にっぽん百低山「羽黒山・山形」|なぜ信仰の中心?三神合祭殿・2446段と羽山みずき【9月13日】|9/13 07:30
2026年9月13日(日)7:30からNHK BSP4Kで放送される「にっぽん百低山 選『羽黒山・山形』」は、酒場詩人・吉田類さんが標高414mの羽黒山を歩き、なぜ出羽三山の中で最も低い山が信仰の中心になったのかをたどる回です。
今回の同行者は山形県鶴岡市出身の演歌歌手・羽山みずきさん。実は歌手になる前、出羽三山神社で巫女として6年間奉職した経歴があります。放送前後に知りたくなる「羽黒山はなぜ特別?」「2446段の石段はどこまで続く?」「羽山みずきと出羽三山の関係は?」を、NHKと現地公式情報から整理します。
にっぽん百低山「羽黒山・山形」放送時間・出演者
| 番組名 | にっぽん百低山 選「羽黒山・山形」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月13日(日)7:30~7:59 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 出演 | 吉田類、羽山みずき |
| 舞台 | 羽黒山(山形県鶴岡市・標高414m) |
| 元の放送 | 2025年12月15日(NHKオンデマンド掲載) |
NHKオンデマンドの公式ページでは、この回を29分の番組として掲載しています。羽黒山、月山、湯殿山からなる出羽三山のうち羽黒山が最も低く、それでも三山巡礼の入口、そして信仰の中心になった理由を探る内容です。
羽黒山はなぜ信仰の中心?三山巡礼の入口と三神合祭殿
羽黒山は標高414mで、月山や湯殿山より低い山です。それでも重要なのは、単に登りやすいからではありません。NHK公式は、羽黒山を三山巡礼の入口と説明し、ここを登れば三山を巡るのと同じ御利益があると信仰されてきた歴史に注目しています。
山頂には、羽黒山・月山・湯殿山の三神を一つの社殿に祀る三神合祭殿があります。出羽三山神社公式によれば三神合祭殿は年中参拝が可能です。月山や湯殿山の本宮が季節によって閉山するのに対し、羽黒山頂で三山の神々を拝めることが、信仰の拠点としての役割を強めました。
出羽三山は「過去・現在・未来」の旅|羽黒山が担う意味
山形県公式観光情報では、出羽三山の信仰を「生まれかわりの旅」と重ね、月山を過去、羽黒山を現在、湯殿山を未来へ結び付ける説明がされています。羽黒山は三山の入口であると同時に、今を生きる人が祈りを始める場所でもあります。
番組は飛鳥時代にさかのぼる信仰史をたどり、「最も低いのになぜ中心なのか」という疑問を山頂の存在と歴史から解きます。標高の高さではなく、巡礼の構造と信仰の積み重ねで山の重要性を見るのが今回の主題です。
2446段の石段と国宝・五重塔|羽黒山らしい登拝ルート
羽黒山の参道を象徴するのが、2,446段の石段と杉並木です。山形県公式観光サイトは、参道の途中に国宝・五重塔が立つことも紹介しています。出羽三山神社公式によると、随神門から三神合祭殿まで石段を歩くと片道約90分、五重塔までは片道約10分が目安です。
低山番組とはいえ、2,446段を歩くルートは平地の散歩とは違います。石段、杉並木、五重塔、山頂の三神合祭殿へと景観が切り替わるため、「山を登る」こと自体が参拝の物語になっている点が羽黒山の大きな特徴です。
羽山みずきは元・出羽三山神社の巫女|地元出身だから見える羽黒山
同行する羽山みずきさんは、サンミュージック公式プロフィールによると山形県鶴岡市出身。趣味は神社詣りと御朱印収集で、歌手デビュー前には出羽三山神社の巫女として6年間奉職しています。
つまり今回は、吉田類さんが初めて土地を歩く視点と、羽黒山の信仰を仕事として身近に見てきた羽山さんの視点が交わる構成です。名所紹介だけでは分かりにくい作法や土地の感覚が、元巫女ならではの言葉でどう語られるかが見どころになります。
2026年は羽黒山「午年御縁年」|9月13日は五重塔ライトアップ日
今回の映像自体はNHKオンデマンド上で2025年12月15日放送の回ですが、2026年に羽黒山を見る意味もあります。山形県公式観光情報では、2026年を12年に一度の「羽黒山 午年御縁年」と案内し、御縁年の参拝は12年分の御利益があると伝えられていると紹介しています。
さらに国宝・羽黒山五重塔のライトアップは2026年7月18日から9月23日までの指定日に開催され、放送日の9月13日(日)も18:00~20:30の開催日に含まれています。これは番組本編の企画ではなく、2026年の現地最新情報として、視聴後に羽黒山へ関心を持った人に役立つポイントです。
にっぽん百低山の関連記事|低い山ほど文化と暮らしが見える
「にっぽん百低山」は標高だけで山の価値を測らず、土地の歴史や信仰、暮らしと結び付けて歩くのが魅力です。サイト内では、生駒山の祈りとレジャーの歴史を扱った回や、南嶺・高知の回も紹介しています。
羽黒山はその中でも、山そのものが聖域として受け止められてきた場所です。生駒山の都市文化、南嶺の地域性と比べると、「低山」が地域ごとにまったく違う役割を持つことが分かります。
番組の元回はNHKオンデマンド「にっぽん百低山 羽黒山・山形」、現地の登拝情報は出羽三山神社公式「御参拝」で確認できます。2026年の午年御縁年と五重塔ライトアップは山形県公式観光情報が案内しています。
よくある質問
「にっぽん百低山 羽黒山・山形」はいつ放送?
2026年9月13日(日)7:30~7:59、NHK BSP4Kで「選」として放送予定です。NHKオンデマンドでは元の回が2025年12月15日放送と確認できます。
羽黒山の標高は?
標高414mです。出羽三山の羽黒山・月山・湯殿山の中では最も低い山です。
羽黒山が出羽三山信仰の中心になった理由は?
三山巡礼の入口であり、山頂の三神合祭殿に羽黒山・月山・湯殿山の三神が合祭され、季節を問わず三山の神々を拝める場所として重要になった背景があります。番組はさらに飛鳥時代からの歴史をたどります。
羽山みずきは羽黒山とどんな関係?
山形県鶴岡市出身で、歌手デビュー前に出羽三山神社の巫女として6年間奉職した経歴があります。
まとめ|羽黒山が中心なのは「高さ」ではなく三山を結ぶ信仰の仕組み
「にっぽん百低山 選『羽黒山・山形』」で知りたい答えは、標高414mという低さと信仰上の重要性が矛盾しないことです。羽黒山は三山巡礼の入口で、山頂の三神合祭殿に羽黒山・月山・湯殿山の神々が祀られ、年間を通して参拝できる拠点です。
2,446段の石段、国宝五重塔、三神合祭殿をたどる道そのものが祈りの歴史を伝えます。そこを吉田類さんと、元出羽三山神社の巫女で地元・鶴岡出身の羽山みずきさんが歩くことで、観光名所としてだけではない羽黒山の意味が見えてくる回です。

