【WordPress5.0】新ブロックエディターが使いにくい!を解決する8つの便利ワザ
WordPressがバージョン5.0にアップデートしたとき多くの人が戸惑いました。理由の多くは新エディターの仕様です。WordPress5.0から採用されたブロックエディターは、旧WordPressに慣れ親しんだ人にしてみれば「使いにくい」エディターでした。そのため旧エディターに戻すプラグインを利用したケースも多いようです。しかし本当にWordPress5.0の新エディターは使いにくいのでしょうか。問題点はブロックエディターの使い方を理解していないことです。
記事では、WordPress5.0から導入された新ブロックエディターの便利な使い方を紹介します。参考にして「使いにくい!」を解消してください。
目次
「使いにくい!」を解決001_ブロック内での改行
ブロックエディターで文章を改行しようと「Enter」を押すと新たなブロックに切り替わります。ブロック内で改行をしたい場合は、「Shift+Enter」を押してください。
「使いにくい!」を解決002_複数のブロックの一括削除
ブロックの削除は「Shift+Alt+Z」です。複数のブロックをまとめて削除はドラッグして複数選択、もしくは「Shift」で複数選択します。
「使いにくい!」を解決003_HTMLのコピペ
WordPressに直接文章を書く人がいる一方、WordやGoogleドキュメントなどに下書きしてからコピペする人もいます。その際、htmlで書いてからコピペするケースもあります。旧エディターの場合、htmlモードに切り替えてコピペすれば問題ありませんでした。しかし新ブロックエディターの場合ちょっとしたコツがあります。
普通のコピペだとhtmlがそのままペーストされてしまいます。「Ctrl+Shift+V」のショートカットキーを使えば旧エディターのhtmlモードと同様、スムーズにコピペできます。
簡単な見出し設定
htmlでh2タグを書き、上記のようにコピペすれば小見出しができますが、見出し文頭に「##」をつけてもh2と同様に表示されます。「##」がh2、「###」がh3ということです。他にも「>」を文頭につけると引用、「[○○]」はショートコードを表示します。
「使いにくい!」を解決004_ブロック毎のCSSクラス指定
旧エディターではCSSクラスはhtmlで指定していました。しかしWordPress5.0の新ブロックエディターではブロックごとにcssクラスを指定できます。
任意のブロックを選択した状態で、右カラムから「ブロック」を選択。「高度な設定 > 追加CSSクラス」で追加できます。
「使いにくい!」を解決005_ アンドゥ(元に戻す)とリドゥ(すすめる)
一般的なテキストエディターなどだと「Ctrl+Z」でアンドゥ(元に戻す)、「Ctrl+Y」でリドゥ(すすめる)です。しかしWordPress5.0の新ブロックエディターでは、「Ctrl+Z」アンドゥ(元に戻す)は効いても、「Ctrl+Y」リドゥ(すすめる)は効きません。リドゥ(すすめる)は「Ctrl+Shift+Z」となります。
「使いにくい!」を解決006_画像の差し込みはドラッグ・アンド・ドロップ
旧WordPressでの画像追加は、メディアにアップロードしてから挿入していました。WordPress5.0の新ブロックエディターでもその手順で間違いないのですがもっと簡単な方法があります。エディターエリアに画像をドラッグ・アンド・ドロップできるのです。
「使いにくい!」を解決007_ブロックエディターのカスタマイズ
新規ブロックの追加では「よく使うもの」から「段落」や「リスト」を選ぶことが出来ます。他の項目もスクロールダウンで選べるはずです。しかし普段全く使わないような項目もありじゃまに感じることがあります。そんなときにはブロックエディターのカスタマイズが可能です。画面右上の「ツール > ブロックマネージャー」から変更できます。不要な項目のチェックを外すだけでもスッキリするでしょう。
「使いにくい!」を解決008_再利用ブロックで執筆スピードアップ
ウェブメディアで収益をあげている場合、CTA(Call To Action)が重要です。しかし記事作成の度にいつもの同じ文章やコードを挿入するのは手間ではないでしょうか。そのような場合、「再利用ブロック」を使うと作業スピードがアップします。
やり方は簡単で、対象ブロックの「詳細設定」から「再利用ブロックに追加」をクリックします。次からはブロックの追加時に選ぶことが出来ます。また不要な再利用ブロックを管理するには、「ツールと設定」から「すべての再利用ブロックを管理」から行います。
慣れれば便利な新エディター
旧WordPressを使っていた人が、WordPress5.0の新ブロックエディターを使うとはじめは使いにくいと感じるかもしれません。しかし違和感は「慣れ」が解決してくれます。いつかは必ず慣れるので、はじめはゆっくりでも確実に使い続けていくことが大切です。
新エディターには便利な機能がたくさんあります。使わないのはもったいないです。新しい技術には率先して触れていきましょう。