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室内アンテナを買う前に知っておくべきメリットとリスク

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アンテナはテレビを見るために必要な器具です。家の外に備え付けられている魚の骨のようなデザインのアンテナが、一般的に知られています。しかし台風や大雨の影響を受けやすい点がデメリットでした。
一方、室内に設置するテレビアンテナもあります。上記で挙げた自然災害に影響を受けない点がメリットですが、デメリットもあります。記事では室内アンテナのメリットとデメリットを解説するので、設置を検討している人は参考にしてください。

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UHFアンテナとVHFアンテナの違い

テレビを見るにはアンテナが必要です。アンテナには、UHFアンテナとVHFアンテナがあります。
UHFアンテナは、地上デジタル放送を受信するために用いるアンテナです。一方のVHFアンテナは、地上アナログ放送を受信するためのアンテナです。VHFアンテナでは、地上デジタル放送は受信できません。
2018年現在、地上アナログ放送は終了しています。つまり放送されているテレビは、地上デジタル放送であり、家庭でテレビを見るためにはUHFアンテナが必要なのです。

3種類のUHFアンテナ

UHFアンテナには、「八木式アンテナ」「平面アンテナ」「室内アンテナ」の3種類があります。
八木式アンテナは、家の屋根など屋外に設置されるケースが多いアンテナです。魚の骨のようなデザインをしています。
平面アンテナは、家の外壁などに設置されるアンテナです。屋外に設置されますが、壁にぺたりと張り付くので見た目に目立たないという特徴があります。景観が損ねない点がメリットです。
室内アンテナは、その名の通り、室内に設置します。アンテナを屋外に設置するには、通常工事が必要ですが、室内アンテナの場合は工事が必要ありません。業者に依頼する必要がなく、個人で設置できる点がメリットです。室内アンテナには、屋外に設置する八木式アンテナや平面アンテナより、受信できる電波が弱いというデメリットがあります。

室内アンテナの専門用語を理解する

室内アンテナの特徴は、工事を必要としない手軽さだといえるでしょう。数千円で購入すれば、すぐに使うことができます。デメリットは受信電波が弱いこと。そのためいくつかの不安が残ります。

「問題なくテレビを見ることができるのか?」
「最適な室内アンテナの選び方は?」

このような不安を解消するには、専門用語の理解が必要です。以下では、室内アンテナ商品を選ぶ際に基準となる、いくつかの専門用語を解説します。

受信チャンネル(物理チャンネル)と周波数

室内アンテナの商品情報には、「受信チャンネル(物理チャンネル)」や「周波数」といった専門用語が載っていることが多いです。ちなみに受信チャンネル(物理チャンネル)とは、テレビリモコンのチャンネルではないのでご注意ください。

地上デジタル放送がメインの2018年現在、アンテナといえばUHFアンテナを指します。UHFアンテナでは、テレビを見るための電波に幅があり、いくつかのブロックに分けられているのです。
その電波の幅を周波数(MHz=メガヘルツ)、分けたブロックを受信チャンネル(物理チャンネル)と呼びます。

例えば周波数が「470~476MHz」の場合、「13」という物理チャンネルのブロックに該当する、という考え方です。つまり「周波数470~476MHz」と「物理チャンネル13」は、同一だと考えて良いことになります。
商品詳細ページには、どちらか一方のみしか明記されていない場合があるのは、意味が重複するからだと思われます。

動作利得

動作利得は、受信感度のこと。db(デシベル)という単位を使い数字で表現され、数字が大きいほどより感度が良いことになります。
テレビを視聴する自宅の場所が強電界地域なら、動作利得5db程度のアンテナで視聴できます。中電界地域なら動作利得5~10db程度、弱電界地域なら動作利得7~14db程度の機器が推奨されているのです。
電界地域とは、住まいのある地域に届く電波の強さを示す基準です。名前の通り強電界地域なら強い電波が届き、弱電界地域なら届く電波も弱くなるイメージです。

電波状況の調べ方

自宅がどの電界地域に属するのかを正確に調べるには、業者に依頼する必要があります。ただし、無料と偽ってアンテナを売りつける業者もあるので注意が必要です。

自宅に電波が届くかどうかを大ざっぱに調べるには、下記のページで郵便番号や住所から調べることが可能です。ただし遮蔽物などの有無によって実際の受信状態は変わるので参考程度に考えてください。また自宅を基準とした電波塔の方向がわかるので、アンテナをそちらへ向ける目安にはなります。

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)のホームページ

このほかの電波状況を調べるには、自宅周辺の民家に屋外アンテナがあるかどうかから確認できるでしょう。アンテナを設置している民家が少なければ、その地域ではケーブルテレビでしかテレビを視聴できない可能性もあります。電波が届きにくい地域だと推測できるのです。

またスマホにテレビ機能があれば、それで受信状態を確認できます。ただしスマホのワンセグテレビが映ったとしても、必ず自宅のテレビが映るとは限らないので気を付けましょう。またワンセグが映らない地域では、アンテナで受信できない可能性が高いです。

室内アンテナを利用するメリットとデメリット

室内アンテナを利用するメリットは手軽さです。業者へ依頼せずに、自分で設置が可能という点がメリットだといえます。工事費用が掛からないので費用が安く済みます。アンテナ本体は、家電量販店やネットショップで数千円で購入できるでしょう。

反面室内アンテナには、デメリットもあります。それは必ずテレビ電波を受信できるとは限らないことです。テレビが映るという確証が持てません。これは家の立地条件にもよりますが、室内アンテナの性能によっても異なります。Aという機器では映らなかったが、Bという機器では映ることもあるのです。
また室内アンテナは、テレビ1台に1つの機器を設置しなければなりません。

室内アンテナが映るかどうかは運次第

アンテナを使って、テレビ電波を受信出来るかどうかは、住まいの立地状況や、アンテナ機器の性能によって異なります。なかでも室内アンテナは受信状況が不安定です。そのため、室内アンテナでテレビを見れるかどうかは運次第の一面もあります。機器の価格は数千円程度なので、だめもとで試してみる価値はあるかもしれません。

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