『職業としての小説家』をAudibleで聴いた感想|小澤征悦の朗読で味わう村上春樹の創作論

村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』が、俳優・小澤征悦さんの朗読でAudible配信されていることをご存知でしょうか。小説家自身が、創作の裏側をじっくりと語る貴重な一冊です。

この記事では、Audible版『職業としての小説家』の基本情報、小澤征悦さんの朗読レビュー、他の村上作品との聴き比べポイントをまとめます。小説を書くことに興味がある人はもちろん、村上春樹という作家自身についてもっと知りたい人にもおすすめです。

この記事の要点

  • 『職業としての小説家』はAudibleで配信中。ナレーターは小澤征悦さん
  • 2022年6月1日配信、村上春樹オーディオブックプロジェクトの一作
  • 村上さん自身が小説家になった経緯や創作論を語るエッセイ
  • 文学賞、オリジナリティー、海外進出の体験など幅広いテーマを扱う
  • 小説やビジネス書に疲れたら、こうしたエッセイもおすすめ

『職業としての小説家』はAudibleで聴ける?【結論】

結論として、村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』は、Audibleで音声化されて配信されています。2022年6月1日、村上春樹オーディオブックプロジェクトの一作として配信が始まりました。

朗読を担当するのは、俳優の小澤征悦さんです。村上作品に深い思い入れがあるという小澤さんが、「春樹さんがずっと側にいる感覚」があったと語るほど、じっくりと向き合って朗読に臨んだ一冊です。

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『職業としての小説家』Audible版の基本情報

Audible版『職業としての小説家』の基本情報を整理すると、以下のようになります。

著者村上春樹
ナレーター小澤征悦
配信日2022年6月1日
ジャンルエッセイ・創作論
聴き放題対象プレミアムプラン対象(Audibleで確認する

エッセイということもあり、小説作品よりも気軽に聴き始めやすいのが本作の特徴です。配信状況は2026年7月時点でAudible公式ページを確認した情報です。

聴き放題の対象や価格は変更される場合があるため、最新情報は公式ページでご確認ください。

どんな内容が語られているのか

本作では、村上さんが小説家になった頃を振り返りながら、文学賞についての考え方、オリジナリティーとは何かを深く掘り下げています。「何を書けばいいのか」「どんな人物を登場させようか」「誰のために書くのか」といった、創作の根幹に関わる問いに具体的に向き合っています。

時間を味方につけて長編小説を書くこと、小説とはどこまでも個人的でフィジカルな営みであること、作品が翻訳されて海外へ出て行った体験、学校について思うこと、故・河合隼雄先生との出会いなど、幅広いテーマが語られています。

身近な体験談も語られている

創作論だけでなく、村上さん自身の人生経験にも触れられています。二十代・三十代に経験した身近な人との別離について語る場面もあり、作家としての視点だけでなく、一人の人間としての率直な言葉が随所に見られます。

このような個人的な体験を交えながら、小説家という職業のリアルな実態を語っているのが本作の大きな魅力です。

小澤征悦さんの朗読をレビュー

小澤さんは本作の朗読について、「春樹さんがずっと側にいる感覚があった」と振り返っています。作家自身が語る言葉を、丁寧にすくい上げるような朗読が印象的です。

実は小澤さんにとって、Amazonオーディブルでの朗読は本作が2度目でした。伊集院静さんの『さよならの力 大人の流儀7』に続く挑戦だったこともあり、朗読という表現に対する経験値の高さが感じられる仕上がりになっています。

村上作品に対する深い思い入れがあるという小澤さんだからこそ、単なる音読ではなく、作家の言葉の一つひとつに込められた意味を丁寧に伝える朗読になっていると評価されています。エッセイという形式だからこそ、朗読者自身の理解の深さがそのまま伝わりやすいとも言えるでしょう。

エッセイならではの聴きやすさ

小説と違って登場人物の演じ分けが必要ないぶん、落ち着いたトーンで一貫して聴き進められるのが本作の魅力です。村上さんの語り口をそのまま音声で味わうような感覚で楽しめます。

村上春樹の他作品も聴いてみる

『職業としての小説家』は、村上春樹オーディオブックプロジェクトの一作です。同じ日には松山ケンイチさんが朗読する『螢・納屋を焼く・その他の短編』、藤木直人さんが朗読する『ねじまき鳥クロニクル』第2部も配信されました。

全作品と朗読者の一覧は村上春樹の小説はAudibleで何冊聴ける?豪華俳優陣による朗読作品まとめで詳しく紹介しています。『ねじまき鳥クロニクル』のレビューもあわせてご覧ください。

読者・リスナーの声

Audibleのレビューには、「村上さんが自分のことを『普通の人間』と繰り返し語っているのが印象的だった」という声が多く見られます。作家としての率直な自己認識に触れられる点が評価されているようです。

一方で、「海外に進出してからの体験談は、少し自慢話っぽく感じる部分もある」という声も見られます。ただし熱心なファンからは「既読の内容でも改めて興味深く聴けた」という感想も多く、ファンほど楽しめる一冊という側面もあるようです。

また、「小説家でなくても、仕事や生き方全般の参考になった」という感想も見られます。創作論という枠を超えて、一つのことをコツコツ続ける姿勢そのものに学びを得たというリスナーも少なくないようです。

Audible無料体験の始め方

Audibleは初めての利用に限り、30日間無料でプレミアムプランを体験できます。無料期間中に聴き放題対象の『職業としての小説家』を聴き終えることも十分可能です。

登録に必要なのは、普段使っているAmazonアカウントと支払い方法の2つだけです。詳しい登録手順はAudible無料体験の始め方で画像付きで解説しています。

月額料金を払ってでも続ける価値があるのか気になる人は、610冊聴いた上での正直な結論もあわせてご覧ください。

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よくある質問

『職業としての小説家』のナレーターは誰ですか?

俳優の小澤征悦さんが朗読を担当しています。2022年6月1日に配信が始まりました。

『職業としての小説家』はAudibleの聴き放題対象ですか?

2026年7月時点ではプレミアムプランの聴き放題対象です。対象作品は変更される場合があるため、最新の配信状況はAudible公式ページでご確認ください。

村上春樹の小説を読んだことがなくても楽しめますか?

問題なく楽しめます。創作論やエッセイとして独立して読める内容ですが、村上作品のファンであればより深く楽しめる一冊です。

小説を書きたい人にも参考になりますか?

参考になります。長編小説の書き方、オリジナリティーの追求方法など、創作に興味がある人にとって実用的な視点も含まれています。

まとめ|作家自身の言葉で綴られた創作論を聴く

『職業としての小説家』は、小澤征悦さんの落ち着いた朗読でAudibleでも聴ける、村上春樹さん自身による創作論です。小説家になった経緯から海外進出の体験まで、幅広いテーマを作家自身の言葉で味わえます。

小説作品とはまた違った、作家の素顔に触れる楽しみ方ができる一冊です。村上作品の他のラインナップも、あわせてチェックしてみてください。

 

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