むしめがね神輿回は8月9日22時09分!釘を使わない作り方・完成まで1年の職人技|8/9 22:09

2026年8月9日(日)のTBS系『むしめがね 〜真の価値をのぞく〜』では、祭りの主役ともいえる「神輿(みこし)」が取り上げられます。今回の注目点は、神社仏閣と同じ宮大工の伝統技法を生かし、骨格を釘に頼らず組み上げる職人技です。

番組案内によると、神輿は完成まで約1年。何百年も受け継がれる神輿を、木地師、彫刻師、錺師、塗師など多くの職人がどのように形にするのかが見どころです。この記事では、放送日時、神輿の役割、釘を使わない木組み、製作工程、長く使い続けられる理由を分かりやすくまとめます。

この記事の要点

  • 放送は2026年8月9日(日)22時09分〜22時15分
  • ナレーションは近藤サト
  • 神輿は祭礼で神霊をお迎えして移すための「神様の乗り物」
  • 骨格は宮大工の木組みを生かし、釘に頼らず組み上げられる
  • 木地、彫刻、錺金具、漆、金箔、組立など多くの工程がある
  • 番組案内では完成まで約1年、何百年も使われ続ける神輿を紹介

むしめがね神輿回の放送日時・出演者

番組名むしめがね 〜真の価値をのぞく〜
放送局TBS系
放送日2026年8月9日(日)
放送時間22:09〜22:15
今回の題材神社仏閣と同じ伝統技法で、釘を使わずに作られる神輿
ナレーション近藤サト

番組公式サイトでは通常の放送枠を「日曜よる9時54分から」と案内していますが、2026年8月9日は22時09分開始です。通常時刻と異なるため、録画予約では当日の電子番組表を確認しておくと安心です。

『むしめがね』は、日常の中にあるマスターピースを取り上げ、人間国宝の手仕事から下町の技術まで、知られざる「本物の技」に光を当てるミニ番組です。短い放送時間の中で、完成品だけでは見えない作り手の仕事を接写や工程映像で見せる点が特徴です。

神輿とは?祭りで担ぐ「神様の乗り物」

神輿は、神社の祭礼で神霊が氏子の暮らす地域を巡る際に用いられる乗り物です。台東区公式の伝統工芸品サイトでは、神霊の御幸のクライマックスに氏子が担ぐ神輿を「祭りの華」と紹介しています。

外観は小さな神社のようで、屋根、鳥居、胴、台輪、欄干、彫刻、錺金具、飾り紐などから構成されます。地域や神社によって屋根の形、彫刻の題材、金具の模様、担ぎ方が異なるため、神輿そのものが地域の歴史や美意識を映す文化財のような存在になっています。

「お祭り」と「縁日」の意味の違いを知りたい方は、お祭りと縁日の違いとは?意味・由来・関東のおすすめスポットまとめもあわせてご覧ください。

神輿はなぜ釘を使わずに作れる?木組みの仕組み

今回の放送で最も検索されそうなのが、「なぜ釘を使わずに神輿を作れるのか」という疑問です。宮大工が受け継ぐ木組みでは、木材の端に凹凸を刻み、部材同士を精密にかみ合わせます。

  • 継手(つぎて):同じ方向に伸びる木材同士をつなぐ加工
  • 仕口(しぐち):柱と梁のように異なる方向の木材をつなぐ加工
  • ほぞ・ほぞ穴:一方の突起を、もう一方に刻んだ穴へ差し込む加工

木は一本ごとに木目、反り、粘りが異なります。職人はその癖を読み、荷重がかかる方向や見える位置を考えながら手作業で刻みます。寸法がわずかにずれるだけでも全体のゆがみにつながるため、図面通りに切るだけでは完成しません。

なお「釘を使わない」といっても、神輿から金属がなくなるわけではありません。神輿には、彫金や鍛金で作られた多数の錺金具が取り付けられます。骨格を組む木工技法と、外観を飾り守る金属工芸は別の役割を担っています。

神輿の作り方|木地から漆・金箔・組立まで

神輿づくりは、一人の職人だけで完結する仕事ではありません。台東区公式サイトや神輿製作所が公開する工程を見ると、木工、彫刻、金工、漆工、箔押し、組紐など、さまざまな専門技術が集まって一基の神輿になります。

主な工程職人技のポイント
木地製作屋根、台輪、胴、鳥居、勾欄、枡組などの骨格を木材から作る
彫刻龍、獅子、唐草など、神輿の格や地域性を表す意匠を手彫りする
錺金具・鋳物木地に合わせて型紙を作り、真鍮板などへ模様を刻む
漆塗り下塗り、研ぎ、塗り重ねを繰り返し、深い艶と耐久性を生む
金箔押し・メッキ彫刻や金具へ輝きを加え、荘厳な外観に仕上げる
組立・調整柱の締まり、屋根、台輪、装飾の位置と全体のバランスを整える

南部屋五郎右衛門の公開工程では、木地製作から彫刻、金具、メッキ、漆、金箔、組立、飾り付けまで8段階に分けて紹介されています。宮本卯之助商店も、漆塗りは塗って磨く工程を繰り返し、錺金具は大小合わせて数百点に及ぶ場合があると説明しています。

神輿の完成まで約1年かかるのはなぜ?

番組案内では、神輿の完成までに約1年を要するとされています。時間がかかる大きな理由は、工程の多さと、各部品を現物に合わせて作る完全な手仕事にあります。

  • 木材の癖を見極め、木取りと手刻みを行う
  • 仮組みを繰り返して屋根や柱の締まりを調整する
  • 木地に合わせて一つずつ彫刻や金具を作る
  • 漆を塗り、乾かし、研ぐ工程を何度も重ねる
  • 金箔、メッキ、飾り紐など別分野の職人へ仕事をつなぐ
  • 最後に全体を組み、重心と見た目のバランスを確認する

大量生産品のように同じ部品を流れ作業で組み立てるのではなく、神社や町会の要望、地域の意匠、台輪の寸法に合わせて一基ごとに作ります。約1年という期間は、待ち時間だけではなく、複数の職人の仕事を正確につなぐために必要な時間と考えられます。

何百年も使われる神輿を支える修理と受け継ぎ

神輿は完成したら終わりではありません。祭りでは大勢が担ぎ、上下左右に大きく動き、屋外の熱気や湿気にもさらされます。そのため、定期的な点検、締め直し、漆や金具の補修、傷んだ部品の交換が欠かせません。

浅草をはじめ祭りが盛んな地域では、新しい神輿の製作だけでなく、古い神輿の修理・修復も職人の重要な仕事です。番組が伝える「何百年も使われ続ける」という価値は、丈夫な材料や技法だけでなく、世代ごとに手入れを続ける人々がいて初めて成り立ちます。

一方、近年は猛暑や担い手不足によって祭りの開催方法も変化しています。地域行事の継承については、夏祭りの日程変更が相次ぐのはなぜ?猛暑と担い手不足で変わる伝統行事で詳しくまとめています。

放送で注目したい5つの職人技

  1. 木材の接合部
    釘が見えない場所で、どのような凹凸が部材を固定しているか。
  2. 屋根と枡組
    小さな社殿のような屋根を支える、複雑な木の重なり。
  3. 彫刻の立体感
    龍や獅子、植物文様が、限られた厚みからどのように彫り出されるか。
  4. 漆と金具の輝き
    黒や朱の漆、金箔、手打ち金具が光を受けたときの表情。
  5. 最終調整
    何百点もの部品を組み、屋根、柱、台輪のバランスを整える職人の目。

祭りの音にも注目すると、神輿を担ぐ場面の印象がさらに深まります。祭囃子で使われる横笛については、篠笛とは?種類・値段相場・初心者向け練習方法も参考になります。実際に祭りへ出かける予定がある方は、お祭りの服装はダボスタイルと江戸前スタイルどっちがいい?もチェックしてみてください。

むしめがね神輿回の見逃し配信はある?

TBS公式の番組ページには、TBS FREEで最新回を無料配信する案内があります。過去回はTVerで配信された実績もありますが、配信対象や視聴期限は回ごとに変わる場合があります。

神輿回を見逃した場合は、放送後にTBS公式の『むしめがね』ページとTBS FREE、TVerの番組ページを確認してください。公式ページにも「都合により視聴できない場合がある」と記載されています。

むしめがね神輿回のよくある質問

神輿回はいつ放送されますか?

2026年8月9日(日)22時09分から22時15分まで、TBS系で放送予定です。通常の案内時刻と異なるため、当日の番組表も確認してください。

神輿は本当に釘を使っていないのですか?

番組では、神社仏閣と同じ伝統技法によって、骨格を釘に頼らず組み上げる神輿を紹介します。ただし、装飾や補強には錺金具などの金属部品が使われるため、「金属を一切使わない」という意味ではありません。

神輿は何でできていますか?

主な骨格は木材で作られ、彫刻、漆、金箔、真鍮などの錺金具、鋳物、飾り紐などが組み合わされます。仕様や地域によって材料と仕上げは異なります。

神輿作りにはどんな職人が関わりますか?

木地師、彫師、錺師、塗師、箔職人、彩色師、組紐師、鍍金師など、多分野の職人が関わります。工房によっては複数工程を一貫して手がける場合もあります。

まとめ|神輿は地域と職人をつなぐマスターピース

2026年8月9日の『むしめがね 〜真の価値をのぞく〜』は、22時09分から神輿の職人技を紹介します。骨格を釘に頼らず組み上げる木組み、手彫りの彫刻、数多くの錺金具、塗りと研ぎを重ねる漆、金箔押し、最終組立まで、一基の神輿には日本の伝統工芸が凝縮されています。

完成まで約1年、使われる期間は何百年。神輿の真の価値は、豪華な見た目だけでなく、職人から職人へ、地域から次の世代へと受け継がれる時間にあります。放送では完成品の迫力とともに、普段は隠れて見えない接合部や職人の手元に注目してみてください。

参考情報

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