芸能きわみ堂「まちの灯」とは?チャップリン『街の灯』を新作文楽にした舞台裏|9/18 21:00

2026年9月18日(金)21時からNHK Eテレで放送される『芸能きわみ堂』は、チャールズ・チャップリンの名作映画『街の灯』を原作にした新作文楽『まちの灯』の舞台裏に密着します。映画をそのまま人形劇に置き換えるのではなく、文楽の太夫・三味線・人形遣いが、サイレント映画の笑いと切なさをどう日本の伝統芸能へ移し替えたのかが中心です。

番組では、公演初日まで試行錯誤を重ねた出演者とスタッフを追います。『まちの灯』そのものを知らない人でも、原作、スタッフ、上演時期、そして文楽ならではの作り方まで押さえておけば、30分のドキュメントがぐっと分かりやすくなります。

芸能きわみ堂「文楽にしてチャップリン」の放送日時・出演者

番組名芸能きわみ堂 文楽にしてチャップリン〜ドキュメント新作文楽「まちの灯」
放送日時2026年9月18日(金)21:00〜21:30
放送局NHK Eテレ
司会高橋英樹、大久保佳代子
ゲスト大野裕之(『まちの灯』脚本・演出、日本チャップリン協会会長)
出演豊竹若太夫、鶴澤友之助、桐竹勘十郎、吉田勘彌、人形浄瑠璃文楽座、村尾愉 ほか
語り桂二葉

今回の番組は、新作文楽『まちの灯』が完成していくまでを追うドキュメントです。NHKの今回放送ページは確認時に直接取得できなかったため、放送日時・出演者は放送局公式情報を利用する番組表で補完し、公演内容は国立文楽劇場の公式情報で確認しています。

新作文楽「まちの灯」とは?チャップリン「街の灯」を文楽化

『まちの灯』は、チャールズ・チャップリンの映画『街の灯』を原作とする新作文楽です。国立文楽劇場の公式案内では、2026年7月18日から8月9日まで「Bunraku Summer Festival」で上演され、チャップリン作品が文楽として再構成されました。

脚本・演出は大野裕之さん、補綴は豊竹若太夫さん、作曲は鶴澤友之助さん、人形監修は桐竹勘十郎さん、作調は望月太明藏さん。原作の魅力を残しながら、語り、三味線、人形の所作で物語を立ち上げる布陣です。

映画「街の灯」と文楽はなぜ相性がいい?

『街の灯』はサイレント映画ならではの身体表現で、笑いと哀しみを伝える作品です。一方の文楽も、三人遣いの人形が細かな身体表現で感情を見せます。セリフだけに頼らず、身体の動きで感情を伝えるという共通点が、今回の翻案を見る大きな鍵になります。

番組で注目したい3人|豊竹若太夫・鶴澤友之助・桐竹勘十郎

番組情報では、語りを担う太夫、作曲を任された三味線弾き、人間国宝の人形遣いたちが、公演初日まで作品と向き合う姿が紹介されます。完成した舞台だけでなく、「どう作ったか」が見どころです。

豊竹若太夫|物語を語る太夫の立場から新作を補綴

豊竹若太夫さんは『まちの灯』の補綴を担当し、舞台にも出演します。文楽では太夫が登場人物の声や情景を語り分けるため、サイレント映画の世界をどのように言葉と節へ置き換えるかは重要な仕事です。

鶴澤友之助|新作文楽の音楽を作曲

鶴澤友之助さんは『まちの灯』の作曲を担当。チャップリン映画の音楽的なイメージを、文楽三味線を中心とした舞台音楽へどう転換したのかに注目です。

桐竹勘十郎|人形監修と主役・与次郎

桐竹勘十郎さんは人形監修を担当し、舞台では主役・与次郎を遣います。チャップリンの細かな身ぶりや間を、人形ならではの動きとして成立させる過程は、映像で見るからこそ伝わる部分です。

公演はいつ・どこで行われた?国立文楽劇場のBunraku Summer Festival

『まちの灯』は大阪・国立文楽劇場で、2026年7月18日から8月9日まで上演されました。Bunraku Summer Festivalは18時開演で、『寿柱立万歳』に続いて『まちの灯』を上演。公演初日にはチャップリンの息子ユージーン・チャップリンさんも来場し、人形と日本の伝統音楽に感動した趣旨のコメントを寄せています。

番組タイトルにある「公演初日までのドキュメント」は、この世界初演へ向かう準備期間を追うものです。作品の評価だけでなく、伝統芸能の現場が海外の映画史的名作と向き合うプロセスを見る回と考えると、番組の狙いが分かりやすくなります。

「芸能きわみ堂」で見るべきポイント|完成品より制作の手探りに注目

第一の注目点は、原作映画の有名場面をどこまで再現するかではなく、文楽として成立させるために何を変えたかです。太夫、三味線、人形遣い、それぞれが別の役割を持つ文楽では、一つの感情を複数の表現者が組み立てます。

第二の注目点は若手とベテランの協働です。新作の音楽づくりと、人形遣いの技術、脚本・演出の意図が交差するため、伝統を守ることと新作を生むことが対立ではなく、同じ現場で進んでいることが見えてきます。

同じ『芸能きわみ堂』の新作舞台特集が気になる方は、サイト内の市川團子×スーパー歌舞伎「もののけ姫」の特集記事もあわせて読むと、古典芸能が現代作品を取り込む方法の違いを比較できます。

よくある質問

芸能きわみ堂「文楽にしてチャップリン」はいつ放送?

2026年9月18日(金)21:00〜21:30、NHK Eテレで放送予定です。

新作文楽「まちの灯」の原作は?

チャールズ・チャップリンの映画『街の灯』です。2026年夏に国立文楽劇場で上演されました。

「まちの灯」の脚本・演出は誰?

日本チャップリン協会会長でもある大野裕之さんです。

番組には誰が出演する?

司会は高橋英樹さんと大久保佳代子さん。大野裕之さん、豊竹若太夫さん、鶴澤友之助さん、桐竹勘十郎さんらが登場します。

まとめ|「まちの灯」はチャップリンと文楽の共通点を舞台でつなぐ新作

9月18日の『芸能きわみ堂』は、新作文楽『まちの灯』の完成までを追う30分です。チャップリン『街の灯』の身体表現を、太夫・三味線・人形遣いという文楽の仕組みへどう翻訳したのかが最大の見どころです。

大野裕之さん、豊竹若太夫さん、鶴澤友之助さん、桐竹勘十郎さんらが公演初日まで手探りで作品を作る姿を知ることで、上演映像を眺めるだけでは分からない新作文楽の面白さまで見えてきます。

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