有働由美子の健康案内人「追っかけもれ」とは?原因・対策・何科に行くか【8月11日】|8/11 9:55
2026年8月11日(火)9時55分からテレビ朝日系で放送される『有働由美子の健康案内人!』は、前日に続いて「なかなか相談できないけど意外と多い!尿トラブル」を特集します。今回の中心テーマは、トイレを済ませてズボンを上げた後や歩き始めたときに、尿が数滴漏れてしまう「追っかけもれ」です。
医学的には排尿後尿滴下(post-micturition dribble/PMD)と呼ばれ、排尿が終わったと思った後に尿道に残っていた尿が漏れる状態を指します。番組では、尿漏れ治療の専門医・奥井伸雄さんが、その仕組みと対策法を解説します。
この記事では、放送中や放送後に検索されやすい「追っかけもれとは何?」「なぜ起こる?」「振っても出るのはなぜ?」「自分でできる対策は?」「前立腺肥大と関係ある?」「何科へ行けばいい?」といった疑問を整理します。症状が続く場合や、痛み・血尿・尿が出にくいなど別の症状がある場合は、自己判断だけで済ませず泌尿器科へ相談してください。
- 放送日:2026年8月11日(火)
- 放送時間:9:55~10:10
- 放送局:テレビ朝日系(一部地域を除く)
- 出演者:有働由美子
- 専門家:奥井伸雄(順天堂大学 客員教授)
- テーマ:尿トラブル、追っかけもれ、排尿後尿滴下
有働由美子の健康案内人 8月11日の放送内容は「追っかけもれ」
8月11日の番組表では、尿漏れ・頻尿などの尿トラブルの中から、排尿後に数滴漏れてしまう「追っかけもれ」を取り上げると案内されています。トイレでは出し切ったつもりなのに、服を整えた直後や歩き出したときに下着へ少量の尿が付くため、本人は「残尿があるのでは」「前立腺の病気では」と不安になりやすい症状です。
なお、前日8月10日の放送では、咳やくしゃみ、重い物を持つ場面などで漏れる腹圧性尿失禁や骨盤底筋体操が中心でした。尿漏れ・頻尿全体の違いや骨盤底筋の基本を先に確認したい人は「有働由美子の健康案内人 尿トラブル|尿漏れ・頻尿と骨盤底筋体操【8月10日】」も参考になります。
| 症状 | 起こるタイミング | 特徴 |
|---|---|---|
| 追っかけもれ(排尿後尿滴下) | 排尿を終え、服を整えた後や歩き出した時 | 尿道に残った少量の尿が後から漏れる |
| 腹圧性尿失禁 | 咳・くしゃみ・運動・持ち上げ動作 | お腹に力が入った瞬間に漏れやすい |
| 切迫性尿失禁 | 急に強い尿意が起きた時 | トイレまで我慢できず漏れることがある |
| 終末滴下 | 排尿の最後 | 尿の勢いが弱くなり、ぽたぽた長引く |
追っかけもれとは?医学的には「排尿後尿滴下」
追っかけもれは、排尿そのものが終わった後に尿が数滴漏れる状態です。国際禁制学会(ICS)は、排尿後尿滴下を「排尿を終えた直後、男性ではトイレを離れた後、女性では便座から立ち上がった後などに起こる不随意な尿漏れ」として整理しています。
特に男性では、膀胱から出た尿が尿道の一部に少量たまり、排尿後の動きや重力で後から出てくることがあります。英国の公的医療機関NHSの解説では、尿道周囲の筋肉が尿道内を十分に空にできず、尿が球部尿道付近に残ることが一因とされています。
「尿が残っている感じ」と表現されるため、膀胱そのものに多量の尿が残る残尿と混同しやすいのですが、追っかけもれは尿道に残った少量の尿が問題になっているケースがあります。尿が出にくい、勢いが弱い、何度もいきむ、排尿直後からまた強い尿意がある場合は別の排尿障害も考える必要があります。
追っかけもれはなぜ起こる?尿道に残った尿が後から出る仕組み
男性の尿道はまっすぐ一本ではなく、骨盤の中から陰茎へ続く途中に曲がりがあります。排尿時には骨盤底の筋肉などが尿を外へ送り出しますが、排尿後に尿道内へ少量の尿が残ると、立ち上がる、ズボンを上げる、歩くといった動作をきっかけに後から漏れることがあります。
- 排尿後、数秒してから数滴だけ漏れる
- 便器の前では出し切った感覚がある
- 服を着た後や歩いた後に下着が濡れる
- 何度振っても、少し後からまた出ることがある
- 年齢に関係なく起こり得るが、排尿症状が増える年代では他の原因も確認したい
一方で、前立腺肥大症、尿道の狭窄、神経の病気、手術後など、別の下部尿路症状が併存する場合もあります。追っかけもれだけで病名を決めることはできません。
追っかけもれの対策|排尿後に少し待つ・尿道に残った尿を出す
追っかけもれに対して、英国NICEは下部尿路症状のある男性へ尿道ミルキング(urethral milking)の方法を案内することを推奨しています。これは薬ではなく、排尿後に尿道内へ残った尿を外へ出しやすくする方法です。
- 排尿後すぐ動かず数秒待つ:膀胱と尿道が落ち着く時間をつくる
- 力んで無理に絞り出さない:強く腹圧をかけるより、リラックスして排尿を終える
- 男性では会陰部から陰茎の付け根方向へやさしく圧をかける方法がある:尿道に残った尿を前方へ移動させる目的で行う
- 最後に少量の尿を出してから服を整える:急いで立ち去らない
NHSの患者向け資料では、排尿後に数秒待ち、陰嚢の後方あたりへ指を当てて、中央をやさしく前方へなぞるように圧をかけ、尿道内に残った尿を押し出す方法が紹介されています。強い痛みを伴うほど押すものではありません。手術後や治療中の人、会陰部に痛みがある人は、自己流で行わず担当医へ確認してください。
また、排尿のたびに強くいきむ習慣や、尿を出すために腹筋へ過度に力を入れる方法はおすすめできません。尿が出にくいために力む必要がある状態なら、その症状自体が泌尿器科で確認すべきサインです。
骨盤底筋トレーニングは追っかけもれにも役立つ?
骨盤底筋は尿道の働きにも関わるため、追っかけもれの対策として骨盤底筋トレーニングが案内されることがあります。NHSの資料でも、尿道ミルキングと並んで骨盤底筋運動が紹介されています。
ただし、骨盤底筋は「強く締めれば締めるほど良い」わけではありません。締める動きと緩める動きの両方が必要です。排尿中に何度も尿を止める練習を繰り返すのではなく、排尿とは別の時間に、正しい筋肉を確認しながら行います。
前日8月10日の番組では、男女の尿トラブルと骨盤底筋体操が紹介される予定です。骨盤底筋の基本や腹圧性尿失禁との違いは、前日の記事にまとめています。
追っかけもれと前立腺肥大・残尿・頻尿の違い
検索では「追っかけもれ 前立腺」「尿が出し切れない」「残尿感」といった言葉も一緒に調べられやすいテーマです。ただし、追っかけもれがあるだけで前立腺肥大症と決まるわけではありません。
| 気になる症状 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 排尿後に数滴だけ漏れる | 排尿後尿滴下の可能性。尿道内に残った尿が後から出る場合がある |
| 尿の勢いが弱い | 前立腺肥大症や尿道狭窄などを含め、尿の通り道の評価が必要なことがある |
| 排尿開始まで時間がかかる | 排尿障害の確認が必要 |
| 出した直後なのに膀胱がいっぱいの感じ | 残尿がないか検査で確認することがある |
| 急な尿意・頻尿もある | 過活動膀胱など別の症状が重なっている可能性 |
国立長寿医療研究センターも、排尿後尿滴下と切迫性尿失禁は別の尿漏れとして紹介し、尿のことで困っている場合は専門の医療機関へ相談するよう案内しています。特に複数の排尿症状が重なっているときは、「年齢のせい」で片づけないことが大切です。
病院は何科?泌尿器科を受診したいサイン
追っかけもれを相談する診療科は、基本的に泌尿器科です。少量の排尿後尿滴下だけで生活上の困りごとが軽い場合は、排尿後に少し待つなどの工夫で様子をみることもありますが、次のような症状がある場合は受診を検討してください。
- 尿が出にくい、尿線が細い・弱い
- 強くいきまないと尿が出ない
- 排尿後も膀胱に尿が残っている感じが強い
- 急な尿意や頻尿、夜間頻尿が続く
- 排尿時の痛み、発熱、血尿がある
- 尿漏れの量や回数が増えて生活に支障がある
- 突然ほとんど尿が出なくなった
泌尿器科では、症状の聞き取りに加えて尿検査、超音波による残尿測定、尿の勢いを調べる検査などが行われることがあります。症状が起きるタイミングを説明できるようにしておくと相談しやすくなります。
奥井伸雄医師はどんな専門家?有働由美子と尿トラブルを解説
8月11日の専門家は奥井伸雄さんです。順天堂大学の2026年4月の研究発表では、順天堂大学大学院医学研究科の客員教授として紹介されています。奥井さんは奥井識仁名義でも活動し、泌尿器科・女性泌尿器科や尿失禁などを専門領域としてきた医師です。
番組で健康案内人を務める有働由美子さんのプロフィール・経歴・現在の出演番組については別記事で詳しくまとめています。『有働Times』やNHK時代から現在までの活動を知りたい人はこちらもどうぞ。
また、『有働由美子の健康案内人!』の過去テーマでは、夏の腰痛・ぎっくり腰対策も紹介されています。「夏の腰痛・ぎっくり腰予防と対処法【8月4日】」も番組関連記事として確認できます。
見逃し配信はTVer・TELASAで確認
『有働由美子の健康案内人!』は、番組表Gガイドで過去放送のTVer視聴導線が案内され、TELASAには番組シリーズページがあります。放送回によって公開期間や配信状況が変わるため、8月11日回を見逃した場合は、TVerとTELASAの番組ページで最新の配信状況を確認してください。
よくある質問
追っかけもれとは何ですか?
排尿を終えた後、服を整えたり歩き始めたりしたときに数滴の尿が漏れる状態です。医学的には排尿後尿滴下(PMD)と呼ばれます。
追っかけもれは前立腺肥大症ですか?
追っかけもれだけで前立腺肥大症とは判断できません。ただし、尿の勢いが弱い、出しにくい、残尿感、頻尿などが重なる場合は泌尿器科で確認してください。
追っかけもれの対策はありますか?
排尿後に数秒待つ、尿道内に残った尿をやさしく前方へ出す尿道ミルキング、骨盤底筋トレーニングなどが案内されています。痛みがある場合や手術後などは医師へ確認してください。
追っかけもれは何科に行けばいいですか?
基本は泌尿器科です。尿が出にくい、血尿、排尿痛、発熱、強い残尿感などがある場合は早めに相談してください。
8月10日放送の尿トラブルとは何が違いますか?
8月10日は咳やくしゃみなど腹圧がかかったときの尿漏れと骨盤底筋体操が中心で、8月11日は排尿後に数滴漏れる「追っかけもれ」が中心です。同じ尿漏れでも起きるタイミングと対策が異なります。
参考資料
- 番組表.Gガイド「有働由美子の健康案内人!」8月11日放送情報
- テレビ朝日「有働由美子の健康案内人!」公式サイト
- 国立長寿医療研究センター「会議前の尿もれと会議後の尿もれ」
- NICE「Conservative management – urethral milking」
- RDaSH NHS「Post-micturition dribble」
- International Continence Society「Post micturition dribble」
- 順天堂大学「奥井伸雄客員教授らの研究」
- TELASA「有働由美子の健康案内人!」
まとめ
2026年8月11日の『有働由美子の健康案内人!』は、排尿後に数滴漏れる「追っかけもれ(排尿後尿滴下)」がテーマです。排尿後に尿道へ残った少量の尿が、服を整えた後や歩き始めたときに出てくることがあり、前日の腹圧性尿失禁とは起こるタイミングが異なります。
対策としては、排尿後に少し待つことや、専門機関が案内する尿道ミルキング、骨盤底筋のトレーニングなどがあります。一方、尿が出にくい、血尿、痛み、強い残尿感、頻尿などが重なる場合は、別の排尿障害を確認するため泌尿器科へ相談するのが安心です。

