wordpressでショートコードが表示されないときのチェックポイント3つ
WordPressの投稿記事にはphpなどのプログラムが書けません。反映させるならショートコードを自作するなどの対応が必要です。WordPressではショートコードが簡単に作れます。投稿にphpなどを書くときや、アドセンス広告のような長文をシンプルに表記したいとき、ショートコードは便利です。
記事では、コピペで簡単にショートコードが作れるサンプルコードを公開します。またWordPressでショートコードが表示されないときのチェックポイントもあわせて紹介するので参考としてください。
目次
WordPressで自作ショートコードを作成
WordPressでショートコードを自作するには、functions.phpに下記コードを追記してください。
function shortcode() {
$str=<<<eot
コンテンツ
eot;
return $str;
}
add_shortcode('sc', 'shortcode');
記述の中に2か所の「shortcode」と1か所の「sc」があります。それぞれ任意の文字に変更してください。ちなみに、上記のままfunctions.phpに追記して、WordPressの投稿エリアに[sc]と記述すると、「コンテンツ」と表示されます。
WordPressのショートコードには、テキスト、HTML、PHPなどの動的プログラムを含めることが可能です。
WordPressショートコードが表示されないケース
WordPressでショートコードが表示されないケースがあります。上記例では、「コンテンツ」と表示されず[sc]とショートコード名だけが表示されてしまう状態です。このようにWordPressでショートコードが正しく表示されない原因はいくつか考えられます。その一部を紹介します。
WordPressショートコードが表示されないときのチェックポイント1_半角で書かれていない
WordPressでショートコードが正しく表示されない原因は、単純なことである場合が多いです。基本的にショートコードを囲むカッコ([ ]角括弧(かくかっこ)やブラケットと呼びます)は半角で記述します。もし全角で記述してしまうと、正しく表示されないでしょう。
WordPressショートコードを紹介するブログの中には、全角で表記しているものもあります。そのままコピペすると正しく表示されない原因になるので注意が必要です。
WordPressショートコードが表示されないときのチェックポイント2_名称が重複している
WordPressではオリジナルのショートコードを複数作ることができます。しかしショートコードの名称など、任意で設定する部分を重複してはいけません。もし重複してしまうと、ショートコードが表示されない原因となるので気をつけましょう。
今回のサンプルコードの中では、「shortcode」と「sc」に当たる部分です。
WordPressショートコードが表示されないときのチェックポイント3_テンプレートファイルに書いている
WordPressのショートコードは、基本的に投稿記事や固定記事に記述することで正しく表示されます。もしsingle.phpなどのテンプレートファイルにショートコードを直接記述してしまうと、正しく表示されません。WordPressのphpファイルにショートコードを表示させたいときは、下記のように記述します。
<?php echo do_shortcode('[ショートコード名]'); ?>
記述の際、[ ]角括弧(かくかっこ)を省いたり、「echo」を抜くと正しく表示されません。
WordPressショートコードが表示されないときは落ち着いて確認を
WordPressのショートコードは、作業の効率化に役立つ便利な機能です。そのため正しく表示されないと焦ってしまう人も多いでしょう。WordPressのショートコードが正しく表示されないときは、慌てず落ち着いた原因追求が肝心です。