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十二国記4K第27話「風の万里 黎明の空」五章|祥瓊・鈴・陽子はどこへ向かう?|10/9 19:00

10月9日(金)19時からNHK BSP4Kで放送されるアニメ「十二国記」4Kリマスター版 第27話「風の万里 黎明の空」五章は、祥瓊、鈴、陽子の三人がそれぞれ別の場所で次の一歩を踏み出す回です。

前回の四章では、祥瓊が里家で命の危険にさらされ、鈴は梨耀のもとから逃げ出し、陽子も慶国の王として自分の未熟さと向き合うことになりました。五章では、その続きとして祥瓊は恭国へ、鈴は采王のもとへ進みます。

三人はまだ出会っていません。それでも、それぞれが「自分が苦しいのは誰のせいなのか」「王とは何なのか」を別々の立場から考え始めるため、物語全体が大きく動き出す回になっています。

十二国記4K第27話の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年10月9日(金)19:00〜19:25
放送局NHK BSP4K
話数第27話
サブタイトル「風の万里 黎明の空」五章
原作小野不由美
脚色曾川昇
監督小林常夫

番組表では、声の出演として久川綾さん、子安武人さん、桑島法子さん、若林直美さん、山崎和佳奈さん、高山みなみさん、石田彰さんらが掲載されています。

今回の中心となる人物は、慶国の景王となった陽子、芳国の元公主・祥瓊、海客として才国で長く苦しんできた鈴です。

第27話「五章」のあらすじは?

第27話では、里家の人々に殺されかけた祥瓊が月渓の命によって恭国へ身柄を預けられます。

恭国を治める供王は、見た目は少女の姿をした女王です。祥瓊は里家での生活へ戻ることを避け、供王のもとで働く道を選びます。しかし祥瓊の中には、国も地位も家族も失った自分と、王として国を持つ景王・陽子を比べる気持ちが残っています。

一方の鈴は梨耀のもとから逃げ出し、采王を訪ねて王宮へ到着します。Huluの第27話紹介では、采王から里で暮らすよう勧められる流れも示されています。

そして陽子もまた、王宮の中だけでは見えないものを知るため、自分が治める国の人々と同じ場所に立とうとする方向へ進んでいきます。

祥瓊はなぜ供王のもとで働くの?

祥瓊は前回、芳国の元公主であることを知られ、里家の人々から激しい憎しみを向けられました。その危機を経て、月渓の命で恭国に身柄を預けられます。

第27話で祥瓊が選ぶのは、供王のもとで働くことです。少なくとも、以前の里家での生活へ戻ることを望んでいないことは番組のあらすじから明確です。

ただし、環境が変わったからといって、祥瓊の考え方まで急に変わるわけではありません。自分が失ったものを景王が持っていると考え、陽子への反感を募らせる部分が今回も描かれます。

ここは祥瓊の成長を見るうえで重要です。彼女は大きな被害を受けた人物である一方、自分が公主だったころに民の苦しみを知らなかったという側面も抱えています。その認識がいつ変わるのかが、「風の万里 黎明の空」の大きな見どころの一つです。

供王はどんな存在として登場する?

番組情報では、恭国を治める供王は見た目が少女の姿をした女王と紹介されています。

祥瓊にとって供王は、自分をただ慰めてくれる相手ではありません。あらすじには、祥瓊が供王から苦しめられていると受け止め、反感を募らせていくことも示されています。

しかし物語を見る側からすると、祥瓊が「なぜ自分だけがこんな目に遭うのか」と考える状態から抜け出すには、自分とは異なる王や民の視点に触れる必要があります。

供王との出会いは、祥瓊の感情をすぐ解決するものではなく、むしろ彼女の思い込みを表面に出す役割を持つ場面として注目できます。

鈴はなぜ采王に会いに行った?

鈴は海客として十二国の世界へ流れ着き、才国で長く不自由な生活を送ってきました。

前回までに梨耀のもとから逃げる決意を固め、第27話では采王の王宮へたどり着きます。番組情報では、鈴がそこで楽しい時間を過ごす様子が紹介されています。

Huluのあらすじでは、采王から里で暮らすよう勧められる展開も確認できます。鈴にとっては、強い立場にある人物が自分を救ってくれるのではないかという期待を持ちやすい時期でもあります。

そのため、鈴が采王との出会いをどう受け止めるのか、そして「誰かに救ってもらう」ことから自分自身の行動へどうつながっていくのかが今後を見るポイントになります。

陽子は第27話で何を決意する?

新潮社による原作「風の万里 黎明の空」の紹介では、陽子は慶国の玉座に就きながらも、王として役割を果たせない自分に苦悩する人物として描かれています。

アニメ第27話の配信あらすじでは、陽子が自分の治める国で生きる人々と一緒に生活し、見えないものを見つけにいくことを決意するとされています。

これは、祥瓊と鈴の動きとは別の場所で起きているものの、三人を結びつける重要な変化です。

祥瓊は「王を持つ側」への嫉妬を抱え、鈴は「王なら救ってくれる」という期待を抱いています。そして陽子自身は、王になったからこそ民の暮らしが見えなくなっていることに悩んでいます。

同じ「王」という存在を、三人がまったく違う位置から見ている。その対比が五章の大きな魅力です。

前回26話「四章」から何が続いている?

前回の第26話「風の万里 黎明の空」四章では、鈴が梨耀のもとを離れる方向へ進み、祥瓊は元公主であることを知られたことで里の人々に処刑されかけました。

また陽子は、慶国の王宮内部で弑逆の企てが発覚し、自分が日本にいたころと何も変わっていないのではないかという不安を強めます。

詳しい前回の流れは、十二国記4K第26話「風の万里 黎明の空」四章の記事で整理しています。

さらに一つ前の第25話では、鈴の景王への期待と、祥瓊の景王への反感が対照的に描かれていました。十二国記4K第25話「風の万里 黎明の空」三章の記事も続けて読むと、五章で二人の感情がどこから来ているのかが分かりやすくなります。

「風の万里 黎明の空」は三人の少女の物語

新潮社公式の原作紹介では、「風の万里 黎明の空」は陽子、祥瓊、鈴という三人の少女が、それぞれ異なる苦難を抱えながら歩き出す物語として紹介されています。

陽子は王であることの苦しみ、祥瓊は国と家族と地位を失った苦しみ、鈴は異世界で長く虐げられてきた苦しみを抱えています。

大切なのは、三人とも「自分だけが苦しい」と感じる瞬間があることです。それぞれの視点だけを見れば、その感情には理由があります。しかし物語が進むにつれ、自分以外の人も別の苦しみを抱えていると知ることが、三人の変化につながっていきます。

第27話は、その変化がまだ完成する回ではありません。むしろ、三人が別々の場所で次の環境へ入り、これまでの考え方が揺さぶられ始める入口です。

第27話で注目したい三つの対比

第27話を見るときは、三人の立場を並べてみると分かりやすくなります。

まず祥瓊は、王だった父を失った元公主として、王である陽子に反感を抱きます。次に鈴は、景王のような強い存在なら自分を救ってくれるのではないかという期待を持ちます。

そして陽子本人は、王であるにもかかわらず、自分が民を理解できていないことに苦しんでいます。

同じ景王・陽子を、祥瓊は「持っている者」と見て、鈴は「救ってくれる者」と見ます。しかし陽子自身は、自分が十分な王ではないと感じています。

このずれを意識すると、三人がやがて同じ物語の中で交差していく意味がより伝わりやすくなります。

五章が物語の転換点になる理由

五章は、三人の問題が一気に解決する回ではありません。むしろ、祥瓊、鈴、陽子がそれぞれ新しい場所や立場へ踏み出し、自分がこれまで信じていた見方を揺さぶられる準備が整う回です。

祥瓊は供王のもとへ移っても、景王への反感を手放してはいません。鈴も采王に会えたことで安心は得ますが、誰かに救われたいという思いがすぐに消えるわけではありません。陽子も王宮を離れて民を知ろうとする決意をした段階であり、まだ答えにたどり着いたわけではありません。

だからこそ第27話は、三人の「これまで」と「これから」の境目として重要です。前回までの苦境を振り返りながら見ると、行動する場所が変わったこと自体が大きな前進であると分かります。三人の感情がどこで変化し、どこで交差していくのかを意識すると、この先の展開にも自然につながります。

声の出演と原作・制作情報

10月9日の番組情報には、声の出演として久川綾さん、子安武人さん、桑島法子さん、若林直美さん、山崎和佳奈さん、鈴木れい子さん、高山みなみさん、大川透さん、浅野るりさん、上田祐司さん、紗ゆりさん、竹口安芸子さん、金田朋子さん、石田彰さんが掲載されています。

原作は小野不由美さん。今回の「風の万里 黎明の空」は新潮文庫でも刊行されており、上巻の目次には五章が収録されています。

アニメで人物の感情の流れをつかみ、原作で内面の描写を読み比べると、祥瓊や鈴の反発や期待がどのように形づくられているのかをより深く味わえます。

参考にした情報

よくある質問

十二国記4K第27話はいつ放送されますか?

2026年10月9日(金)19:00〜19:25、NHK BSP4Kで放送予定です。

第27話「五章」で祥瓊はどうなりますか?

祥瓊は月渓の命によって恭国へ身柄を預けられ、供王のもとで働く道を選びます。ただし景王や供王への反感はまだ強く残っています。

鈴は第27話でどこへ行きますか?

梨耀のもとから逃げ出した鈴は、采王を訪ねて王宮へ到着します。配信あらすじでは、采王から里で暮らすよう勧められることも示されています。

第27話は前回26話を見ておいた方がいいですか?

前回26話で祥瓊が里の人々に命を狙われ、鈴が梨耀のもとを離れ、陽子が王として揺らぐ流れが描かれているため、続けて見ると三人の変化が分かりやすくなります。

まとめ

10月9日放送の「十二国記」4Kリマスター版 第27話「風の万里 黎明の空」五章は、祥瓊が恭国の供王のもとへ、鈴が采王の王宮へ進み、陽子も民の暮らしを知ろうと動き始める転換点です。

三人はそれぞれ「王」をまったく違う立場から見ています。祥瓊の反感、鈴の期待、陽子自身の迷いを並べて見ると、やがて三人の道が交わっていく「風の万里 黎明の空」の物語が、より立体的に見えてきます。

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