アンパラレルドの立体地図はどこで見られる?地球科学可視化技術研究所と地質標本館を解説【8月12日】|8/12 23:06

2026年8月12日(水)放送のテレビ東京系「アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜」では、精巧な立体地図とプロジェクションマッピングを融合し、地形・地質・防災情報を直感的に見せる技術が取り上げられます。

今回登場するのは、茨城県つくば市の地球科学可視化技術研究所(地球技研)。産業技術総合研究所の地質標本館にある全長約9mの「日本列島の立体地質図」も、この企業が製作した代表的な展示です。

「アンパラレルドで紹介された立体地図の会社はどこ?」「地図は実際に見られる?」「プロジェクションマッピングを地形模型に重ねると何が分かる?」「防災にはどう役立つ?」と気になった方に向けて、番組情報、地球技研、地質標本館、技術の仕組みをまとめます。MCの若林正恭さんのプロフィールはこちらで詳しく紹介しています。

この記事の要点

  • 8月12日回のゲスト企業は地球科学可視化技術研究所(地球技研)
  • ゲストは芝原暁彦CEOと大道寺覚CTO、MCは若林正恭さん
  • 地質標本館には地球技研が製作した全長約9m・縮尺34万分の1の日本列島大型立体地質図がある
  • 立体模型に地質図・衛星画像・河川・鉄道・道路・活火山などを重ねて投影できる
  • 地形を立体で確認できるため、教育だけでなくハザードマップや避難計画など防災分野でも活用が進む

アンパラレルド8月12日「立体地図」回の放送日時・出演者

番組名アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜
放送日2026年8月12日(水)
放送時間23:06〜23:55
放送局テレビ東京系
MC若林正恭(オードリー)
ゲスト芝原暁彦 CEO、大道寺覚 CTO(地球科学可視化技術研究所)
ナレーター大塚明夫

今回のテーマは「こんな地図があったんだ!精巧な立体地図とプロジェクションマッピングの融合!」。地球上の地形や地質、防災情報を「見える形」に変える技術に焦点を当てます。

「アンパラレルド」は、日本発の独自技術や発想で常識を超えようとする挑戦者を若林さんが掘り下げる経済トーク番組です。前回8月5日には住友金属鉱山の振動発電素材が紹介されました。番組の関連記事は「アンパラレルドの鉄ガリとは?振動発電・ソラメントを解説」でもまとめています。

地球科学可視化技術研究所とは?立体地図を作る会社

地球科学可視化技術研究所株式会社は、地形・地質・化石・防災などの地球科学データを、3D模型、プロジェクションマッピング、VRなどを使って分かりやすく見せる企業です。通称は「地球技研」。2016年に設立され、茨城県つくば市を拠点にしています。

公式サイトでは、筑波大学の研究成果を活用した3Dプロジェクションマッピング模型を主力技術の一つとして紹介しています。納入先には産総研の地質標本館、JAMSTEC、国立科学博物館、自治体、博物館、ジオパークなどが挙げられています。

企業名地球科学可視化技術研究所株式会社
通称地球技研
設立2016年
代表芝原暁彦
CTO大道寺覚
主な分野立体地図、3Dプロジェクションマッピング、VR、地球科学・防災情報の可視化

2025年には東洋経済の「すごいベンチャー100」に選ばれ、2026年にはVRと立体地図を組み合わせた「触れるデジタルツイン」を防災教育や地域の将来設計へ広げる構想も発表しています。単なる展示模型ではなく、専門的なデータを一般の人にも伝わる「共通言語」に変えることが、同社の大きな狙いです。

立体地図×プロジェクションマッピングはどういう仕組み?

一般的な地図は平面ですが、地球技研の技術ではまず実際の標高データをもとに地形の凹凸を精密な模型として作ります。その上に、地質図や衛星画像、道路、鉄道、河川、活断層などの情報をプロジェクターで重ねて投影します。

難しいのは、凹凸のある模型に映像を投影すると、位置がわずかにずれたり歪んだりすることです。芝原暁彦さんが産総研在籍時に開発した技術では、模型と投影画像の位置を高精度に合わせ、地形の形と地図情報をほぼ同じ場所に重ねられるようにしました。

  • 模型:標高データから山・谷・海底地形を立体化
  • 投影:地質図、地形図、衛星画像などを模型上へ表示
  • 重ね合わせ:河川、鉄道、道路、活火山など複数情報を切り替え・追加
  • 位置補正:凹凸による投影ずれや歪みを高精度に補正

平面地図では読み取りにくい「山を越えて道路がどう通っているか」「低地と河川がどう接しているか」「地質と都市の位置関係はどうなっているか」などを、一目で理解しやすいのが強みです。

アンパラレルドの立体地図はどこで見られる?地質標本館で一般公開

番組で紹介される代表例は、茨城県つくば市にある産業技術総合研究所・地質標本館の「日本列島の立体地質図」です。2018年にリニューアルされ、地球技研が大型立体地形模型を製作しました。

展示名日本列島の立体地質図
場所産業技術総合研究所 地質標本館
所在地茨城県つくば市東1-1-1
模型の大きさ全長約9m
縮尺34万分の1
プロジェクター5台
開館時間9:30〜16:30
入館料無料
通常の休館日月曜日(休祝日の月曜は開館し翌平日休館)、年末年始など

大型模型には、地質図・地形図・衛星画像の背景を切り替えて表示できるほか、活火山、河川、鉄道、道路、物流拠点などの情報を重ねて見ることができます。日本列島を「上から眺める」だけでなく、地形の起伏と社会インフラの関係まで立体的に確認できる展示です。

夏休みの自由研究や地学・防災学習とも相性がよく、番組を見て「実物を見たい」と思った人が訪れやすい施設です。臨時休館日やイベントは変更されることがあるため、来館前は地質標本館の公式案内を確認してください。

立体地図は防災にどう役立つ?ハザード情報を直感的に理解

立体地図の価値は「見て楽しい」だけではありません。地形の高低差に、浸水想定、活断層、避難所、道路などの情報を重ねると、災害時にどこへ水が集まりやすいか、避難経路に高低差があるかといった点を直感的に理解しやすくなります。

地球技研は、時間経過による浸水状況なども可視化する3D・4D型のハザードマップを展開しています。2026年には、VRと組み合わせて地域を疑似体験できる「触れるデジタルツイン」を、防災教育や地域未来戦略へ広げる方針を示しました。

  • 洪水・浸水想定と土地の高低差を同時に見る
  • 活断層や火山と住宅地・道路の位置関係を確認する
  • 避難所までの経路を立体で把握する
  • 自治体の防災説明会や学校教育で共有する
  • 都市計画・観光・インフラ整備の説明にも応用する

専門家しか読めなかった地質データを、地域住民や子どもでも理解しやすい形へ変えることが、この技術の社会的な強みと言えます。

芝原暁彦CEOと大道寺覚CTOはどんな人?

芝原暁彦|古生物学と3D可視化をつなぐ研究者

芝原暁彦さんは古生物学者・博士(理学)で、地球科学と3Dモデリング、VRを専門としています。筑波大学で博士号を取得後、産総研で化石標本の3D計測や地質情報の可視化に取り組み、立体模型への精密プロジェクションマッピング技術を開発しました。

地球科学だけでなく、特撮作品の科学考証や地図監修、恐竜分野の教育活動にも携わっています。「難しい科学を、見て触れて理解できる形にする」ことを一貫して追求してきた人物です。

大道寺覚|精密地形模型づくりの技術者

大道寺覚さんは、精密地形模型を手がけるニシムラ精密地形模型の代表でもあり、地球技研ではCTOを務めています。デジタル標高データを実際に触れられる精密模型へ変えるものづくりの技術が強みです。

芝原さんの地球科学・データ可視化の知識と、大道寺さんの精密模型製作の技術が組み合わさることで、地形と映像が高い精度で一致する立体地図が実現しています。番組では、2人がなぜ会社を作ったのか、今後どこを目指すのかという起業の背景にも注目です。

見逃し配信はTVer・ネットもテレ東などを確認

「アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜」は、番組公式でTVer、ネットもテレ東、Leminoなどの見逃し配信と、テレ東BIZ、U-NEXT テレ東BIZセレクションでの配信が案内されています。

無料配信は視聴できる期間が限られる場合があるため、8月12日放送回を見たい場合は各サービスの番組ページで配信状況を確認してください。

アンパラレルド「立体地図」回のよくある質問

8月12日の立体地図を作った会社はどこ?

地球科学可視化技術研究所株式会社、通称「地球技研」です。芝原暁彦CEOと大道寺覚CTOが出演します。

番組で紹介される巨大な日本地図はどこにある?

茨城県つくば市の産業技術総合研究所・地質標本館にある「日本列島の立体地質図」です。全長約9mの精密立体模型に地質図や道路、河川などを投影できます。

地質標本館は無料で入れる?

入館料は無料です。通常の開館時間は9:30〜16:30で、月曜日や年末年始などは休館です。臨時休館が設定される場合があるため、来館前に公式サイトを確認してください。

立体地図に何を映せる?

地質図、地形図、衛星画像のほか、活火山、河川、鉄道、道路、物流拠点など複数の情報を重ねて表示できます。

立体地図は防災にも使える?

使われています。浸水想定や活断層、避難所などを地形の高低差と一緒に見せることで、ハザード情報や避難計画を理解しやすくする活用が進んでいます。

若林正恭のプロフィールも知りたい

年齢・身長・学歴・家族・著書・2026年の活動などは「若林正恭のプロフィール記事」で詳しくまとめています。

公式・参考情報

立体地図に映像を重ねると、地形そのものと、その上で暮らす人の生活や災害リスクが一つの画面でつながります。8月12日の「アンパラレルド」は、普段何気なく見ている地図が、教育・防災・都市計画の道具へ変わる過程に注目するとより楽しめる回です。

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