NHK高校講座 簿記「仕入れて売る」8月24日|三分法・仕入と売上の仕訳を解説|8/24 10:20
2026年8月24日(月)10時20分からNHK Eテレ1・東京で、「NHK高校講座 簿記 仕入れて売る〜商品売買の取引〜」が放送予定です。今回のテーマは、商店の基本となる「商品を仕入れ、販売したときの取引をどう記録するか」です。
今回の学習ポイントは三分法を中心とした商品売買の記帳です。「商品を買ったとき」「売ったとき」にどの勘定科目を使うのかを整理すると、商店の取引を仕訳に置き換える流れが見えやすくなります。
8月24日「仕入れて売る〜商品売買の取引〜」の放送情報
| 番組名 | NHK高校講座 簿記「仕入れて売る〜商品売買の取引〜」 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 放送日時 | 2026年8月24日(月)10:20〜 |
| テーマ | 商品売買の取引・三分法 |
| 出演 | 酒井瞳、松田莉奈、石井祥伍ほか |
| 講師 | 渡部祟文(公認会計士) |
| ナレーション | おまたかな |
番組は商店をイメージしたセットで簿記の基本を学ぶ構成です。今回の題名どおり、日常の「買う」「売る」を簿記の言葉に置き換える回なので、これまで仕訳を学んできた人にとっては実際の商売に近い取引へ進む節目になります。
今回のポイントは三分法|「仕入」「売上」「繰越商品」を使い分ける
商品売買を記録する代表的な方法が三分法です。商品の購入時は「仕入」、販売時は「売上」、決算時に残った商品は「繰越商品」という3つの勘定を使って整理します。
たとえば商品を現金で1万円仕入れた場合は、借方に「仕入 10,000」、貸方に「現金 10,000」と考えます。仕入れた商品を1万5,000円で現金販売した場合は、借方に「現金 15,000」、貸方に「売上 15,000」と記録します。
仕入れたときに「商品」ではなく「仕入」を使う理由
三分法では、期中に商品を買うたび「商品」勘定を増やすのではなく、購入額をまとめて「仕入」に記録します。売ったときも原価をその場で振り替えず、販売額を「売上」として記録するため、日々の仕訳をシンプルにできるのが特徴です。
売上と利益は同じではない
「1万5,000円売れた=1万5,000円もうかった」ではありません。売上から、その商品を仕入れるためにかかった原価などを差し引いて、はじめて利益が見えてきます。商品売買の回では、売上高と仕入高を別々に記録する意味を意識すると理解しやすくなります。
分記法との違いは?三分法で仕訳がどう変わるか
この番組シリーズでは、初期の回で商品売買益を直接とらえる考え方も扱われています。今回の「仕入れて売る」では、商品を仕入れた時点と売った時点を「仕入」「売上」に分けて記録する三分法が重要です。
三分法では、販売のたびに商品1個あたりの利益を仕訳上で確定させるのではなく、期末の在庫を確認して売上原価を計算します。簿記3級の学習でも頻出の考え方なので、「仕入は費用側、売上は収益側」という位置づけを押さえておくと次の学習につながります。
放送前後に確認したい検索ポイント
- NHK高校講座 簿記 商品売買 三分法とは
- 仕入と売上の仕訳は借方・貸方のどちらか
- 商品を現金で仕入れたときの仕訳
- 商品を現金で売ったときの仕訳
- 分記法と三分法の違い
- 売上原価と期末在庫の関係
放送中に仕訳例が出てきたら、「何が増えたか・減ったか」「その勘定科目は資産・費用・収益のどれか」を一つずつ確認すると迷いにくくなります。
前回までの簿記記事とあわせて読むと理解しやすい
今回の前段となる現金取引を復習したい場合は、NHK高校講座 簿記「現金取引」8月18日の解説がつながりやすい内容です。仕訳の基本から戻りたい場合は、「仕訳と転記」8月10日放送の記事も参考になります。
また、簿記一巡の流れを先に見通しておきたい人は、「簿記一巡の手続き」総復習記事で、仕訳から決算までの位置づけを確認できます。
FAQ|商品売買の取引でよく迷うところ
Q. 三分法で商品を仕入れたときの勘定科目は?
A. 基本は「仕入」を使います。現金払いなら「仕入/現金」、掛けなら「仕入/買掛金」という形で考えます。
Q. 商品を売ったときは何を使う?
A. 基本は「売上」です。現金で受け取れば「現金/売上」、掛けで販売すれば「売掛金/売上」となります。
Q. 三分法の「3つ」は何?
A. 「仕入」「売上」「繰越商品」の3つの勘定を使って商品売買を記録するため三分法と呼ばれます。

