TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • ホワイトマン・ウォーキングのロブ・ブリスは何者?経歴と2400km徒歩行の背景|10/22 11:10

ホワイトマン・ウォーキングのロブ・ブリスは何者?経歴と2400km徒歩行の背景|10/22 11:10

2026年10月22日(木)11時10分からNHK BSで放送される「BS世界のドキュメンタリー選 ホワイトマン・ウォーキング 分断された米国の素顔」。中心人物として登場するのが、白人の映像作家ロブ・ブリス(Rob Bliss)です。

ロブ・ブリスは2020年、Black Lives Matter(BLM)のTシャツを着てアメリカ南部を歩き、首都ワシントンを目指しました。番組では、道中でトランプ支持者やBLMに反発する人々、黒人活動家らと向き合う姿が記録されています。ここでは、ロブ・ブリスとはどのような人物なのか、なぜ約2400kmもの徒歩行を始めたのか、作品の中で何を担っているのかを整理します。

ホワイトマン・ウォーキングの放送日時

項目内容
放送日時2026年10月22日(木)11:10〜12:00
放送局NHK BS
番組BS世界のドキュメンタリー選
作品ホワイトマン・ウォーキング 分断された米国の素顔
原題WHITE MAN WALKING
中心人物ロブ・ブリス

J:COMの番組表に掲載されたNHK BSの番組情報では、BLMのTシャツを着た白人映像作家ロブ・ブリスが、徒歩でアメリカ南部から首都ワシントンを目指す内容とされています。南部ではBLMに強い嫌悪を示す人々に直面し、黒人活動家からは「白人のあなたにしかできないこともある」という趣旨の言葉を受けながら旅を続けます。

番組表では移動距離を約2400kmと紹介しています。作品の英語版公式情報では1500マイルとされており、キロ換算するとおよそ2400kmです。

ロブ・ブリスは何者?映像作家で作品の共同監督

ロブ・ブリスはアメリカの映像作家で、「White Man Walking」では出演者であると同時に共同監督も務めています。作品公式ページでは、監督としてRob BlissとDenise Alderの2人が記載されています。

つまり、ロブ・ブリスは単にカメラに映る取材対象ではありません。自ら旅を実行し、道中で人々と会話し、その体験を作品として記録する立場です。自分自身が被写体でありながら、映画の語り手・制作者でもある点が、このドキュメンタリーの大きな特徴です。

Doc Heartsの作品情報でも、ロブ・ブリスが監督、デニース・オルダーが共同監督として紹介されています。BBCのStoryville向けに制作された約70分のドキュメンタリーで、2020年に行われた徒歩行を軸に構成されています。

徒歩行の出発点は2020年のBLMをめぐる行動

Watermelon Picturesの作品公式ページによると、ロブ・ブリスは2020年7月、アーカンソー州ハリソンで「Black Lives Matter」と書かれたサインを掲げ、そのときに起きた反応を映像にしました。その動画は広く拡散され、多くの人に見られたと紹介されています。

その経験から次に行ったのが、アメリカ南部を歩いてワシントンまで向かう長距離の徒歩行でした。BLMのTシャツを着て、「一緒に歩こう」と呼びかけるサインを携えながら、約2か月にわたって南部の地域を進みます。

作品公式では、1日あたり約25マイルを歩き、全体で1500マイルを移動したと説明されています。単発のパフォーマンスではなく、長い時間をかけて異なる地域の人々と直接会うことを選んだ行動でした。

なぜ白人のロブ・ブリスがBLMのTシャツを着いたのか

この作品の題名「White Man Walking」は、白人男性であるロブ・ブリスがBLMを支持するメッセージを身につけて、政治的・人種的対立が強い地域を歩くという構図そのものを示しています。

J:COMの番組情報では、道中でBLMに嫌悪を示して「白人の命も大切」と主張する人に出会う一方、黒人活動家からは白人だからこそできる役割を指摘される場面があると紹介されています。作品は、彼の主張だけを一方的に伝えるのではなく、反発する人、支持する人、対話を試みる人との接触を重ねながら、アメリカ社会の分断を映し出します。

ロブ・ブリスの立場が注目されるのは、当事者として黒人差別を受けてきた人物ではなく、白人としてその問題に関わろうとしているからです。その行動が歓迎される場面もあれば、強い敵意を向けられる場面もあり、作品はその両方を記録しています。

番組内でのロブ・ブリスの役割

番組の中でロブ・ブリスが担う第一の役割は、アメリカ社会の対立が表面化するきっかけを作る人物です。BLMのTシャツを着た白人男性が町を歩くことで、周囲の人々が持つ考えや感情が直接言葉として現れます。

第二の役割は、聞き手です。公式トレーラーの説明でも、彼が強い反発や緊張に直面しながら、話し、聞き、不快な現実と向き合う旅であることが示されています。相手に同意するかどうかとは別に、対話が成立するのかを試し続けることが作品の軸です。

第三の役割は、観客の視点を運ぶことです。ロブ・ブリスと一緒に南部の道路や町を進むことで、視聴者は地域ごとに異なる反応を順番に目にします。ニュース映像の断片だけではなく、長距離を歩いた一人の人物の体験として分断を見る構成になっています。

誰と出会う?白人至上主義的な反応と黒人活動家との対話

番組紹介で特に強調されているのが、旅の途中で出会う人々との対話です。トランプ支持者の多い南部では、BLMという言葉そのものに強く反発する人々が登場します。

一方で、ロブ・ブリスの行動を支持し、一緒に歩く人もいます。Watermelon Picturesの紹介では、敵意だけでなく、予想外の連帯やつながりも作品に含まれるとされています。対立だけを並べるのではなく、同じ地域の中にも異なる反応があることが見えてきます。

黒人活動家との会話は、ロブ・ブリスが何のために歩くのかを考えるうえで重要です。白人として差別の問題に関わることの意味や限界を、本人が旅の中で考え続ける構造になっています。

制作陣は?デニース・オルダーが共同監督

「White Man Walking」はロブ・ブリスとデニース・オルダー(Denise Alder)の共同監督作品です。公式トレーラーのクレジットでは、制作にOsun GroupやDoc Heartsが関わり、BBC Storyville向けの作品として制作されたことが確認できます。

Doc Heartsの作品ページでは、2025年作品、1本70分のフォーマットとして紹介されています。J:COMの番組情報でも原題を「WHITE MAN WALKING」、イギリス2025年作品として案内しています。

ロブ・ブリスの徒歩行そのものは2020年ですが、作品としてまとめられたのはその後です。旅の記録を時間をかけて編集し、一人の行動だけでなく、アメリカの人種問題と政治的分断を考えるドキュメンタリーへと構成されています。

初めて見る人が知っておきたいポイント

この作品を見る前に押さえておきたいのは、ロブ・ブリスが「専門家として解説する人」ではなく、自分で行動し、その過程で考えを揺さぶられていく人物だということです。番組は完成した答えを教える講義ではなく、さまざまな人との出会いから社会の現実を見せるタイプのドキュメンタリーです。

また、BLMへの賛否だけを単純に二つに分ける内容でもありません。敵対的な反応、応援、同行、黒人活動家からの助言など、多様な場面を通じて、同じアメリカ国内でも人種問題の受け止め方が大きく異なることが示されます。

ロブ・ブリスのプロフィールを知ってから見ると、彼がなぜこの方法を選んだのか、相手の反応にどう向き合っているのか、共同監督として何を作品に残そうとしたのかに注目しやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

ロブ・ブリスは何者ですか?

ロブ・ブリスはアメリカの映像作家で、「White Man Walking」の中心人物です。作品では自らBLMのTシャツを着てアメリカ南部を歩き、デニース・オルダーと共同監督も務めています。

ロブ・ブリスはどれくらい歩いたのですか?

作品公式では約1500マイル、NHK BSの番組情報を掲載するJ:COMでは約2400kmの旅として紹介されています。約2か月かけてアメリカ南部からワシントンを目指しました。

ホワイトマン・ウォーキングはいつ放送されますか?

NHK BSで2026年10月22日(木)11時10分から12時に放送予定です。「BS世界のドキュメンタリー選」の枠で放送されます。

まとめ

「ホワイトマン・ウォーキング」のロブ・ブリスは、BLMのTシャツを着てアメリカ南部を約2400km歩いた白人の映像作家です。旅の実行者であるだけでなく、デニース・オルダーとともに作品の監督も務めています。

番組では、強い反発を示す人々、支持して一緒に歩く人々、黒人活動家との対話を通じて、アメリカ社会の人種的・政治的な分断が浮かび上がります。ロブ・ブリスが「なぜ歩くのか」を考えながら見ることで、このドキュメンタリーが描こうとするテーマをよりつかみやすくなります。

このテーマの関連記事はこちら