落合恵子「がんと生ききる」とは?脱毛写真に込めた思いと“悲観にも楽観にも傾かず”の意味|11/7 5:30
11月7日(土)5時30分から北海道文化放送1、OHKで放送予定の「テレビ寺子屋」は、作家でクレヨンハウス主宰の落合恵子さんが講師を務める第2505回「がんと生ききる」です。
この回で特に気になるのは、落合さんが2023年にがんと診断されてから、2025年に治療を終えるまでをどう受け止めてきたのかという点です。番組公式ページでは、悲観と楽観の間で揺れながらも「私は私」と自分に言い聞かせて生きてきたことが紹介されています。
さらに、著書『がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず』では、治療で髪が抜けた時期の写真と、その後に髪が伸びた写真を並べています。なぜそこまで個人的な姿を見せたのか。番組を見る前に知っておくと、落合さんの言葉がより具体的に伝わってきます。
テレビ寺子屋「がんと生ききる」11月7日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月7日(土) |
| 放送開始 | 5:30 |
| 放送局 | 北海道文化放送1/OHK |
| 番組 | テレビ寺子屋 |
| 回 | 第2505回 |
| テーマ | がんと生ききる |
| 講師 | 落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰) |
制作局のテレビ静岡では、第2505回を2026年10月25日に放送しています。地域によって放送日が異なるため、11月7日に北海道や岡山・香川で見る方にとっては、同じ第2505回が遅れて放送される形です。
テレビ静岡の公式バックナンバーには、第2505回の講演内容が掲載されています。今回の中心は、病名や治療法の説明ではなく、がんという現実を抱えながらも、自分自身の人生をどう選んでいくかという落合さん自身の経験です。
落合恵子さんが語る「がんと生ききる」とは?
落合さんは番組公式ページで、2023年にがんの診断を受けたことを明かしています。診断後の気持ちは、一方的に前向きだったわけでも、悲観だけに包まれていたわけでもありませんでした。
公式ページで語られているのは、悲観と楽観の間を行き来しながら、それでも「私は私」と自分に言い聞かせて生きてきたという姿です。そして、2025年に治療を終えるまでの記録を、一冊の本にまとめました。
「悲観にも楽観にも傾かず」という言葉の意味
著書の題名は『がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず』です。この副題は、病気を必要以上に美化するのでもなく、絶望だけで語るのでもない落合さんの姿勢をそのまま表しています。
がんになった本人にとって、気持ちが毎日同じとは限りません。テレビ寺子屋の公式説明でも、落合さんは「悲観と楽観の間で揺れながら」と表現されています。つまり、強い人だから一貫して前向きでいられた、という単純な話ではありません。
むしろ、揺れること自体を否定せず、その中でも自分で選び、自分の人生として生きることが今回の重要なテーマだと読み取れます。番組タイトルが「がんと生ききる」となっている点も印象的です。
2023年の診断から2025年の治療終了まで
番組公式ページによると、落合さんは2023年に診断を受け、2025年に治療を終えるまでの記録を書籍にまとめました。
クレヨンハウスの公式商品ページでも、がんと診断されたあとに「何を選択し、何を選択せずに来たか」を記した本として紹介されています。治療の経過だけを並べるのではなく、その都度どのように決断したのかが大きな柱になっています。
番組を見るときも、「どんな治療を受けたか」だけでなく、「なぜその選択をしたのか」「選ばなかったものをどう考えたのか」という部分に注目すると、タイトルの意味が分かりやすくなりそうです。
本に載せた2枚の写真は何を伝えるため?
今回の話題で特に具体的なのが、著書の見返しに置かれた2枚の写真です。
テレビ寺子屋公式ページでは、一枚は治療で髪が全部抜けて少し生え始めた入院中の姿、もう一枚はそれから2年が経ち、髪が伸びた姿だと説明されています。クレヨンハウスの商品ページでも、2023年の抗がん剤治療で脱毛した時期と、2025年の写真が並べられていることが確認できます。
脱毛した姿を公開した理由
落合さんが2枚の写真を並べた理由は、見た人を驚かせるためではありません。番組公式ページでは、髪が抜けたことに苦しむ人へ「大丈夫」と伝えたかったからだと説明されています。
クレヨンハウスの公式紹介でも、特に女性の患者の中には脱毛への不安を抱える人が少なくないことに触れています。落合さん自身の姿を隠さず見せることで、「いま髪がない状態が永遠に続くわけではない」と伝えようとしたことが分かります。
このエピソードは、「がんと生ききる」が抽象的な人生論ではなく、治療中に実際に起きた変化や不安を含めて語る講演であることを示しています。
「私は私」という感覚につながる
治療で外見が変化しても、その人の存在そのものが別人になるわけではありません。番組公式ページにある「私は私」という言葉と、2枚の写真のエピソードは一本につながっています。
病気によって生活や見た目が変わっても、自分自身のすべてを病気だけで説明しない。今回の放送では、そうした落合さんの考え方が、自身の経験を通して語られます。
著書『がんと生ききる』はどんな本?
『がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず』は、朝日新聞出版から2025年12月5日に発売された落合恵子さんの著書です。クレヨンハウス公式では240ページの本として紹介されています。
内容の中心は、2023年にがんと診断されたあと、落合さんが何を選び、何を選ばず、どのように治療と向き合ったかという記録です。
テレビ寺子屋の第2505回は、この本と共通する経験をもとに語られています。先に本の背景を知っておくと、テレビでの短い講演の中にどんな経験が凝縮されているのかが見えやすくなります。
落合恵子さんはどんな人?
落合恵子さんは1945年生まれの作家です。テレビ寺子屋の公式プロフィールでは、違いから学び合える社会をテーマにした著書を多く手がけ、子どもの本の専門店「クレヨンハウス」などを展開していることが紹介されています。
また、総合育児教育雑誌『月刊クーヨン』の発行人でもあります。クレヨンハウスの公式プロフィールでは、社会の中で声が小さくなりがちな側の声をテーマにした作品が多いことも紹介されています。
これまでの活動を知ると、今回の講演で自分自身の病気だけを語るのではなく、同じように治療や外見の変化に不安を抱える人へ言葉を届けようとしていることにもつながりが見えてきます。
同じ第2505回については、10月25日放送時の記事でも番組内容を整理しています。今回の記事では、その中でも著書や2枚の写真に込められた意味を中心に紹介しました。
次の落合恵子さん回にもつながるテーマ
テレビ静岡の公式放送一覧では、落合恵子さんは第2505回に続いて、第2507回「私を生きる~声を出せる居場所づくり~」にも登場します。
第2507回の公式ページでは、2023年に肺がんと診断され、2025年に治療を終えたことに触れながら、「がんは私の一部であって、私は私なんだ」という考え方や、患者にとって安心して声を出せる「居場所」の大切さが語られています。
第2505回「がんと生ききる」で示される「私は私」という感覚が、次の講演では「あるがままの自分でいられる場所」という話へ広がっていきます。2回を続けて見ると、落合さんが病気の経験から何を大切にするようになったのかが、より立体的に伝わります。
参考にした情報
よくある質問
テレビ寺子屋「がんと生ききる」で落合恵子さんは何を語りますか?
2023年のがん診断から2025年に治療を終えるまでの経験をもとに、悲観と楽観の間で揺れながらも「私は私」と考え、自分で選びながら生きてきたことを語ります。
本に脱毛した写真を載せたのはなぜですか?
治療による脱毛に苦しんでいる人へ「大丈夫」と伝えるためです。入院中の姿と、2年後に髪が伸びた姿を並べることで、その思いを伝えています。
『がんと生ききる』はいつ発売された本ですか?
朝日新聞出版から2025年12月5日に発売された、落合恵子さんの著書です。2023年の診断後に何を選び、何を選ばずに生きてきたかが記されています。
まとめ
11月7日放送の「テレビ寺子屋」第2505回「がんと生ききる」では、落合恵子さんが2023年のがん診断から2025年の治療終了までの経験をもとに、自分らしく生きることについて語ります。
特に注目したいのは、著書に治療で脱毛した時期と2年後の写真を並べた理由です。そこには、同じ不安を抱える人へ「大丈夫」と伝えたいという具体的な思いがありました。
「悲観にも楽観にも傾かず」「私は私」という言葉を軸に見ると、病気を人生のすべてにせず、それでも病気を自分の一部として引き受ける落合さんの姿勢が見えてきます。今回の放送は、タイトルの「がんと生ききる」という一文字の意味まで考えたくなる内容です。

