安青錦が巴戦で3度目の優勝!大関復帰・DOMIVKAの場所と巴戦ルールを解説

2026年7月26日、大相撲名古屋場所の千秋楽で、ウクライナ出身の関脇・安青錦(あおにしき)が優勝決定巴戦を制し、3場所ぶり3度目の幕内優勝を果たしました。

本割では熱海富士に敗れたものの、霧島を含む3人が12勝3敗で並んだ決定戦で、安青錦は熱海富士と霧島に連勝。大関から関脇へ陥落した直後の場所で10勝以上を挙げたため、1場所での大関復帰も決めています。

ニュースを見て「巴戦とはどんなルール?」「最初に休む力士は有利なの?」「4人の場合はどうする?」と気になった人も多いのではないでしょうか。

この記事では、安青錦の優勝までの流れ、巴戦の仕組みと確率、過去の事例、応援に沸いたウクライナ料理店DOMIVKA Ukrainian Soul Tokyoの場所までまとめます。

この記事の要点

  • 安青錦は2026年名古屋場所を12勝3敗で終え、巴戦で2連勝して3度目の優勝
  • 関脇で10勝以上を挙げたため、次の秋場所から大関に復帰
  • 巴戦は3人のうち誰かが2連勝するまで続く
  • 全員互角と仮定した単純計算では、最初に休む力士の優勝確率は約28.6%
  • DOMIVKAは清澄白河駅近くにあるウクライナ家庭料理店

安青錦が巴戦を制し3度目の優勝、大関復帰も決定

安青錦は名古屋場所を12勝3敗で終え、熱海富士、霧島との優勝決定巴戦に進みました。

安青錦は2026年1月場所で大関に昇進しましたが、負け越しと全休によって7月場所は関脇に降下。大関から陥落した力士は、直後の場所で10勝以上を挙げれば大関に戻れる特例があります。

安青錦は11日目までに10勝へ到達し、大関復帰の条件をクリア。そのうえで優勝まで成し遂げました。大関への特例復帰を決めた場所で優勝したのは、現行制度下で初めてと報じられています。

優勝翌日の会見では、けがへの不安を抱えながらも最後まで戦い抜いたことを振り返り、「やりきった」という実感を語りました。次の目標には、再び大関として自分らしい相撲を見せ、さらに上の番付を狙うことを挙げています。

名古屋場所千秋楽の巴戦結果|熱海富士、霧島との3人決定戦

取組勝者敗者決まり手
本割熱海富士安青錦押し出し
巴戦1番目熱海富士霧島押し出し
巴戦2番目安青錦熱海富士寄り切り
巴戦3番目安青錦霧島寄り切り

本割で安青錦を破った熱海富士は、巴戦の初戦でも霧島を下し、優勝まであと1勝としました。

しかし安青錦は、次の一番で熱海富士の圧力を受け止めて寄り切り。続く霧島戦でも低い立ち合いから左を差し、前へ出て連勝しました。

巴戦は単に2勝すればよいのではなく、連続した2番に勝つことが条件です。安青錦は熱海富士、霧島を続けて破ったため、その時点で優勝が決まりました。

大相撲の巴戦とは?くじ・順番・2連勝ルールを解説

巴戦は、本割を終えた時点で各段の最高成績に3人が並んだ場合に行う優勝決定戦です。

  1. 3人が「東一」「西一」「○」と書かれたくじを引く
  2. 「東一」と「西一」を引いた2人が最初に対戦する
  3. その勝者が「○」を引いた力士と対戦する
  4. 最初の勝者が続けて勝てば、その力士が優勝
  5. 「○」の力士が勝った場合は、最初の取組で敗れた力士と対戦する
  6. 以後、誰かが2連勝するまで同じ流れを続ける

つまり、1勝1敗を繰り返した場合は決定戦が続きます。今回の安青錦は、自分が最初に登場した熱海富士戦から2連勝したため、3番目の取組で決着しました。

英語では一般にthree-way playoff、優勝決定戦であることを明確にするならthree-way championship playoffと表現できます。海外の相撲ファン向けには、日本語をそのままローマ字にした「tomoe-sen」も使われます。

巴戦の確率は不公平?最初に休む力士は有利とは限らない

巴戦については、「最初の取組を休める『○』の力士が有利なのでは?」という疑問がよく検索されます。

ところが、3人の実力がまったく同じで、どの取組も勝率50%、疲労や相性の影響がないと仮定して計算すると、優勝確率は次のようになります。

最初の位置優勝確率
最初の取組に出る力士A5/14(約35.7%)
最初の取組に出る力士B5/14(約35.7%)
最初に休む「○」の力士2/7(約28.6%)

単純モデルでは、最初に休む力士は初戦の結果にかかわらず、最初に登場した取組で負けると連勝を作れません。一方、最初の取組に出る2人は、初戦に負けても次の展開次第で再び順番が回ってきます。この違いが確率差につながります。

ただし、これは数学上の単純化です。実際の土俵では、連戦による疲労、けが、対戦相性、立ち合いの感覚が大きく影響します。順番はくじで決めるため、特定の力士を意図的に有利・不利にする仕組みではありません。

「完全に同じ条件ではない」という意味で不公平だと感じる人はいますが、短時間で決着をつけながら敗者復活の余地も残す、大相撲独自の伝統的な方式といえます。

大相撲の巴戦は過去に何度?4人・5人の場合の決め方

幕内の巴戦は頻繁に起きるものではありません。2022年九州場所では阿炎、高安、貴景勝が並び、阿炎が2連勝して優勝しました。この巴戦は1994年春場所以来、28年ぶりでした。

3人より多く並んだ場合は、人数に応じて組み合わせが変わります。

  • 4人:通常は準決勝2番、決勝1番のトーナメント方式
  • 5人:1回戦2番と不戦勝1人を決め、勝者2人と不戦勝1人で巴戦
  • 6人:1回戦で3人に絞り、その3人で巴戦

幕内では1996年九州場所に5人の優勝決定戦が行われ、武蔵丸が1回戦を勝ち上がった後、巴戦で曙と貴ノ浪を連破して優勝しました。日本相撲協会によると、幕内の決定戦は5人が最多です。

検索候補に出る「巴戦 野球」は、3チームが優勝や順位を争う状況を「三つ巴」と表現しているケースが中心です。「巴戦 空戦」なども作品名や比喩的な表現として使われることがあり、大相撲の2連勝ルールとは別物です。

安青錦を応援したウクライナ料理店DOMIVKAはどこ?

安青錦が足しげく通っていると報じられたのが、安治川部屋の近くにあるDOMIVKA(ドミウカ)Ukrainian Soul Tokyoです。

店名DOMIVKA Ukrainian Soul Tokyo
住所東京都江東区白河1-3-1 2F
アクセス清澄白河駅A3出口から徒歩約2分
営業時間平日ランチ11:30~14:00、土日ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~21:00
定休日月曜・火曜、水曜ランチ
主な料理ボルシチなどウクライナの家庭料理

店舗情報は深川資料館通り商店街の掲載内容をもとにしています。営業時間や休業日は変更される可能性があるため、来店前に店舗の公式情報を確認してください。

FNNの報道によると、名古屋場所の優勝決定戦当日は、スタッフが応援に集中するため店をいったん閉めて取組を見守りました。優勝後はウクライナ国旗を思わせる青と黄色のカクテルで祝福し、甘いものが好きな安青錦へ大きなケーキを用意したと伝えられています。

安青錦にとってDOMIVKAは、ボルシチなど故郷の味に触れられるだけでなく、同じウクライナにルーツを持つ人々とつながれる場所でもあるようです。

清澄白河周辺へ出かける際は、近隣の散策情報として清澄庭園で楽しむ落ち着いた浴衣観光コースも参考になります。

安青錦のプロフィール|ウクライナ出身、22歳で3度の幕内優勝

四股名安青錦 新大(あおにしき あらた)
本名ヤブグシシン・ダニーロ
生年月日2004年3月23日
出身ウクライナ・ヴィンニツャ
所属部屋安治川部屋
身長・体重182cm・142kg
得意技右四つ・寄り
初土俵2023年9月場所

安青錦は2023年9月場所で初土俵を踏み、2025年3月場所で新入幕。2025年11月場所で初優勝し、2026年1月場所も制して大関へ昇進しました。

けがによって大関から陥落しましたが、関脇で迎えた名古屋場所で復帰条件を満たしただけでなく、再び賜杯を手にしています。短期間で番付を駆け上がった勢いだけではなく、逆境から戻る我慢強さも安青錦の大きな魅力です。

ウェブの声|巴戦の熱戦と故郷からの応援に反響

優勝後のウェブ上では、安青錦の精神力や巴戦の迫力を評価する反応が目立ちました。コメントをそのまま引用せず、主な傾向を整理すると次のようになります。

  • 本割で敗れた直後に立て直し、2連勝した集中力がすごい
  • けがを抱えながら大関復帰と優勝を同時に決めたことに驚いた
  • 久しぶりに見る巴戦で、最後まで結果が読めず興奮した
  • DOMIVKAのスタッフが店を閉めて応援したエピソードに胸を打たれた
  • 次は横綱を目指す戦いに期待したい

大相撲中継では取組以外の観客にも注目が集まることがあります。名古屋場所の話題をさらに知りたい人は、大相撲名古屋場所の“紫の着物ドレス”美女は水谷百花もあわせてご覧ください。

来場所は大関で出場|安青錦は横綱を狙える?

安青錦は次の2026年9月場所で大関に復帰します。名古屋場所では左足の状態に不安を抱えながらも12勝を挙げたため、まずは治療と回復が重要になります。

横綱昇進は一般に、大関として2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績が目安です。関脇での今回の優勝がそのまま横綱昇進の起点になるとは限りませんが、大関復帰後も優勝争いを続ければ、早い段階で綱取りが話題になる可能性があります。

安青錦自身も一夜明け会見で、さらに上の番付を目指す意欲を示しています。けがを乗り越えて再び大関の土俵に立つ秋場所は、大きな注目を集めそうです。

安青錦と巴戦に関するよくある質問

大相撲の巴戦とは何ですか?

本割終了時に最高成績の力士が3人並んだ場合に行う優勝決定戦です。くじで最初の対戦を決め、誰かが2連勝するまで続きます。

巴戦で最初に休む力士は有利ですか?

休めるメリットはありますが、必ずしも有利ではありません。全員互角の単純モデルでは、最初に休む力士の優勝確率は約28.6%、最初の取組に出る2人は各約35.7%です。

4人で並んだ場合はどう決めますか?

通常は4人によるトーナメント方式です。準決勝2番を行い、その勝者同士の決勝で優勝を決めます。

巴戦は英語で何といいますか?

three-way playoff、three-way championship playoffが分かりやすい表現です。tomoe-senと表記する場合もあります。

DOMIVKAは予約が必要ですか?

予約の要否や営業状況は日によって変わる可能性があります。安青錦の優勝後は混雑も予想されるため、店舗公式サイトや電話で最新情報を確認するのが確実です。

まとめ

安青錦は2026年名古屋場所で熱海富士、霧島との優勝決定巴戦を制し、3場所ぶり3度目の幕内優勝を果たしました。関脇で10勝以上を挙げたため、次の場所から大関に復帰します。

巴戦は3人のうち誰かが2連勝するまで続く独特の方式です。最初に休む力士が一見有利に見えますが、単純な確率計算では必ずしもそうではなく、順番と連勝条件が大きく影響します。

清澄白河のDOMIVKAをはじめ、故郷ウクライナにつながる人々の応援も力に変えた安青錦。大関として迎える秋場所では、横綱を視野に入れた新たな戦いが始まります。

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