• HOME
  • ブログ
  • スポーツ
  • WRCパラグアイ2026注目ドライバー6人|パヤリ・パドン・フルモーらの経歴と結果【11月9日】|11/9 8:00

WRCパラグアイ2026注目ドライバー6人|パヤリ・パドン・フルモーらの経歴と結果【11月9日】|11/9 8:00

2026年11月9日(月)午前8時からJ SPORTS 3で放送される「【シーズン一挙放送】WRC世界ラリー選手権2026 第11戦 ラリー・パラグアイ レビュー」は、8月27日から30日までパラグアイで開催されたラウンドを振り返る番組です。

大会を制したのは、トヨタのサミ・パヤリ。ヘイデン・パドン、アドリアン・フルモーが続き、日本の勝田貴元は終盤のアクシデントでリタイアしました。

今回は、結果だけでなく、上位に入ったドライバーや注目選手の経歴、コ・ドライバーとのコンビ、パラグアイでの走りをまとめます。

WRCパラグアイ2026レビューの放送日時と番組内容

項目内容
番組名【シーズン一挙放送】WRC世界ラリー選手権2026 第11戦 ラリー・パラグアイ レビュー
放送日時2026年11月9日(月)8:00〜9:00
放送局J SPORTS 3
ナビゲーター荒大
対象大会2026年8月27日〜30日(現地開催)
大会名第11戦 ラリー・デル・パラグアイ

J SPORTSの番組紹介では、今回の放送を第11戦ラリー・パラグアイのレビューと案内しています。大会の開催期間は2026年8月27日から30日までで、現地パラグアイのステージで争われた一戦です。

レビュー番組は、競技のライブ中継とは異なり、ラウンド全体の流れや結果を振り返る内容です。順位だけでなく、ドライバーとコ・ドライバーがどのように難しい路面を攻略したのかに注目すると、映像をより深く楽しめます。

第11戦ラリー・パラグアイの注目ドライバー6人

今回のプロフィールでは、総合上位5組に入った選手と、日本のファンにとって見逃せない勝田貴元を取り上げます。WRC公式エントリーリストには、トヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードなどのRally1勢に加え、WRC2のドライバーも登録されていました。

サミ・パヤリ|3連勝で歴史を作ったフィンランドの若手

サミ・パヤリは2001年12月1日生まれ、フィンランド出身のドライバーです。コ・ドライバーはマルコ・サルミネン。

2021年にジュニアWRCのタイトルを獲得し、2024年にはWRC2でもシリーズ王者となりました。

2026年はエストニアでWRC初優勝を挙げると、母国フィンランド、そしてパラグアイでも勝利。パヤリとサルミネンは、WRCでの初優勝から3勝を連続して記録した初めてのクルーとなりました。

パラグアイではトヨタGR Yaris Rally1を操り、2位に25.8秒差をつけて総合優勝しています。

パヤリの強みとして見たいのは、速さだけでなく、荒れた路面で大きなミスを避けながら走り切る安定感です。トヨタ公式の経歴紹介によると、ジュニアカテゴリーから段階的に実績を積み、WRC2王者を経てトップカテゴリーへ進んだ選手です。

若手の勢いと、経験を積み上げてきた走りの両方に注目です。

ヘイデン・パドン|復帰したベテランが総合2位

ヘイデン・パドンは1987年4月20日生まれ、ニュージーランド出身のドライバーです。コ・ドライバーはジョン・ケナード。

2026年にヒョンデ・モータースポーツへ復帰し、パラグアイではヒョンデi20 N Rally1で総合2位に入りました。

パドンはニュージーランド・ラリー選手権で4度のタイトルを獲得し、2011年にはFIAプロダクションカー世界選手権でも王者になっています。WRCでは2016年のアルゼンチンで優勝し、ヒョンデ在籍時には8度の表彰台を経験しました。

2018年シーズン終了後にWRCの同チームを離れた後も、ケナードとのコンビでアジア・パシフィック地域やニュージーランド、オーストラリアの選手権で実績を重ねています。2026年は約8年ぶりにヒョンデのWRCトップカテゴリーへ戻り、パラグアイでいきなり2位。

経験豊富なクルーが、難しいグラベルでどのように安定したタイムを積み上げたのかが見どころです。

アドリアン・フルモー|ヒョンデの表彰台を支えるフランス人

アドリアン・フルモーは1995年5月3日生まれ、フランス出身のドライバーです。コ・ドライバーは同じフランス出身のアレクサンドル・コリア。

2025年からヒョンデ・モータースポーツに所属し、パラグアイでは総合3位を獲得しました。

フルモーがラリー競技を始めたのは2017年。国内のジュニア選手権からWRC2、ヨーロッパ・ラリー選手権を経験し、2024年にはコリアとともに5度の表彰台と11回のステージ勝利を記録しました。

ヒョンデ公式プロフィールでは、幅広い路面やカテゴリーで経験を積んだことが、トップカテゴリーでの成長につながったと紹介されています。

フルモーは医師を目指して医学を学んでいた時期があり、本人の公式インタビューでは外科医になりたかったと語っています。ラリーに進む道を選び、現在はヒョンデの主力ドライバーとして戦っています。

パラグアイでは2位のパドンから14.2秒差の3位。上位2台を追いながら表彰台を確保した走りに注目です。

エルフィン・エバンス|安定感でタイトル争いを引っ張る存在

エルフィン・エバンスは1988年12月28日生まれ、ウェールズ出身のドライバーです。コ・ドライバーはスコット・マーティン。

2020年からトヨタのWRCチームに加わり、雪、グラベル、ターマックと異なる路面で結果を残してきました。

父は英国ラリー王者のグウィンダフ・エバンス。エバンス自身も2012年にWRCアカデミーを制し、2017年のラリーGBでWRC初優勝を飾りました。

2020年、2021年、2023年、2024年、2025年とドライバー選手権2位を複数回記録した実績があり、シーズンを通してポイントを積み上げる力が持ち味です。

パラグアイでは総合4位。優勝したパヤリから45.1秒差でフィニッシュしました。

パヤリが3連勝を達成したことで、選手権争いでもエバンスとパヤリの差が縮まりました。大会後のWRC公式記事では、パヤリは首位エバンスから20ポイント差まで迫ったと紹介されています。

レビューでは、エバンスがどの場面でポイントを守ったかも見どころになります。

オリバー・ソルベルグ|父譲りのラリー一家で育ったスウェーデン人

オリバー・ソルベルグは2001年9月23日生まれ、スウェーデン出身のドライバーです。父は2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグ。

コ・ドライバーはエリオット・エドモンドソンで、2026年はトヨタGR Yaris Rally1で参戦しました。

ソルベルグは幼いころからクロスカートやラリークロスで腕を磨き、2019年にWRCへ初出場。WRC2でも勝利を重ね、2025年には同カテゴリーのタイトルを獲得しました。

2026年はトヨタのトップカテゴリーに挑むシーズンとなり、若いながらも世界選手権の優勝経験を持つドライバーとして注目されています。

パラグアイの総合順位は5位。優勝したパヤリから2分57秒差でした。

上位争いでは表彰台に届かなかったものの、同じトヨタ陣営の選手として、エバンスやパヤリとどのような走りの違いを見せたのかを比べると、チーム内の競争も見えてきます。

勝田貴元|日本人ドライバーは終盤のアクシデントでリタイア

勝田貴元は1993年3月17日生まれ、愛知県出身のドライバーです。コ・ドライバーはアーロン・ジョンストン。

カートやフォーミュラカテゴリーを経験した後、ラリーへ転向し、2015年からトヨタのラリーチャレンジプログラムで海外参戦を本格化させました。

2018年にはWRC2で初優勝し、2021年のサファリ・ラリー・ケニアでトップカテゴリー初表彰台を獲得。2022年には同大会とラリージャパンで総合3位に入りました。

2026年はケニアでWRC初優勝を飾るなど、世界のトップドライバーと優勝を争う存在になっています。

一方、パラグアイでは最終日のSS21でクラッシュし、リタイアとなりました。トヨタ公式の大会レポートやWRC公式ニュースでも、勝田とジョンストンのクルーが終盤に競技を離れたことが伝えられています。

好調なシーズンの中で起きた悔しい結果だけに、レビューではアクシデントまでの順位や、そこまでの走りを確認したいところです。

前回の第10戦ラリー・フィンランドではパヤリが連勝

パラグアイの前に行われた第10戦は、2026年7月30日から8月2日まで開催されたラリー・フィンランドです。WRC公式のシーズン結果では、サミ・パヤリがマルコ・サルミネンと組んで優勝し、エストニアに続く2連勝を記録しました。

フィンランドでの勝利によって勢いに乗ったパヤリは、続くパラグアイでも頂点に立ちます。つまり第11戦は、若手クルーが連勝をどこまで伸ばすかという視点でも注目された大会でした。

J SPORTSでは11月9日(月)午前7時から第10戦ラリー・フィンランドのレビュー、午前8時から第11戦ラリー・パラグアイのレビューが続けて編成されています。先にフィンランドの戦いを振り返り、その後にパラグアイを見ると、パヤリの3連勝がどのようにつながったかを追いやすくなります。

パラグアイの路面はなぜ難しい?赤土グラベルの特徴

ラリー・デル・パラグアイの大きな特徴は、赤土のグラベル(未舗装路)です。ヒョンデ・モータースポーツの大会紹介によると、路面は最初の走行では柔らかくても、車が通ることでわだちが深くなり、区間によってグリップも変化します。

突然の雨が降ればコンディションが短時間で変わり、細かな砂ぼこりが後続車の視界に残ることもあります。鋭い石によるパンクもリスクの一つです。

速さを求めて攻めすぎればトラブルにつながり、慎重になりすぎればライバルにタイムを奪われるという難しさがあります。

大会では22のスペシャルステージが設定され、競技区間の合計距離は358.99km。エンカルナシオンを拠点とする大会で、現地のラリー公式サイトはイタプア州を開催地として案内しています。

ステージ数や距離だけでなく、赤土の路面変化や雨への対応が結果を左右したラウンドでした。

WRCでは、交通を遮断した公道のスペシャルステージを各車が1台ずつ走り、合計タイムで順位を決めます。ステージ間の移動はリエゾンと呼ばれ、一般道の交通ルールを守って移動します。

ドライバーが車を操り、コ・ドライバーがペースノートを読み上げてコースを伝えるため、2人の連携も欠かせません。

パラグアイ第11戦の最終順位と上位クルー

第11戦の総合優勝はサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組でした。2位はヘイデン・パドン/ジョン・ケナード組、3位はアドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア組で、上位3組のうち2組がヒョンデ勢となりました。

総合順位ドライバー/コ・ドライバーマシン優勝との差
1位サミ・パヤリ/マルコ・サルミネントヨタGR Yaris Rally1—
2位ヘイデン・パドン/ジョン・ケナードヒョンデi20 N Rally1+25.8秒
3位アドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリアヒョンデi20 N Rally1+40.0秒
4位エルフィン・エバンス/スコット・マーティントヨタGR Yaris Rally1+45.1秒
5位オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソントヨタGR Yaris Rally1+2分57.0秒
リタイア勝田貴元/アーロン・ジョンストントヨタGR Yaris Rally1—

この結果で印象的なのは、パヤリがエストニア、フィンランド、パラグアイと3戦連続で勝ったことです。WRC公式は、初優勝から3勝を連続して達成したクルーは史上初と伝えています。

また、2位パドンと3位フルモーがヒョンデ勢として表彰台に入り、トヨタ勢の連勝に割って入りました。4位エバンス、5位ソルベルグまでがRally1の上位を占め、メーカー間だけでなく、同じメーカー内のドライバー同士の比較もできる結果です。

既存のパラグアイ関連記事とあわせて確認

大会の結果やパワーステージの展開を詳しく知りたい方は、キニナルの関連記事も参考になります。今回の記事では選手の経歴を中心に整理しましたが、ラリー全体の流れや終盤の勝負どころは別記事で紹介しています。

参考にした情報

よくある質問

11月9日のWRCパラグアイレビューは何時から?

2026年11月9日(月)午前8時から9時まで、J SPORTS 3で放送されます。

ラリー・パラグアイ2026で優勝したドライバーは誰?

トヨタのサミ・パヤリです。コ・ドライバーのマルコ・サルミネンと組み、2位に25.8秒差をつけて優勝しました。

勝田貴元のパラグアイでの結果は?

勝田貴元はアーロン・ジョンストンと組んで出場しましたが、最終日のSS21でクラッシュし、リタイアとなりました。

パラグアイのコースはどんな路面?

赤土のグラベルが中心で、わだちやグリップの変化、雨、砂ぼこり、パンクへの対応が難しいコースです。大会のスペシャルステージは22本、競技区間の合計距離は358.99kmでした。

まとめ

11月9日(月)午前8時からJ SPORTS 3で放送されるWRC第11戦ラリー・パラグアイのレビューでは、サミ・パヤリの3連勝、パドンとフルモーの表彰台、エバンスとソルベルグの順位、そして勝田貴元の終盤リタイアが大きな見どころです。

パヤリはマルコ・サルミネンと組んで史上初の初優勝から3連勝を達成し、パドンはヒョンデ復帰後の大会で2位に入りました。選手の経歴やコ・ドライバーとの関係を押さえてから映像を見ると、赤土の難しいステージで各クルーが見せた判断や走りの違いをより具体的に楽しめます。

このテーマの関連記事はこちら