なんでも鑑定団9月6日大阪|モモイロサンゴ550万円はなぜ?若冲偽物・藤井勉本物の鑑定理由|9/6 12:54
2026年9月6日(日)12時54分からテレビ大阪で放送される「開運!なんでも鑑定団【103歳叔母が遺した秘蔵サンゴ&伊藤若冲に驚き値】」は、2026年5月19日放送回です。
当サイトにはすでにモモイロサンゴ550万円・伊藤若冲の真贋を結果中心にまとめた記事があるため、今回は重複を避け、「なぜ550万円になったのか」「若冲はどこで偽物と判断されたのか」「藤井勉3点はなぜ本物と評価されたのか」という鑑定理由に焦点を当てます。
9月6日テレビ大阪の放送内容|元は5月19日回
| 放送局 | テレビ大阪 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月6日(日)12:54~ |
| 元の放送 | テレビ東京 2026年5月19日 |
| 主な注目品 | モモイロサンゴ、伊藤若冲の掛軸、藤井勉の絵3点、古九谷の大皿、西鉄黄金期の秘宝 ほか |
| 5月19日ゲスト | 林家つる子 |
テレビ東京公式番組ページでは、103歳で亡くなった叔母が遺したモモイロサンゴ、退職金で購入した藤井勉の絵3点、亡き父が信じた伊藤若冲の花鳥図などが予告されています。結果だけでなく、購入経緯や家族の思い込みが鑑定でどう覆るかがこの回の面白さです。
モモイロサンゴが550万円になった理由|300年・巨大・スカッチ
モモイロサンゴは、叔母が約41年前に展示会で200万円で購入した品。公式データベースでは本人評価額も200万円でしたが、放送後のテレ東プラスでは鑑定額550万円と報じられています。
高額になった理由は大きく3つあります。第一に本物のモモイロサンゴであること。第二に「スカッチ」と呼ばれる、桃色に白い部分が混ざる独特の色合い。第三に、水深約250mの深海で約300年かけて成長した非常に大きな個体で、同等品を今後入手するのが難しい希少性です。
サンゴは単純に「重いほど高い」のではなく、色、枝ぶり、欠損、種類、サイズ、採取可能性など複数の条件で評価されます。この品は“古いから高い”のではなく、自然が数百年かけて作ったサイズと鑑賞性が価値の中心です。
伊藤若冲の掛軸はなぜ偽物?真贋は署名だけでは決まらない
この回で大きな落差が出たのが、亡き父が伊藤若冲の真作だと信じていた掛軸です。既存記事でも結果を紹介していますが、公式データベースでは真作ではないと鑑定されています。
美術品の真贋では、署名や印があるだけでは決まりません。絵具や紙・絹の時代、筆致、構図、モチーフの描き方、落款の形、作品全体の経年変化を総合します。若冲の名が書かれていても、時代や材料、描写の特徴が合わなければ後世の模作・写しと判断されます。
この回は「家族が長年信じてきた」という来歴の強さと、鑑定士が作品そのものを見る客観性が対照的です。思い出の価値と市場での真贋評価は別物だという点も、鑑定団らしいテーマです。
藤井勉の絵3点は本物|2005年頃の円熟期作品
退職時の“自分へのご褒美”として購入された藤井勉の絵3点は、公式データベースですべて本物と判定されています。少女の油彩画2点と薔薇の水彩画で、2005年頃、藤井勉が60歳の円熟期に描いた作品と説明されています。
少女2点のモデルは次女・亜希子さん。髪や肌の細密な描写、父親として娘を見つめる温かさが作品に表れている点が評価されました。薔薇も藤井勉が得意としたモチーフです。
ただし「本物=必ず購入価格より高い」わけではありません。公式総評では、藤井勉作品は市場に出る数が多く、価格が落ち着いているとも説明されています。真贋と市場価格は別の軸で決まることがよく分かる例です。
同じ「なんでも鑑定団」の別回は、北大路魯山人・呉須赤絵・ゴジラソフビ・貞宗の刀を扱った記事でも紹介しています。
よくある質問(FAQ)
モモイロサンゴの鑑定額はいくら?
テレ東プラスの放送後記事では550万円。本人評価額は200万円でした。
550万円になった一番の理由は?
本物のモモイロサンゴで、スカッチ特有の色合い、大型サイズ、約300年かけて成長した希少性が高く評価されました。
伊藤若冲の掛軸は本物?
公式データベースでは真作ではないと鑑定されています。署名だけでなく、時代・材料・筆致・構図などを総合して判断されます。
藤井勉の絵3点は本物?
3点とも本物と鑑定されています。2005年頃の円熟期の作品と説明されています。
まとめ|結果より「なぜそうなったか」を見ると面白い回
9月6日のテレビ大阪「なんでも鑑定団」は、550万円のモモイロサンゴ、真作ではなかった若冲の掛軸、本物と認められた藤井勉3点という対照的な結果が並びます。
モモイロサンゴは数百年という自然の時間と希少性、若冲は時代・材料・筆致の整合性、藤井勉は作風と制作年代がポイント。鑑定額だけでなく、鑑定士が何を証拠に判断しているかに注目すると、美術品・自然物それぞれの価値の決まり方が見えてきます。

