歌舞伎「義経千本桜 川連法眼館の場」出演者・あらすじ・見どころ|8/29 NHK BS8K|8/29 10:00
2026年8月29日(土)10時からNHK BS8Kで、歌舞伎「義経千本桜 川連法眼館の場」第46回NHK古典芸能鑑賞会からが放送されます。今回の映像は、2019年にNHKホールで行われた第46回NHK古典芸能鑑賞会の舞台から、歌舞伎の名場面「川連法眼館の場」を届けるものです。
この場面は「四の切」とも呼ばれ、佐藤忠信の姿で静御前の前に現れる人物の正体と、源九郎狐が親を思う情愛が大きな軸になります。歌舞伎俳優と文楽座が共演した特別な構成にも注目です。
放送日時と番組概要
| 放送日 | 2026年8月29日(土) |
| 放送開始 | 10:00 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 演目 | 歌舞伎「義経千本桜」一幕 四段目切 川連法眼館の場 |
| 収録公演 | 第46回NHK古典芸能鑑賞会(2019年9月28日・NHKホール) |
NHKの現行番組ページは検索経由で本文を取得できなかったため、放送日時は放送局公式情報を反映する番組表で確認し、公演内容・配役はNHKプロモーションの第46回NHK古典芸能鑑賞会公式公演情報で照合しました。
「川連法眼館の場」はどんな話?
「義経千本桜」は源義経を取り巻く人物たちを描く歌舞伎の代表作です。「川連法眼館の場」では、静御前に付き従ってきた佐藤忠信と、もう一人の忠信が現れることで謎が深まり、やがて忠信に化けていた源九郎狐の正体が明らかになります。
源九郎狐が執着していたのは、静御前が持つ「初音の鼓」。親狐の皮で作られた鼓を慕う思いが物語の核となり、戦や主従の物語の中に親子の情愛が浮かび上がる点が、この場面が長く愛されてきた理由の一つです。
第46回NHK古典芸能鑑賞会の出演者
- 佐藤忠信/佐藤忠信実は源九郎狐:尾上菊之助
- 静御前:中村梅枝
- 亀井六郎:尾上菊市郎
- 駿河次郎:中村萬太郎
- 源義経:中村時蔵
- 浄瑠璃:豊竹咲太夫
- 三味線:鶴澤燕三
- ツレ:鶴澤燕二郎
第46回の公演では、歌舞伎側だけでなく文楽座が特別出演しています。原作の成り立ちに深く関わる人形浄瑠璃文楽の語りと三味線が加わるため、通常の上演とは異なる響きで「四の切」を味わえるのが特色です。
見どころは尾上菊之助の二役と文楽座の共演
最大の見どころは、尾上菊之助さんが「佐藤忠信」と「佐藤忠信実は源九郎狐」を勤めることです。同じ姿でありながら、人間の忠信と狐が化けた忠信では立場も感情も異なります。正体が明かされた後に見えてくる狐の切実な思いに注目すると、物語がより分かりやすくなります。
また、豊竹咲太夫さんの浄瑠璃、鶴澤燕三さんらの三味線が加わる特別な舞台だったことも重要です。歌舞伎と文楽の距離が近い演目だからこそ、語りと役者の動きがどう重なっているかを意識すると鑑賞の面白さが増します。
「義経千本桜」を初めて見る人が押さえたいポイント
忠信が二人いる理由
静御前に付き従う忠信は、実は狐が化けた姿です。そこへ本物の佐藤忠信が現れることで、物語の謎が一気にほどけていきます。
初音の鼓が重要な理由
源九郎狐にとって初音の鼓は単なる道具ではありません。親狐の皮から作られた鼓であるため、鼓の音に引き寄せられ、静御前のそばに付き従ってきたという背景があります。
歌舞伎の用語や襲名の仕組みに興味がある方は、サイト内の「芸能きわみ堂『歌舞伎の襲名』再放送」の解説もあわせて読むと、役者名の継承や歌舞伎界の見方をつかみやすくなります。
FAQ
『義経千本桜 川連法眼館の場』の放送はいつ?
2026年8月29日10:00からNHK BS8Kで放送予定です。
今回の佐藤忠信・源九郎狐役は誰?
第46回NHK古典芸能鑑賞会の公演では尾上菊之助さんが佐藤忠信と、実は源九郎狐を勤めました。
『川連法眼館の場』の見どころは?
忠信の正体が源九郎狐だと明かされる場面と、親への情愛を軸にした物語、さらに文楽座との共演が大きな見どころです。

