ザ・ノンフィクション11月8日|日光さる軍団の新人と子ザルゆき、猿まわしを受け継ぐ日々|11/8 14:00
2026年11月8日(日)14時からTSKさんいん中央テレビで放送される「ザ・ノンフィクション」は、「就職先はさる軍団3~怒られない時代に芸を磨くということ~前編」です。
舞台は、村﨑太郎さんが率いる日光さる軍団。猿まわしの世界に入った新人たちが、サルの世話や稽古を重ねながら、芸を身につけていく姿を追います。
今回の見どころは、18歳の竹原さんと子ザルの「ゆき」が築こうとする関係、そして「怒るのをやめた」と語る師匠・村﨑さんが、どのように若手へ芸を伝えようとしているのかという点です。
11月8日放送の日時・番組情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | ザ・ノンフィクション |
| 放送日時 | 2026年11月8日(日)14:00~14:55 |
| 放送局 | TSKさんいん中央テレビ(島根・鳥取) |
| 今回の内容 | 就職先はさる軍団3~怒られない時代に芸を磨くということ~前編 |
| 語り | 志田こはく |
| 制作 | フジテレビ、制作協力・共同テレビ |
フジテレビの公式バックナンバーでは、この前編は2026年7月19日(日)に放送された回として紹介されています。11月8日はTSKで視聴できる地域放送の予定です。
番組の初回放送日と、今回の地域での放送日を分けて確認しておくと、前編・後編を取り違えずにすみます。
なお、同じ11月8日14時でも、高知さんさんテレビの週間番組表には「就職先はさる軍団3」の後編が掲載されています。島根・鳥取のTSKで案内されている前編とは内容が異なるため、高知で視聴する場合は後編の番組情報を確認してください。
今回の前編は新人たちが猿まわしの世界へ飛び込む物語
フジテレビ公式ページによると、2025年春、若者たちが「入社」したのは、反省ザルで知られる村﨑太郎さんが率いる日光さる軍団です。入社後すぐに華やかな舞台へ立つのではなく、サルの世話や園内の仕事、観客の前で芸を披露するための稽古など、毎日の積み重ねから始まります。
猿まわしは、人とサルが一緒に舞台に立つ芸です。人間側が技を覚えれば完成するものではなく、相棒となるサルの様子を見ながら、互いに息を合わせていく必要があります。
番組では、芸の練習だけでなく、サルと新人がどのように距離を縮めていくのかも描かれます。
新人たちの年齢や経歴は一様ではありません。18歳でこの世界へ飛び込んだ竹原さんもいれば、43歳で新たな仕事として日光さる軍団に入った粕谷さんもいます。
同じ時期に専門学校を卒業した水谷さんと藤畑さんは、ともに20歳。同期でありながら、芸の上達や舞台での姿には少しずつ違いが生まれています。
若くして入った人、社会人経験を経て入った人、同じ学校で学んだ仲間。それぞれ違う出発点を持つ新人たちが、同じ場所でサルと向き合い、舞台に立つことを目指す構成です。
年齢や経験の差があるからこそ、仕事への向き合い方や上達の速度にも違いが見えてきます。
竹原さんと子ザル「ゆき」の関係に注目
前編で特に印象的なのが、18歳の竹原さんと、相棒に選んだ子ザルの「ゆき」です。竹原さんはYouTubeで猿まわしを見たことをきっかけに、この世界へ飛び込みました。
ゆきは、まだ芸を十分にこなせない子ザルとして紹介されています。
公式ページでは、ゆきが集団になじめず、一人ぼっちだった姿に竹原さんが自分の境遇を重ねたことが記されています。竹原さんはゆきに愛情を注ぎ、少しずつ絆を築こうとしています。
ここで描かれるのは、決められた動きを覚えさせるだけの訓練ではありません。相手の様子を見て、信頼関係を作り、同じ舞台に立てるようになるまでの過程です。
人間が一方的に指示を出しても、サルが安心して動ける関係でなければ、観客に見せる芸にはつながりません。
ゆきがまだ芸をうまくできないことは、単純に練習量が足りないという話ではありません。竹原さんとゆきが互いを理解し、相棒として舞台に立つためには、日々の世話や声のかけ方、接する時間そのものが大切になります。
番組では、芸の完成度だけでは測れない新人とサルの関係にも目を向けています。
また、ゆきの姿に竹原さんが自分を重ねるという点は、師匠と弟子という関係だけではない、人と動物の間に生まれる結びつきを感じさせます。猿まわしの舞台では、サルが芸を披露する姿に注目が集まりますが、その舞台の裏側には、相棒と信頼を積み重ねる時間があります。
43歳の新人・粕谷さんと20歳の同期が向き合う壁
もう一人の新人として紹介される粕谷さんは、43歳。安定した仕事を辞め、サルとのつながりを求めて日光さる軍団に入社したと公式ページに記されています。
年齢だけを見ると、若い新人たちとは違う経歴を持つ存在です。
粕谷さんも芸を磨こうとしていますが、サルとの心の距離がなかなか縮まらず、悪戦苦闘しています。人間側が熱心に練習しても、相手との呼吸が合わなければ舞台で思うような結果が出ないことがあります。
経験を重ねてきた大人であっても、初めて向き合う仕事では思いどおりに進まない場面があることが伝わります。
一方、水谷さんと藤畑さんは、同じ専門学校を卒業した20歳の同期です。互いに良きライバルとして切磋琢磨し、早くも頭角を現していると紹介されています。
近い年齢で同じ学びを経験していても、舞台での成長や芸の見せ方には個人差が出てきます。
新人たちの姿を比べると、上達の速さだけが大切なのではないことも見えてきます。サルとの関係を築く時間、舞台に立つ経験、先輩の芸から学ぶ姿勢など、成長に関わる要素は一つではありません。
番組は、それぞれの新人が自分の課題に向き合う様子を追っています。
村﨑太郎さんが「怒るのをやめた」理由と指導の難しさ
今回の大きなテーマは、厳しい指導で芸を受け継いできた現場が、時代の変化にどう向き合うかです。フジテレビ公式ページでは、かつては怒号が飛ぶこともあったさる軍団で、村﨑さんが「怒るのをやめた」と語っていることが紹介されています。
昔の教え方が今の若者には通用しないと感じる一方、猿まわしの芸は短い時間で身につくものではありません。舞台に立つためには、技術だけでなく、サルとの関係を作ること、失敗から学ぶこと、観客の前で落ち着いて動くことなど、さまざまな力が必要になります。
怒らずに教えることと、何も指摘しないことは同じではありません。どこを直すべきか、何が足りないのかを伝えながら、新人自身が考えて動くように導く必要があります。
村﨑さんが新人発表会を前に行ったチェックでは、パフォーマンスを見た後、驚きの言葉を残してその場を出ていったと公式ページに記されています。
その場面は、指導する側の葛藤を感じさせるポイントです。若手を傷つけないように接することと、芸の水準を守ることをどう両立するのか。
厳しい言葉を使わずに、芸に向き合う姿勢や主体性をどう伝えるのか。番組タイトルにある「怒られない時代に芸を磨く」という問いが、師匠と新人の両方に向けられています。
猿まわしはどのように受け継がれてきた芸なのか
おさるランド&アニタウンの公式サイトでは、猿まわしを約1000年前に仏教の伝来とともに日本へ渡ってきた伝統芸能として紹介しています。かつては馬の守り神とされた猿が、厩舎の悪魔払いなどに関わり、正月に馬の前で舞う習慣もあったと説明されています。
江戸時代には各地の城下町などに猿まわしが存在しましたが、明治以降は芸を受け継ぐ集団が限られ、昭和30年代にはいったん消滅したと公式サイトは説明しています。その後、村崎義正さんを中心に復活し、現在は村崎太郎さんから多くの弟子へ芸が継承されています。
村崎太郎さんの公式プロフィールによると、太郎さんは17歳だった1978年に初代次郎とコンビを組み、途絶えていた猿まわしの復活に取り組みました。2015年には新生「日光さる軍団」をオープンし、舞台や全国公演のほか、後進の育成にも力を注いでいます。
伝統芸能を受け継ぐには、昔の形をそのまま守るだけでなく、今の時代に合った教え方を探すことも必要になります。番組が取り上げる新人たちの稽古は、芸の技術だけでなく、次の世代へ何を伝え、どのように伝えるかという課題にもつながっています。
後編では新人発表会と師匠の問いかけが描かれる
フジテレビ公式の後編ページでは、前編で登場した新人たちが入社から10カ月を迎え、師匠の前で芸を披露する「新人総見」に臨む様子が紹介されています。村﨑さんは、与えられたことをこなすだけでは未来はなく、自ら考え、自ら求める主体性がなければ芸は受け継げないと新人たちに問いかけます。
後編では、かつての弟子2人が村﨑さんのもとを訪れ、約30年ぶりに同じ舞台に立つことも描かれます。厳しい指導の末に師匠と別々の道を歩んだ人たちが、再び同じ場所に立つ理由も、芸を受け継ぐことの意味を考える場面です。
前編は、新人たちが日光さる軍団で仕事を始め、サルとの関係を築きながら芸を磨く日々が中心です。後編では、その稽古の先にある新人総見と発表会へ進みます。
前編と後編を続けて見ると、師匠が抱える葛藤と、新人たちが舞台に立つまでの変化を追いやすくなります。
同じ「就職先はさる軍団3」を扱った11月1日高知放送分の記事では、既に紹介した新人たちと村﨑さんの指導に焦点を当てています。こちらでは、竹原さんとゆきの関係や猿まわしの歴史、前後編のつながりを中心に整理しました。
参考にした情報
- フジテレビ「ザ・ノンフィクション」2026年7月19日放送・前編
- フジテレビ「ザ・ノンフィクション」2026年7月26日放送・後編
- TSKさんいん中央テレビ 番組情報
- WEBザテレビジョン 志田こはくの放送情報
- 高知さんさんテレビ 週間番組表
- おさるランド&アニタウン「猿まわしとは」
- おさるランド&アニタウン「村崎太郎とは」
- おさるランド&アニタウン「採用情報」
よくある質問
11月8日の「ザ・ノンフィクション」は何時からですか?
TSKさんいん中央テレビでは、2026年11月8日(日)14時から14時55分まで「就職先はさる軍団3」前編が放送予定です。
前編に登場する新人は誰ですか?
公式ページでは、18歳の竹原さん、43歳の粕谷さん、20歳の水谷さんと藤畑さんが紹介されています。竹原さんの相棒は子ザルのゆきです。
語りを担当するのは誰ですか?
語りは志田こはくさんです。フジテレビ公式の前編・後編ページのキャスト欄に掲載されています。
まとめ
11月8日放送の「ザ・ノンフィクション」は、日光さる軍団に入った新人たちが、サルとの信頼関係を築きながら猿まわしの芸を学ぶ「就職先はさる軍団3」前編です。
18歳の竹原さんと子ザルのゆき、43歳の粕谷さん、20歳の水谷さんと藤畑さんなど、異なる経歴を持つ新人たちが、それぞれの課題に向き合います。村﨑太郎さんが怒らない指導を選んだ背景と、伝統芸能を次の世代へ伝える難しさにも注目です。
前編では新人たちが芸を身につける日々と師匠の葛藤が描かれ、後編では新人総見や発表会へと物語が進みます。人とサルが相棒として舞台に立つまでの過程を見届けたい回です。

