白い巨塔 第9話「正念場」あらすじ|教授選の行方と佐々木庸平をめぐる財前・里見の対立|10/20 8:05
2026年10月20日(火)朝8時05分からTVh1(テレビ北海道)で放送される「白い巨塔」第9話のサブタイトルは「正念場」です。
第9話では、財前五郎が教授の座を狙う教授選が予想外の展開を迎える一方、里見脩二が紹介した食道がん患者・佐々木庸平の診療が始まります。権力をめぐる争いと、患者に向き合う医師の姿勢が同じ回の中で並行して描かれる重要回です。
白い巨塔 第9話「正念場」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月20日(火)8:05〜 |
| 放送局 | TVh1(テレビ北海道) |
| 話数 | 第9話 |
| サブタイトル | 正念場 |
| 主演 | 唐沢寿明(財前五郎) |
| 主な出演 | 江口洋介、黒木瞳、沢村一樹、石坂浩二、西田敏行ほか |
| 原作 | 山崎豊子 |
| 脚本 | 井上由美子 |
TVh公式の映画・ドラマページでは、「白い巨塔」が月曜〜金曜の朝8時05分に放送されていることが案内されています。今回の第9話にあたる内容は、制作局フジテレビの公式バックナンバー「第9回 #9 正念場」で詳しく確認できます。
前回の第8話「決戦」から続く教授選が大きく動き、同時に後の物語にも深く関わる佐々木庸平の診療が始まるため、2つの流れを分けて見ると話が整理しやすくなります。
第9話「正念場」のあらすじを時系列で整理
東教授が投票を棄権し、教授選は波乱の幕開け
第9話は、第一外科教授選の投票で東貞蔵教授が突然棄権したことから始まります。教授会は東の行動の真意をつかめないまま投票へ進み、財前陣営にも緊張が走ります。
この知らせを財前に伝えたのは佃です。ところが、そのとき財前は里見から紹介された食道がん患者・佐々木庸平を診ている最中でした。教授選の動きを知った財前は診察の場を離れ、庸平の妻・よし江はその態度に不信感を強めます。
医師として患者を優先するべき場面と、教授選で勝つための動きが重なっている点が、第9話の大きなポイントです。財前の関心がどこへ向いているのかが、よし江の目を通してはっきり見えてきます。
第1回投票は財前12票、菊川11票、葛西7票
教授選の第1回投票では、財前12票、菊川11票、葛西7票となり、誰も過半数を獲得できません。決着は翌週の決選投票へ持ち越されます。
財前陣営にとっては、勝ち切れなかったこと自体が大きな誤算です。東陣営も財前陣営も、7票を持つ野坂派をどう動かすかが次の焦点になります。ここから教授選は、医師としての実績を比べる場というより、票を奪い合う政治戦の色をさらに濃くしていきます。
前回の第8話「決戦」まで積み上げられてきた対立が、この第9話で具体的な票数として示されることで、財前の焦りと周囲の過熱ぶりが分かりやすくなっています。前回までの流れを確認したい方は、白い巨塔 第7話の記事もあわせて読むと、東と財前の関係が整理しやすいです。
財前派と東派が野坂派の7票をめぐって動く
決選投票へ進むことが決まると、両陣営は野坂派の票を取り込もうとします。東は今津とともに次の一手を考え、財前側では又一、鵜飼、岩田らが集まり、敗色を口にしながらも巻き返しを狙います。
財前は、ここで諦めれば名誉もこれまで投じたものも無駄になると又一たちを奮い立たせます。表面上は冷静に振る舞いながら、教授になるためならあらゆる手段を視野に入れる財前の強さと危うさが同時に見える場面です。
一方の東も、野坂に対して学会の名誉職を示唆します。さらに財前側も野坂へ接近し、票の重みがそのまま人事や金銭の駆け引きへつながっていきます。第9話の「正念場」という題名どおり、教授選は両陣営が引けない局面へ入ります。
佃と安西が菊川に辞退を迫る
財前を教授にしたい佃と安西は、対立候補の菊川がいる金沢へ向かいます。目的は、菊川に候補辞退を直接求めることです。
菊川は当然ながら反発し、財前側の都合だけで身を引くよう迫る行為に怒ります。それでも佃たちは、菊川が教授になっても協力しないとまで言い切ります。この強引な行動は、財前陣営の焦りが医局員にまで伝染していることを示しています。
財前自身は表向きには佃たちを止める姿勢を見せながら、実際には強く制止しません。自分は直接命じていないという形を残しつつ、周囲が自分のために動く構図も見どころです。
佐々木庸平の診断で見える財前五郎と里見脩二の違い
財前は佐々木庸平を食道がんと判断
教授選が激しく動く一方で、第9話では弁当店を営む佐々木庸平の診療が進みます。庸平は里見が財前へ紹介した患者で、財前は診察の場で食道がんと判断し、手術の方針を示します。
しかし、財前の態度は患者や家族に寄り添うものとは言いにくく、よし江は財前に対する違和感を深めます。財前が診断と治療方針を短時間で決める一方、里見はその後に残って家族へ説明します。
財前の高い外科技術と自信、里見の患者に向き合う姿勢。二人の違いは以前から描かれてきましたが、第9話では佐々木家を通して、その差がさらに具体的になります。
よし江が抱く「まともに診てもらえているのか」という不安
佐々木庸平の妻・よし江は、財前が夫を十分に診ていないのではないかと心配し、里見のもとを訪れます。教授選のさなかに患者と向き合う財前の姿を見ているだけに、よし江の不安は単なる気持ちの問題ではありません。
この場面は、第9話だけの小さな出来事ではなく、これからの物語を見るうえでも重要です。財前が教授選で何を手に入れようとしているのか、その一方で医師として患者をどう扱っているのかが並べて描かれます。
江口洋介さんのプロフィール記事では、里見脩二を演じる江口洋介さんの経歴や出演作をまとめています。里見の静かな存在感が気になった方はこちらも参考になります。
第9話の主要キャストと役名
財前五郎役は唐沢寿明さんです。浪速大学第一外科助教授で、卓越した手術技術を持ちながら、教授の地位を強く求めています。第9話では、教授選と患者の診療が同時に進むことで、その人物像が鮮明になります。
里見脩二役は江口洋介さんです。第一内科助教授で、患者の立場に立って診療しようとする医師です。佐々木庸平を財前に紹介し、その後も家族の不安を受け止めます。
東貞蔵役は石坂浩二さん。第一外科教授として、後継教授に財前を据えることへ複雑な思いを抱きます。第9話では投票棄権という行動で教授選を大きく揺さぶります。
菊川昇役は沢村一樹さん。財前の対立候補として教授選を戦う心臓外科医です。佃と安西から辞退を迫られる場面では、候補者としての意地が表れます。
このほか、花森ケイ子役の黒木瞳さん、財前又一役の西田敏行さん、鵜飼医学部長役の伊武雅刀さん、柳原弘役の伊藤英明さん、佐々木よし江役のかたせ梨乃さんらが出演します。
前回・第8話「決戦」から何が続いている?
前回の第8話では、教授選そのものが大きな山場を迎えました。財前と菊川を軸に票読みが進み、東と財前の関係も決定的に悪化していきます。
第9話はその続きとして、投票結果が一度で決まらず、決選投票へ持ち越される回です。つまり「正念場」は最終決着そのものではなく、勝敗を左右する7票をめぐって各陣営の手段がさらに激しくなる回と見ると流れをつかみやすくなります。
そして教授選の陰で、佐々木庸平という患者の治療が始まります。権力争いの緊張だけでなく、財前と里見の医師としての違いが同時進行することで、「白い巨塔」が単なる院内政治ドラマではないことが強く表れる構成です。
第9話「正念場」の見どころ
最も分かりやすい見どころは、教授選の票がどう動くのかです。財前が12票でトップに立ちながら過半数には届かず、菊川が11票で追うため、どちらにも勝機があります。そこで野坂派の7票が決定的な意味を持ちます。
もう一つは、財前の周囲が本人以上に過激な行動へ進んでいく点です。佃と安西が菊川に辞退を迫り、又一や岩田らも票を得るために動きます。財前がどこまで直接関わり、どこから周囲にやらせるのかにも注目です。
そして忘れてはいけないのが、佐々木庸平と妻よし江です。教授選の駆け引きに目を奪われる財前と、患者の不安を受け止める里見。この対照が、第9話の後半に強い緊張を生みます。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔 第9話「正念場」はいつ放送されますか?
TVh1(テレビ北海道)で2026年10月20日(火)朝8時05分から放送予定です。TVh公式では「白い巨塔」を月曜〜金曜の朝8時05分に編成しています。
第9話の教授選は誰がリードしますか?
第1回投票では財前12票、菊川11票、葛西7票で、財前が1票差でトップです。ただし過半数に届かないため決選投票へ持ち越されます。
佐々木庸平はどんな患者ですか?
里見が財前へ紹介した患者で、財前は食道がんと判断します。妻のよし江は、財前の診療姿勢に不安を抱き、里見へ相談します。
まとめ
「白い巨塔」第9話「正念場」は、教授選が決選投票へ持ち越され、野坂派の7票をめぐる争いが激化する回です。財前陣営では佃と安西が菊川に辞退を迫るなど、勝つための動きが一段と過熱します。
その一方で、佐々木庸平の診療を通じて、財前五郎と里見脩二の医師としての姿勢の違いが浮き彫りになります。教授の椅子をめぐる「正念場」と、患者の命に向き合う医療の「正念場」が重なるところが、第9話の大きな見どころです。

