世の中お金でみてみよう【倒産をお金で見てみよう】10月19日|帝国データバンクの取材と負債額|10/19 10:25
2026年10月19日(月)10時25分から琉球朝日放送で放送される「世の中お金でみてみよう」は、「倒産をお金で見てみよう」がテーマです。
今回の中心となるのは、倒産ニュースで名前を目にすることが多い帝国データバンクです。番組は、記者が企業の経営破綻をどのように把握し、現場で理由や負債額を確認していくのか、その裏どり取材に密着します。
同じ企画は2026年4月21日にテレビ東京で放送されており、今回の琉球朝日放送ではその内容を10月19日午前に視聴できます。数字だけでは見えにくい「倒産件数が増えているのに、なぜ負債総額は減るのか」という点も大きな見どころです。
10月19日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月19日(月)10:25〜11:15 |
| 放送局 | 琉球朝日放送 |
| テーマ | 倒産をお金で見てみよう |
| MC | 林修 |
| 進行 | 藤井由依(テレビ東京アナウンサー) |
| 解説 | 原田亮介(日本経済新聞 論説フェロー) |
| ゲスト | 八嶋智人、伊沢拓司 |
| ナレーター | 武田祐子 |
テレビ東京公式ページでは、MCの林修さん、進行の藤井由依アナウンサー、解説の原田亮介さん、ゲストの八嶋智人さんと伊沢拓司さん、ナレーターの武田祐子さんが出演者として案内されています。
経済の数字をただ並べるのではなく、専門家の解説とゲストの視点を交えながら、企業の倒産という重いテーマを身近な疑問から理解していく構成です。
帝国データバンクの倒産取材は何をしている?
帝国データバンクという名前は、企業が倒産したニュースの「帝国データバンクによると」という説明で見かけることがあります。今回の番組は、その情報がどのように作られているのかを取材しています。
テレビ東京公式ページによると、帝国データバンクは企業が経営破綻したという情報をつかむと、記者が現場に足を運び、倒産の理由や負債額を調べ、裏どりを重ねて記事にすると紹介されています。単にネット上の情報を集めるだけではなく、現地で確認する姿勢が番組の重要なポイントです。
帝国データバンク自身も、企業信用調査で「現地現認」を重視していると説明しています。全国の拠点から調査員が企業へ赴き、公開情報や決算書などの数字だけでなく、現場で得た情報をまとめて信用調査報告書を作成しています。
倒産ニュースは結果だけを見ると「会社がなくなった」「負債はいくらだった」という短い情報になりがちです。しかし、その数字の背景には取引先、従業員、金融機関、顧客など多くの関係者がいます。
番組では、記者がそうした事実関係を確認しながら一つの倒産情報を形にしていく過程を見ることができます。
倒産情報だけが帝国データバンクの仕事ではない
番組公式ページでは、帝国データバンクについて「倒産情報の売り上げへの寄与度は低い」とし、主な柱として企業調査を紹介しています。
たとえば新しく取引を始めたい会社がある場合、その会社の業績や事業内容、経営状態などを第三者の立場から調べてもらうことで、取引判断の材料にできます。帝国データバンクの公式説明でも、信用調査は「取引相手のことを知るため」に行われ、円滑な取引を助ける役割があるとされています。
今回の放送は、倒産した会社を追う話だけではありません。企業が倒産する前の日常的な取引の場面で、信用情報がどう使われているかまで知ると、帝国データバンクの仕事全体が見えやすくなります。
2025年度の倒産件数は1万425件
番組で示される大きな数字が、2025年度の倒産件数1万425件です。
帝国データバンクの「倒産集計 2025年度報」によると、2025年度の倒産件数は前年度の1万70件から3.5%増え、4年連続で前年度を上回りました。2年連続で1万件を超えています。
一方、負債総額は1兆5537億8100万円で、前年度の2兆2525億7200万円から31.0%減りました。倒産した会社の数は増えたのに、倒産全体の負債総額は減っているという、一見すると逆方向の動きが起きています。
件数が増えたのに負債総額が減った理由は?
答えは、大規模な倒産よりも中小・零細規模の倒産が目立ったためです。
帝国データバンクの年度報では、負債5000万円未満の倒産が比較可能な2000年度以降で最多になったとしています。また、1億円未満の倒産が全体の76.5%を占め、50億円を超える倒産は前年度より減りました。
つまり「倒産件数が多い=負債総額も必ず大きくなる」というわけではありません。小規模な企業の倒産が多数発生すると、件数は増えても全体の負債額が前年度より少なくなることがあります。
番組を見るときは、1万425件という件数と1兆5537億8100万円という負債総額を別々に見るのではなく、どの規模の企業が多く倒産したのかという視点を持つと内容を理解しやすくなります。
中小企業の倒産で目立った背景
帝国データバンクの2025年度報では、倒産増加の背景として、長引く物価高、人件費の上昇、金利負担などが挙げられています。
2025年度には「人手不足倒産」が441件、「物価高倒産」が963件となり、ともに過去最多を更新しました。企業が商品やサービスを売って利益を出していても、仕入れ価格や人件費、資金調達コストが上がれば、資金繰りは厳しくなります。
特に規模の小さな事業者は、大企業と比べてコスト上昇分を販売価格へ十分に転嫁できない場合があります。番組が「件数」と「負債額」を並べて見せるのは、倒産の増減を一つの数字だけで判断しないためでもあります。
サービス業と小売業で倒産件数が多い
帝国データバンクの2025年度報を業種別に見ると、7業種のうち5業種で倒産件数が前年度を上回りました。最も多かったのはサービス業2677件で、次いで小売業2233件です。
サービス業と小売業は、どちらも2000年度以降で最多を更新しました。
また、地域別では東北を除く8地域が過去10年で最多となりました。関東は3525件で全体の33.8%を占め、4年連続で前年度を上回っています。
北陸は前年度比16.1%増の375件となり、全県で前年度を上回りました。さらに「後継者難倒産」は533件、「ゼロゼロ融資後倒産」は625件確認されており、倒産理由も一つではありません。
単に一部の地域や一業種だけで倒産が増えたのではなく、幅広い地域で小規模事業者の厳しさが表れた年度だったことが分かります。
番組の数字を見るときも、「全国で何件だったか」だけではなく、どの業種で増えたのか、どの規模の会社が多かったのかまで見ると、2025年度の特徴をより立体的に理解できます。
前回の同テーマ記事との違い
キニナルでは、三重テレビで2026年9月15日に放送された同じ「倒産をお金で見てみよう」について、帝国データバンクは何を調べるのか、倒産件数・負債額を整理した記事も掲載しています。
今回は10月19日の琉球朝日放送で視聴する方向けに、放送時間を整理したうえで、記者の裏どり取材と企業信用調査の役割をより詳しくまとめました。
すでに番組の基本的な数字を知っている方は、「倒産情報は誰がどう確認しているのか」「帝国データバンクは倒産情報以外で何をしているのか」という点に注目すると、再放送でも違った見方ができます。
この回の見どころ
一番の見どころは、普段ニュースの出典として短く表示される「帝国データバンク」という名前の向こう側に、人が現場へ行き、情報を確かめ、企業の状況を整理する仕事があることです。
また、倒産件数が増えても負債総額が減ることがあるという事実から、経済ニュースの数字をどう読むかも分かります。件数だけで「大型倒産が増えた」と考えるのではなく、倒産した企業の規模や負債額の分布まで見ることが大切です。
林修さんや伊沢拓司さんが出演することで、経済の専門用語に馴染みがない方でも、疑問を持ちながら内容を追いやすい回になっています。
参考にした情報
- テレビ東京「世の中お金でみてみよう【倒産をお金で見てみよう】」公式ページ
- テレビ大阪「世の中お金でみてみよう【倒産をお金で見てみよう】」
- Gガイド「世の中お金でみてみよう」10月19日 琉球朝日放送
- 帝国データバンク「倒産集計 2025年度報」
- 帝国データバンク「信用調査」
よくある質問
10月19日の「世の中お金でみてみよう」は何時からですか?
2026年10月19日(月)10時25分から11時15分まで、琉球朝日放送で放送予定です。
帝国データバンクは倒産情報をどのように調べるのですか?
番組では、企業の経営破綻情報をつかんだ記者が現場へ足を運び、倒産理由や負債額を確認して記事にする過程に密着します。帝国データバンクは企業信用調査でも「現地現認」を重視しています。
2025年度は倒産件数が増えたのに、なぜ負債総額が減ったのですか?
中小・零細規模の倒産が多く、大型倒産が前年度より少なかったことが大きな理由です。2025年度は1億円未満の倒産が全体の76.5%を占めました。
出演者は誰ですか?
MCは林修さん、進行は藤井由依アナウンサー、解説は原田亮介さん、ゲストは八嶋智人さんと伊沢拓司さん、ナレーターは武田祐子さんです。
まとめ
10月19日10時25分から琉球朝日放送で放送される「世の中お金でみてみよう」は、帝国データバンクの倒産取材に密着する回です。
2025年度は倒産件数が1万425件に増えた一方、負債総額は1兆5537億8100万円へ減少しました。その背景には、中小・零細規模の倒産が多かったことがあります。
ニュースで目にする倒産情報がどのように確認され、企業信用調査が取引の現場でどんな役割を持つのかまで分かるのが、この回の面白さです。数字の大小だけでは見えない企業倒産の実態を知るきっかけになる内容です。経済ニュースを見るときの数字の読み方にもつながる回です。

