
映画『キングダム 魂の決戦』主題歌は米津玄師「夜鷹」!曲に込めた意味と公開日
2026年7月17日、映画『キングダム 魂の決戦』が全国の劇場で公開されます。原作は原泰久さんの人気漫画「キングダム」で、実写映画シリーズとしては5作目にあたる作品です。
今作の主題歌には、米津玄師さんが書き下ろした新曲「夜鷹」が起用されることが2026年5月27日に発表されました。予告映像の解禁とともに、SNSでも大きな話題となっています。
この記事では、主題歌「夜鷹」に込められた意味や公開までの経緯、映画の基本情報からキャスト、原作「合従軍編」の見どころまで、最新情報を整理してお届けします。
- 公開日:2026年7月17日(金)、キングダムシリーズ5作目
- 主題歌:米津玄師さんの書き下ろし新曲「夜鷹」(2026年5月27日発表)
- 監督:佐藤信介さん/原作:原泰久さん「キングダム」
- 主演:山﨑賢人さん(信役)、吉沢亮さん(嬴政役)
- 見どころ:原作屈指の人気エピソード「合従軍編」の映像化
目次
映画『キングダム 魂の決戦』とは?公開日と作品概要
『キングダム 魂の決戦』は2026年7月17日に公開される日本映画で、2019年の第1作から続く実写「キングダム」シリーズの5作目です。原作は原泰久さんの漫画「キングダム」で、シリーズの中でも屈指の人気を誇る「合従軍編」を描く章にあたります。
監督はシリーズを一貫して手がけてきた佐藤信介さんで、脚本は黒岩勉さんと原泰久さんが担当しています。原作者自身が脚本に加わっていることも、このシリーズの大きな特徴のひとつです。
舞台は紀元前3世紀の中国大陸
物語の舞台は、紀元前245年前後の中国大陸です。下僕の身分だった少年・信が、後に中華統一を成し遂げる秦王・嬴政と出会い、共に大将軍を目指していく姿が原作全体を貫くテーマになっています。
『キングダム 魂の決戦』が描く合従軍編は、そんな二人が秦という国そのものの存亡をかけて戦う、シリーズでも屈指のスケールを誇るエピソードです。六国が結集した大軍を相手に、どこまで秦が持ちこたえられるかが物語の緊張感を高めています。
主題歌は米津玄師の書き下ろし新曲「夜鷹」に決定
2026年5月27日、映画『キングダム 魂の決戦』の主題歌が米津玄師さんの新曲「夜鷹」に決定したことが公式に発表されました。この楽曲は本作のために書き下ろされたもので、映画のために書き下ろされたことも大きな注目を集めています。
主題歌決定にあわせて、「夜鷹」の楽曲の一部を初めて使用した最新予告映像も公開されました。予告では信と李牧、そして万極が対峙する場面が描かれ、楽曲の緊張感あるメロディーが映像の世界観と重なると評判になっています。
「夜鷹」というタイトルの読み方
「夜鷹」は「よだか」と読みます。夜行性の鳥の名前に由来するタイトルで、生き物や自然物をモチーフにした言葉選びは、米津玄師さんの過去楽曲にも通じる特徴のひとつです。
「夜鷹」に込められた意味とは―米津玄師のコメントを読み解く
米津玄師「参加できたことを光栄に思う」
米津玄師さんは主題歌決定にあたり、「キングダム」という作品そのものについて、多くの人を晴れやかな気持ちにする「年に一度の祭り」のような存在だとコメントしています。そのうえで、その大きな舞台に自身の楽曲で参加できることを光栄に思う、という趣旨の言葉を寄せました。
さらに米津玄師さんは、不器用ながらもまっすぐに前へ進んでいく主人公・信に向けて、幸あれという思いを込めたともコメントしています。原作ファンとしての視点も感じさせる、温かなメッセージです。
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— 東宝映画情報【公式】 (@toho_movie) 2026年5月27日
主題歌「夜鷹」
#米津玄師 コメント
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夜鷹という曲を作らせていただきました。どこまでも広大に開かれていて、年に一度みんなを晴らす祭りであるところの映画キングダム、これに参加させて頂けたことを光栄に思います。不器用なりにもまっすぐ邁進していく信に幸あれ。
🎬7月17日(金)公開
信は希望、万極は闇を象徴する存在
本作の物語では、主人公・信が「希望」を、そして敵将である万極が「闇」を象徴する存在として描かれているといわれています。この対比は予告映像でも強調されており、「夜鷹」という楽曲のタイトルにも通じるモチーフです。
夜に活動し、静かに獲物を狙う鳥である夜鷹という言葉には、光と闇のはざまで戦う者たちの姿が重ねられているとも受け取れます。タイトルそのものが物語のテーマを暗示している点も、ファンの間で考察が広がる理由のひとつです。
万極を演じるのは山田裕貴
信と対峙する敵将・万極を演じるのは山田裕貴さんです。原作では趙の将軍で、猛将・龐煖の副将という設定になっています。
万極はかつて秦との戦いで父や兄を亡くした過去を抱えており、その深い恨みが戦いの原動力になっているキャラクターとして描かれています。単純な悪役ではない背景を持つ点は、佐藤信介監督が語る「敵同士が抱える同じ傷」というコメントとも重なります。
佐藤信介監督が「夜鷹」から感じ取ったもの
佐藤信介監督は、完成した「夜鷹」を初めて聴いたとき、敵同士として戦う者たちがそれぞれに抱える同じ傷、同じ痛みを強く感じ取ったとコメントしています。単純な正義と悪では割り切れない、個々人の戦いの複雑さが楽曲に込められていると語っています。
また監督は、怨讐の連鎖によって単純には割り切れなくなる戦争の悲しみが、この楽曲の音に込められているようだったとも述べています。「夜鷹」を孤独な魂の化身として捉え、互いに傷つけ合う登場人物たちの叫びが映画の余韻として響くと表現しました。
サブタイトルが「史上最大の決戦」から「魂の決戦」に変わった理由
本作のサブタイトルは、当初「史上最大の決戦」という案で進められていたと松橋真三プロデューサーが明かしています。合従軍と秦軍をあわせて数十万規模ともいわれる本作最大級の戦いを表す、いわば仮のタイトルだったようです。
ところが完成した主題歌「夜鷹」を聴いたことで、松橋プロデューサーは壮大に広がる世界の真ん中にシンプルで強い人間の「芯」を感じたといいます。この楽曲がひとつのヒントとなり、最終的なサブタイトルは「魂の決戦」に変更されたと説明されています。
豪華キャスト陣―信と嬴政を演じる山﨑賢人・吉沢亮、共演者たち
山﨑賢人と吉沢亮、7年にわたる二人の軌跡
主人公・信を演じる山﨑賢人さんと、秦王・嬴政を演じる吉沢亮さんは、2019年公開の第1作から本作までシリーズを支え続けてきた看板コンビです。1作目の撮影当時は山﨑さんが24歳でしたが、本作の公開時には二人とも30代を迎えており、役とともに歩んできた歳月がファンの間でも話題になっています。
吉沢亮さんは2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で主演を務めるなど、キングダムシリーズ以外でも幅広く活躍してきました。二人の演技は本作でも物語の核として描かれています。
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 信 | 山﨑賢人 |
| 嬴政 | 吉沢亮 |
| 李牧 | 小栗旬 |
個性豊かな共演者たち
本作には橋本環奈さん、清野菜名さん、志尊淳さん、神尾楓珠さん、山田裕貴さん、玉木宏さん、佐藤浩市さんといった実力派俳優が名を連ねています。合従軍を率いる李牧を演じる小栗旬さんの存在感も、予告映像から強く伝わってきます。
シリーズ最大規模ともいわれる合戦シーンを、これだけの顔ぶれが彩ることで、原作ファンの期待もいっそう高まっているようです。
原作「合従軍編」とは?函谷関・蕞の攻防を描く屈指の名エピソード
六国合従軍、秦への侵攻
原作漫画「キングダム」の「合従軍編」は、南の超大国・楚を中心に趙・魏・韓・燕・斉の五国が合流し、秦国に対して総力を挙げて攻め込む物語です。かつてない亡国の危機に陥った秦が、名だたる将軍たちを結集して迎え撃つ展開が描かれています。
このエピソードはコミックスの第25巻から第33巻にかけて収録されており、原作の中でも屈指の人気を誇る戦記パートとして知られています。今回の映画は、まさにこの大規模な合戦を実写でどう描き切るかが注目のポイントです。
函谷関から蕞への戦い
合従軍編の前半では、秦国防衛の要である函谷関を舞台に、信たち飛信隊を含む秦軍と合従軍との攻防が繰り広げられます。戦況が膠着するなか、李牧が別動隊を南から進軍させ、都・咸陽を直接狙うという展開に物語は大きく動きます。
咸陽への最終防衛ラインとなる蕞という城では、兵士が不足するなか秦王・嬴政自らが民衆を鼓舞し、信たちとともに李牧軍へ立ち向かう展開が描かれます。この蕞での攻防が、映画『キングダム 魂の決戦』の大きな見どころになるとみられています。
原作「キングダム」は連載20周年、累計1億2000万部
原作漫画「キングダム」は2006年、週刊ヤングジャンプにて連載がスタートしました。2026年は連載20周年にあたる節目の年でもあります。
コミックスは2026年1月時点で累計発行部数1億2000万部(電子版含む)を突破しており、集英社の青年誌としては史上初の快挙を打ち立てています。映画『キングダム 魂の決戦』は、この記念すべき節目の年に公開される作品でもあります。
キングダムシリーズの軌跡―歴代興行収入と米津玄師の映画音楽実績
シリーズ累計動員1700万人、興収235億円
実写「キングダム」シリーズは、2019年の第1作から2024年公開の第4作「大将軍の帰還」まで、いずれも興行収入50億円を超えるヒットを記録し続けています。第4作「大将軍の帰還」は興収74億円を突破し、観客動員も502万人を超えるなどシリーズ最高記録を更新しました。
4作までの累計興行収入は235億円にのぼり、邦画実写シリーズとしては異例のロングヒットとなっています。劇場に足を運ぶ前に配信サービスで過去作をおさらいしておきたいという方は、視聴済みの作品を確認できるAmazon Prime Videoの視聴履歴を確認する方法もあわせてチェックしてみてください。
| 作品 | 公開年 | 興行収入 |
|---|---|---|
| キングダム | 2019年 | 57.3億円 |
| キングダム2 遥かなる大地へ | 2022年 | 51.6億円 |
| キングダム 運命の炎 | 2023年 | 56億円 |
| キングダム 大将軍の帰還 | 2024年 | 74億円超 |
| シリーズ累計(4作) | ― | 235億円 |
米津玄師が手がけてきた映画・ドラマ主題歌
米津玄師さんはこれまでにも数多くの映画・ドラマ・アニメ作品の主題歌を書き下ろしてきました。2018年のドラマ「アンナチュラル」主題歌「Lemon」の大ヒット以降、映像作品とのタイアップは米津玄師さんの活動の大きな柱のひとつになっています。
2022年公開の映画「シン・ウルトラマン」主題歌「M八七」や、同年のアニメ「チェンソーマン」オープニングテーマ「KICK BACK」など、ジャンルを問わず幅広い作品に楽曲を提供してきた実績があります。今回の「夜鷹」は、そうした系譜に連なる最新の書き下ろし楽曲といえます。
| 楽曲名 | タイアップ作品 | 年 |
|---|---|---|
| Lemon | ドラマ「アンナチュラル」 | 2018年 |
| 馬と鹿 | ドラマ「ノーサイド・ゲーム」 | 2019年 |
| 海の幽霊 | アニメ映画「海獣の子供」 | 2019年 |
| 感電 | ドラマ「MIU404」 | 2020年 |
| Pale Blue | ドラマ「リコカツ」 | 2021年 |
| M八七 | 映画「シン・ウルトラマン」 | 2022年 |
| KICK BACK | アニメ「チェンソーマン」OP | 2022年 |
| 夜鷹 | 映画「キングダム 魂の決戦」 | 2026年 |
原作漫画で合従軍編を読み返しておきたいという方には、函谷関の戦いが始まるコミックス25巻から手に取ってみるのもおすすめです。
また、映画館で流れる「夜鷹」の余韻をじっくり味わいたい方には、米津玄師さんの最新アルバムを聴きながら世界観に浸ってみるのもおすすめです。
まとめ:『キングダム 魂の決戦』と「夜鷹」の公開を待ちながら
映画『キングダム 魂の決戦』は、2026年7月17日の公開に向けて、主題歌「夜鷹」の存在感がますます大きくなっています。米津玄師さんの楽曲に込められた思いと、佐藤信介監督が語る戦争の悲しみというテーマは、原作「合従軍編」の重厚な物語とも深く重なり合っています。
サブタイトルが「魂の決戦」に変更された経緯からもわかるように、本作は単なる大規模合戦アクションにとどまらない、人間ドラマとしての深みが期待される作品です。公開日が近づくにつれて、さらなる新情報にも注目していきたいところです。
シリーズを見守ってきたファンにとっても、初めて劇場に足を運ぶ方にとっても、「夜鷹」という一曲が本作をより深く味わうための手がかりになりそうです。公開初日には、ぜひ劇場でその音色と物語の結末を確かめてみてください。
参考リンク
- 映画『キングダム 魂の決戦』公式サイト
- 映画『キングダム 魂の決戦』公式サイト|最新情報
- 「夜鷹」映画『キングダム 魂の決戦』主題歌|米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」

