世附の百万遍念仏とは?巨大滑車の大数珠・302顆・悪魔祓いを解説【日本の祭り9/23】|9/23 22:00

2026年9月23日(水・祝)22:00からtvkで放送されるダイドーグループ「日本の祭り」は、神奈川県山北町に伝わる世附(よづく)の百万遍念仏を取り上げます。巨大な滑車に大数珠を掛け、力強く回転させながら念仏を唱える、全国的にも珍しい行法です。

放送前後に気になりやすいのは「世附はどこ?」「普通の百万遍念仏と何が違う?」「巨大な数珠は何個?」「悪魔祓いとは?」という点。tvk公式の9月23日特番案内と、山北町・神奈川県の文化財情報をもとに整理します。

ダイドーグループ「日本の祭り」9月23日の放送情報

番組ダイドーグループ「日本の祭り」
テーマ世附の百万遍念仏 私たちはどこから来て、どこへ向かうのか。
放送日2026年9月23日(水・祝)
放送時間22:00~22:55
放送局tvk(テレビ神奈川)
舞台神奈川県足柄上郡山北町・能安寺

tvk公式の特別番組案内にも、9月23日22時から「世附の百万遍念仏」を放送する予定が掲載されています。

世附の百万遍念仏とは?約600年伝わる念仏信仰

山北町観光協会と神奈川県の文化財情報によると、世附の百万遍念仏は約600年の伝統を持つとされる念仏信仰です。もとは山北町世附の能安寺で行われていましたが、三保ダム建設に伴って寺が向原へ移転し、現在は山北町向原で受け継がれています。

1978年6月23日に県指定の無形民俗文化財となりました。単に古い行事というだけでなく、集落の移転を経ても継承されてきた点が、今回の番組タイトル「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか。」にもつながります。

巨大な滑車と302顆の大数珠|普通の百万遍念仏との違い

一般的な百万遍念仏は、人々が輪になって大数珠を繰りながら念仏を唱える形が知られています。一方、世附では柱に固定した巨大な滑車へ大数珠を掛け、縦方向に勢いよく回すのが大きな特徴です。

神奈川県の紹介では、大数珠は302顆。太鼓や笛に合わせて男たちが数珠を回すため、映像では音と動きの迫力が伝わりやすい場面になりそうです。

なぜ今は向原の能安寺で行う?丹沢湖と三保ダムの歴史

行事の発祥地である世附地域は、三保ダム建設によって生活環境が大きく変わりました。能安寺も現在の山北町向原へ移り、伝統行事も新しい土地で継承されています。

そのため、この祭りを見るときは宗教行事の珍しさだけでなく、「土地を離れても共同体の記憶をどう受け継ぐか」という視点も重要です。番組は数珠回しの映像を通して、移転後も続く人々の結びつきを描く内容になっています。

獅子舞と「悪魔祓い」とは?念仏の翌週に続く祓いの行事

ユーザー提供の番組詳細では、翌週に獅子舞が幣束でお祓いをしながら回る「悪魔祓い」も紹介されるとされています。文化財データベースでも、念仏の後に青年たちによる獅子舞が行われ、獅子が幣を川へ流して終える伝承が説明されています。

念仏と獅子舞はもともと別系統の行事と考えられていますが、現在は同じ祭礼の時間の中で受け継がれています。祈り、舞、音楽が一体になった地域文化として見ると理解しやすいでしょう。

2026年の開催は2月14日・15日|現地で行われた内容

山北町観光協会によると、2026年は2月14日・15日に能安寺で開催され、数珠回しのほか、獅子舞、遊び神楽、最終日の「カガリ」が組まれました。開催場所は足柄上郡山北町向原2499の能安寺です。

テレビ放送は9月ですが、番組で映る行事の季節は冬。現地開催の時期や順番を知っておくと、映像がどの場面なのか把握しやすくなります。

関連記事|地域文化・歴史を扱う番組記事

寺社や地域文化の背景を読む記事として、「村雨さんと日本庭園」イタリア大使館の庭と赤穂浪士の石碑も掲載しています。場所に残る歴史を番組からたどるという点で合わせて読むと理解が深まります。

FAQ|世附の百万遍念仏で気になること

「世附」は何と読む?

「よづく」と読みます。神奈川県山北町に伝わる行事です。

世附の百万遍念仏はどこで行われる?

現在は山北町向原の能安寺で行われます。三保ダム建設に伴い、旧世附地域から寺が移転しました。

大数珠には何個の珠がある?

神奈川県の文化財紹介では302顆の珠数を巨大な滑車に掛けて回すと説明されています。

悪魔祓いとは?

獅子舞の一部で、獅子が幣束を使って祓いを行う行事として番組で紹介されます。

まとめ|巨大な数珠だけでなく「移転しても続く記憶」が見どころ

9月23日の「日本の祭り」が取り上げる世附の百万遍念仏は、巨大な滑車と302顆の大数珠を回す珍しい行法で知られます。一方で、本当に重要なのは、三保ダム建設で地域の環境が変わったあとも、能安寺と人々が向原で伝統をつないできたことです。

数珠回しの迫力、太鼓や笛、獅子舞と悪魔祓いに注目しつつ、「祭りが土地の記憶をどう残すのか」という視点で見ると、番組タイトルの意味までつながって見えてきます。

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