1976年から続くテレビ寺子屋、沼田晶弘回はどう変わった?11月8日石川「怒るより驚け!」と過去回の違い|11/8 5:30
2026年11月8日(日)午前5時30分から、石川テレビ1で「テレビ寺子屋【怒るより驚け!オドロキマネジメント/沼田晶弘】」が放送されます。
今回の注目点は、沼田晶弘さんが子育ての「怒り」をそのまま抑え込むのではなく、「驚き」に置き換えるという発想です。ただし、沼田さんはこれまでのテレビ寺子屋でも「完璧を手放す」「ほめるより喜ぶ」など、親の反応を変える考え方を繰り返し紹介してきました。
そこで今回は、11月8日石川放送の内容を、過去の沼田さん出演回との違いと、1976年から続く「テレビ寺子屋」の番組史という二つの視点から整理します。
11月8日石川テレビの放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月8日(日) |
| 放送時間 | 5:30〜 |
| 放送局 | 石川テレビ1 |
| 番組 | テレビ寺子屋 |
| テーマ | 怒るより驚け!オドロキマネジメント |
| 講師 | 沼田晶弘(東京学芸大学附属大泉小学校教諭) |
石川テレビの公式週間番組表では、11月8日5時30分から「テレビ寺子屋【怒るより驚け!オドロキマネジメント/沼田晶弘】」と掲載されています。
制作局のテレビ静岡では、この講演は第2506回として2026年11月1日に放送されました。地域ごとに放送日が異なるため、石川では1週間後の11月8日に視聴する形です。
今回の「オドロキマネジメント」は何が新しい?
テレビ静岡の番組ページでは、子育て中に起こる「イラッとする瞬間」を出発点に、怒ることそのものを否定するのではなく、反応の向きを変える方法として「オドロキマネジメント」が紹介されています。
沼田さんは、「怒る」と「驚く」には、どちらも予想していなかったことが起きたときに瞬間的に出る感情という共通点があると説明しています。そのうえで、怒りのエネルギーを「驚き」に変えれば、子どもの行動を責める前に一度立ち止まれるという考え方です。
今回の特徴は、親が正しい反応を身につけるというより、反射的に出る感情そのものの置き場所を変えるところにあります。「怒らない親になろう」と我慢する話ではなく、「予想外の行動が出たら、まず驚いてみる」という切り替えです。
既存記事の「オドロキマネジメントとは?」では、この方法の中身を詳しく整理しています。今回の記事では、その説明を繰り返すのではなく、過去の沼田さんの講演と比べて何が変わったのかを見ていきます。
前回までの沼田晶弘回との違い
沼田晶弘さんは、これまでにも「テレビ寺子屋」で複数回、子育てや教育について語っています。内容を並べると、今回の「オドロキマネジメント」が突然出てきた考え方ではなく、以前から一貫しているテーマの延長にあることが分かります。
2024年12月「完璧を手放す 最強の子育て」
2024年12月22日放送の「完璧を手放す 最強の子育て」では、親が「こうあるべき」という基準を増やしすぎると、子どもの成長よりも自分が理想の親でいられているかを気にしてしまうという話が中心でした。
沼田さんは、家族全体の生活の質を考え、「ニコニコしている大人は最強の教育者」という考えを紹介しています。完璧な食事、完璧な生活、完璧な声かけを続けることより、親自身が余裕を失わないことを重視する回でした。
今回との違いは、前回が「親が抱える理想や完璧主義を手放す」という大きな姿勢の話だったのに対し、「オドロキマネジメント」はその場で起こる一瞬の感情への対処に踏み込んでいる点です。
2025年1月「『ほめる』よりすごい方法」
2025年1月12日放送の「『ほめる』よりすごい方法」では、子どもを評価するようにほめるだけでなく、親が素直に喜ぶこと、子どもに任せて最後までやらせること、注意するときにポジティブな言葉へ言い換えることが紹介されました。
たとえば、テストで満点を取った子どもに「すごい」と評価するより、「やった、うれしい」と親の感情を見せる。皿洗いを任せたら途中で手を出さず、失敗も含めて最後までやらせる。こうした考え方には、子どもの行動を親がすぐに修正しないという共通点があります。
今回の「怒るより驚け!」も同じ流れです。子どもの予想外の行動を見た瞬間に「何でそんなことするの」と正す前に、「えっ、そうなったんだ」と受け止める余白を作る。以前の「任せる」「喜ぶ」が、今回は「驚く」という感情の使い方へ発展したと見ることができます。
沼田晶弘さんのテレビ寺子屋で一貫していること
沼田さんの過去回には、「子どものヤル気を引き出す仕掛け」「変なクラスが世界を変える」「もう褒め方を学ばなくていい」「自分の世界を拡げる視座」など、行動や発想を少しずらすテーマが並んでいます。
キニナルの既存記事でも、「自分の世界を拡げる視座」では、子どもの反抗や自己主張を単純に否定せず、見方を変えることが取り上げられています。
今回の「オドロキマネジメント」も、親が子どもを動かす方法を増やすというより、大人側の見方と反応を少し変える発想です。子どもを変える前に、親が受け止め方を変える。ここが、沼田さんの過去回と今回をつなぐ共通点です。
テレビ寺子屋は1976年から続く長寿番組
「テレビ寺子屋」は、テレビ静岡の公式「テレビ寺子屋の歩み」によると、1976年4月にローカルワイドショー「マイしずおか」の一コーナーとして教育講座が始まったのが出発点です。
1977年4月には30分番組「テレビ寺子屋」として独立し、全国16局でネット放送が始まりました。1979年には手話通訳付き放送を開始。1986年には放送500回、1996年には1000回、2006年には1500回、2016年には2000回を迎えています。
2026年には2500回を超えており、今回の沼田さん回は第2506回です。半世紀近く続く中で、扱う題材は時代に合わせて変わってきましたが、子育てや家庭、生き方を考えるという番組の軸は変わっていません。
「正解を教える番組」から「考え方を増やす番組」へ
公式ページでは、「子育てってなんだろう。その答えはひとつではありません」とし、さまざまな分野の講師を招いて、子育てだけでなく生き方のヒントも発信していると説明しています。
今回の「オドロキマネジメント」は、その番組姿勢と相性のよいテーマです。「怒ってはいけない」と一つの正解を押しつけるのではなく、「怒りを驚きに変えてみる」という別の選択肢を示すからです。
1970年代から続く番組が2026年に扱うテーマとして、感情のコントロールや親子コミュニケーションが選ばれているところにも、時代ごとの子育ての悩みに寄り添ってきた「テレビ寺子屋」らしさがあります。
今回は過去回の集大成として見ると分かりやすい
沼田さんの過去回では、完璧を手放す、ほめるより喜ぶ、最後まで任せる、見方を変えるといった考えが紹介されてきました。
今回の「怒るより驚け!」は、それらを日常のほんの数秒に落とし込んだ内容といえます。親が「こうしなければ」と力むのではなく、予想外の出来事に出会った瞬間の反応を変える。これまでの話が、より具体的で実践しやすい形になっています。
同じ講師が繰り返し出演する長寿番組だからこそ、1回だけを見るより、以前の講演と並べると考え方のつながりが見えてきます。
見逃し配信・再放送はある?
今回確認した石川テレビの公式番組表では、11月8日5時30分の放送は確認できますが、同じ回の再放送日時や見逃し配信についての案内は掲載されていません。
「テレビ寺子屋」は地域によって放送日が異なるため、石川で見逃した場合は、番組公式の放送一覧や各地域の番組表で同じ講演回の放送予定を確認する方法があります。
参考にした情報
- テレビ静岡「怒るより驚け!オドロキマネジメント」
- 石川テレビ 2026年11月8日週間番組表
- テレビ静岡「テレビ寺子屋の歩み」
- テレビ静岡「『ほめる』よりすごい方法」
- テレビ静岡「完璧を手放す 最強の子育て」
よくある質問
11月8日の石川テレビ「テレビ寺子屋」の講師は誰ですか?
講師は、東京学芸大学附属大泉小学校教諭の沼田晶弘さんです。テーマは「怒るより驚け!オドロキマネジメント」です。
オドロキマネジメントとは何ですか?
予想外の出来事に対して出る「怒り」を、そのまま相手へぶつけるのではなく、まず「驚き」に置き換えて受け止める考え方です。
テレビ寺子屋はいつから放送されていますか?
テレビ静岡の公式情報では、1976年4月に教育講座として始まり、1977年4月に30分番組「テレビ寺子屋」として独立しました。
まとめ
11月8日5時30分から石川テレビで放送される「怒るより驚け!オドロキマネジメント」は、沼田晶弘さんがこれまで語ってきた「子どもをすぐ変えようとせず、大人側の反応を変える」という考え方の延長にある回です。
「完璧を手放す」「ほめるより喜ぶ」「最後まで任せる」と続いてきた過去回に対し、今回は一瞬の怒りを「驚き」へ置き換える方法まで具体化されています。1976年から続くテレビ寺子屋が、時代ごとの子育ての悩みに合わせてテーマを更新しながら、答えを一つに決めず考え方の選択肢を増やしてきたことも分かる放送です。

