『玉ねぎ』」|2回で見ると何が分かる?
2021年の2回シリーズは、前編「日本人のキリスト教を求めて」と後編「宗教の壁を越える『玉ねぎ』」で構成されています。2026年のアンコールでも後編は9月28日(月)22:50からEテレで放送予定です。
前編が遠藤の人生と問題意識、小説前半をたどる回だとすれば、後編では『深い河』が既成宗教の枠を越えてどのような救いを描こうとしたのかへ進みます。2回を通して見ることで、遠藤が晩年にたどり着いた「宗教の本質」への問いが立体的になります。
よくある質問
「深い河」をたどる前編はいつ放送?
2026年9月21日(月)22:50~23:50、NHK Eテレで放送予定です。NHK公式YouTubeの番組告知でも同時刻が案内されています。
前編の出演者は?
山根道公さん、若松英輔さんが出演し、加瀬亮さんが朗読を担当します。
2021年の番組の再放送ですか?
はい。2021年に初回放送された2回シリーズを、遠藤周作没後30年の節目にアンコール放送するものです。
再放送はありますか?
NHK公式YouTube告知では9月27日(日)5:00からEテレで再放送予定と案内されています。
まとめ|没後30年に『深い河』から遠藤周作の生涯の問いをたどる
9月21日22:50の「こころの時代」は、遠藤周作没後30年の節目に、遺作『深い河』を通して「日本人にとってのキリスト教」と「宗教の本質」を考えるアンコール放送です。山根道公さんと若松英輔さんの対話、加瀬亮さんの朗読が組み合わさり、作家の人生と小説の言葉を往復しながら読み解いていきます。
前編のポイントは、遠藤が西洋由来の宗教をそのまま受け入れるのではなく、日本人の感覚の中で何度も問い直してきたことです。『深い河』を読んだことがある人には再読の入口に、未読の人には遠藤文学の核心を知る入口になる1時間です。

