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ザ・ライフ「豚肉異変」10月17日放送|豚熱とアフリカ豚熱、豚肉価格高騰の背景は?|10/17 7:35

10月17日(土)7時35分から放送される「ザ・ライフ『“豚肉異変”その裏で何が〜家畜伝染病 見えない脅威〜』」は、身近な豚肉の値上がりと、その安定供給を脅かす家畜伝染病を取り上げる回です。

番組で焦点となるのは、国内で発生が続く豚熱(CSF)と、日本への侵入が警戒されているアフリカ豚熱(ASF)です。2026年4月には宮崎県都城市の養豚農場で豚熱が確認され、農林水産省が防疫対策本部を開いています。

ここでは放送内容に沿って、豚熱とアフリカ豚熱は何が違うのか、なぜ豚肉価格や安定供給と結びつくのかを、公的機関の最新情報とあわせて整理します。

ザ・ライフ「豚肉異変」の放送日時と出演者

項目内容
番組名ザ・ライフ「“豚肉異変”その裏で何が〜家畜伝染病 見えない脅威〜」
放送日2026年10月17日(土)
放送時間7:35〜8:00
放送局NHK総合1・沖縄/NHK総合1・福岡など
キャスター池間昌人
ゲスト山本健久(農研機構 動物衛生研究部門 疫学グループ長)
主なテーマ豚肉価格、豚熱、野生イノシシ、アフリカ豚熱、安定供給

番組表では、豚肉価格が生産コストの上昇などを背景に過去最高水準となる一方、さらなる供給リスクとして家畜伝染病を取り上げると案内されています。

ゲストの山本健久さんは、農研機構・動物衛生研究部門の疫学グループ長です。同グループは、家畜や野生動物の感染症の流行動態、伝播リスク、防疫対策の有効性などを研究しており、豚熱では野生イノシシの流行動態やウイルスの全ゲノム情報を使った感染拡大・伝播経路の解析にも取り組んでいます。

今回の見どころは「豚肉価格」と「感染症リスク」のつながり

今回の放送は、単に「豚肉が高くなった」という価格の話だけで終わらない点が大きな見どころです。価格を押し上げる要因の一つとして生産コストがある一方、感染症が発生すれば農場の防疫措置や出荷への影響が加わり、安定供給そのものが揺らぐ可能性があります。

番組表では、2026年4月に宮崎県の農場で46年ぶりに豚熱が発生したこと、全国の野生イノシシで感染が広がっていること、さらに世界でアフリカ豚熱が拡大して日本の水際に迫っていることを軸に、九州の現場から豚肉をどう守るかを考える内容とされています。

宮崎県では2026年4月に豚熱を確認

農林水産省は2026年4月10日、宮崎県都城市の養豚農場で豚熱の患畜が確認されたと発表しました。国内103例目で、発生農場の飼養規模は約5,500頭とされています。

宮崎県は全国でも畜産が重要な産業であり、養豚農場での発生は生産者だけの問題ではありません。防疫作業、人や車両の移動管理、周辺地域での感染拡大防止まで、地域全体で対応する必要があります。

農林水産省の国内発生状況ページは2026年10月13日時点で、飼養豚だけでなく国内の一部地域の野生イノシシでも豚熱感染が確認されているとしています。番組が「見えない脅威」という言葉を使う背景には、農場の外にいる野生動物を介した感染リスクもあります。

野生イノシシの感染がなぜ重要なのか

豚熱は養豚場の中だけを監視すればよい病気ではありません。野生イノシシの間でウイルスが維持・拡大すると、農場周辺へウイルスが持ち込まれるリスクが続くためです。

農研機構の疫学グループは、野生イノシシの流行動態や、豚熱ウイルスの全ゲノム解析を通じた長距離伝播の解明などを進めています。感染源や移動経路をできるだけ具体的に把握することは、農場側の衛生対策を考えるうえでも重要です。

今回の放送では、こうした研究の専門家がゲストに入るため、「発生した」「殺処分した」という結果だけでなく、感染がどう広がり、どこを警戒すべきかという視点にも注目です。

豚熱とは?人には感染するの?

豚熱(CSF)は、豚やイノシシに感染する家畜伝染病です。農林水産省は、2018年9月に国内で26年ぶりに発生して以降、飼養豚や野生イノシシで感染が確認されていると説明しています。

名称に「熱」とつくため、人の感染症と混同しやすいのですが、豚熱は豚・イノシシの病気として扱われています。豚肉を食べる消費者が、通常の食生活で豚熱に感染するという話ではありません。

一方で、養豚業にとっては深刻です。感染が確認された農場では防疫措置が必要となり、周辺農場でも侵入防止策を強めなければなりません。農林水産省は農場への関係者以外の立ち入り制限、畜舎に出入りする際の消毒など、衛生管理の徹底を呼びかけています。

2026年5月の家畜伝染病予防法改正を受け、ワクチン接種地域では豚熱発生時の殺処分範囲を見直し、まん延防止に必要な豚を対象とする選択的殺処分が導入されました。防疫と生産基盤の維持を両立させるため、対策そのものも変化しています。

アフリカ豚熱は豚熱とどう違う?

今回の番組で、豚熱と並んで重要な論点になるのがアフリカ豚熱(ASF)です。名前は似ていますが、豚熱とは別のウイルスによる病気です。

農林水産省はASFについて、ASFウイルスが豚やイノシシに感染し、発熱や全身の出血性病変などを起こす致死率の高い伝染病と説明しています。汚染された豚肉・豚肉加工品を豚に与えることや、豚同士の直接・間接接触などで感染が広がります。

2026年9月25日時点でも世界各地で発生が報告され、韓国では豚と野生イノシシの双方で感染例が確認されています。日本国内での侵入防止が重視されるのは、近隣国での発生が続き、人や物の往来を通じた持ち込みリスクを無視できないためです。

日本では水際対策を強化

動物検疫所は、海外から不正に持ち込まれた肉製品などの検査を続けています。2026年4月時点の案内では、中国やフィリピンから持ち込まれた畜産物からアフリカ豚熱ウイルスが分離された事例も示されています。

これは日本の養豚場でASFが発生したという意味ではありませんが、海外から持ち込まれる肉製品が侵入経路になり得ることを示す具体例です。

農林水産省も2026年10月、ASFや口蹄疫などの越境性動物疾病について、日本への侵入リスクは依然として高いとして、都道府県や関係機関と防疫対策の情報共有を進めています。

豚肉の安定供給を守るために何が必要?

番組が投げかける中心的な問いは、家畜伝染病が世界的に広がるなかで、日常の食卓にある豚肉をどう守るのかという点です。

対策は一つではありません。農場では人や車両、器具の消毒といった衛生管理が必要です。野生イノシシでは感染状況の把握や流行動態の分析が欠かせません。国境では違法な肉製品の持ち込みを防ぐ検疫が必要です。

さらに、感染が起きた場合には、発生農場を早期に特定し、周囲へ広げない初動対応が重要です。今回の放送では、九州の現場を通して、こうした複数の防疫策がどのようにつながっているのかを見ることができます。

豚肉価格の高騰は家計に直結するため、どうしても値札に目が向きます。しかし、その裏側では、飼料やエネルギーなどの生産コストだけでなく、病気から家畜を守るための防疫コストや供給リスクも存在します。

出演者の山本健久さんはどんな専門家?

山本健久さんは、農研機構 動物衛生研究部門 疫学グループ長です。

農研機構の公式ページによると、疫学グループでは家畜と野生動物を対象に、感染症の流行動態や伝播リスク、防疫対策の有効性を研究しています。豚熱については、野生イノシシの流行動態、ウイルス全ゲノムによる感染拡大・伝播経路、発生農場のリスク要因などを分析しています。

今回のように「豚熱がなぜ各地へ広がるのか」「野生イノシシがどの程度関係するのか」「どんな対策が有効なのか」を考えるテーマでは、疫学の視点がそのまま番組の核になります。

キャスターの池間昌人さんと、現場取材を専門知で読み解く山本さんのやり取りにも注目したいところです。

見逃し視聴・再放送を確認するときのポイント

「ザ・ライフ」は地域編成によって放送日時が異なる場合があります。今回も福岡などでの本放送と、地域によって異なる再放送枠が確認されています。

見逃した場合は、NHKの番組ページやNHKプラスなど、NHK公式の配信・再放送案内で当該回を確認するのが確実です。配信対象や視聴期限は番組・地域によって異なるため、番組名とサブタイトルの両方で探すと見つけやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

10月17日の「ザ・ライフ」は何時から放送ですか?

2026年10月17日(土)7時35分から8時までの放送です。地域によって編成が異なる場合があります。

豚熱とアフリカ豚熱は同じ病気ですか?

同じではありません。どちらも豚やイノシシに関わる重要な家畜伝染病ですが、原因となるウイルスは別です。

宮崎県では2026年に豚熱が発生したのですか?

はい。農林水産省は2026年4月10日、宮崎県都城市の養豚農場で豚熱の患畜を確認したと発表しています。

番組のゲスト山本健久さんは誰ですか?

農研機構・動物衛生研究部門の疫学グループ長です。豚熱を含む家畜感染症の流行動態や伝播リスク、防疫対策などを研究しています。

まとめ

10月17日放送の「ザ・ライフ」は、豚肉価格の高騰の裏側にある供給リスクとして、豚熱とアフリカ豚熱に焦点を当てます。

宮崎県では2026年4月に豚熱が確認され、国内では野生イノシシへの感染も続いています。一方、アフリカ豚熱は海外で発生が続き、日本では水際での侵入防止が重要課題です。

値上がりという家計の問題と、農場・野生動物・国境をまたぐ防疫の問題を一つにつなげて見ることで、私たちの食卓に豚肉が安定して届くまでにどのような対策が必要なのかが見えてくる回になりそうです。

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