深海の大絶景の撮影場所はどこ?伊豆小笠原沖1300m・かいこう8K撮影の現場|9/30|9/30 21:20
2026年9月30日21時20分からNHK BS8Kで放送予定の『深海の大絶景「世界初!8Kが見た海底1300mの秘境」』。300度級の熱水が噴き出し、巨大なチムニーと深海生物が広がる映像は、「いったいどこの海で撮ったの?」と気になる内容です。
この番組の撮影は、NHKと海洋研究開発機構(JAMSTEC)が共同で開発した深海用8Kシステムを使い、伊豆小笠原諸島周辺の水深約1300mで行われました。今回は、すでに紹介しているビッグチムニーそのものではなく、撮影場所と撮影方法を中心に整理します。
9月30日の放送情報
| 項目 | 内容 |
| 番組 | 深海の大絶景「世界初!8Kが見た海底1300mの秘境」 |
| 放送日 | 2026年9月30日(水) |
| 放送時間 | 21:20~21:59 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| テーマ | 世界初の8K深海撮影、熱水噴出孔、深海生物、ビッグチムニー |
| 関連機関 | NHK、JAMSTEC |
番組表では、NHKとJAMSTECが世界初の8K深海撮影に挑戦し、300度の熱水が噴き出す海底、生物群集、巨大なビッグチムニーに迫る内容と案内されています。
撮影場所はどこ?伊豆小笠原諸島周辺の海底1300m
NHKの番組制作を紹介した技術記事によると、撮影場所は小笠原沖の水深約1300m。2018年7月に行われたプロジェクトで、8Kカメラを装着した無人探査機を海底へ送り込みました。
ここは観光地のように人が直接訪ねられる“ロケ地”ではありません。しかし、伊豆小笠原の海底には火山活動に由来する熱水噴出域があり、地上とはまったく異なる景観と生態系が広がっています。
無人探査機『かいこう』が8Kカメラを海底へ運んだ
撮影に使われたのは、JAMSTECの7,000m級無人探査機「かいこう」。母船から遠隔操作し、深海用8Kカメラと照明を海底へ運びます。
水深1300mでは強い水圧がかかるため、通常のカメラをそのまま使うことはできません。撮影システムは耐圧容器に収められ、海中で失われやすい色を再現するためのLED照明やカラーチャートも用意されました。
なぜ300度の熱水が海底から噴き出す?
JAMSTECの解説では、深海の熱水噴出孔からは200~400度にもなる熱水が噴き出すことがあります。海底下へ入り込んだ海水が地下の熱源で温められ、岩石中の成分を取り込みながら再び海底へ出てくるためです。
高温の熱水に含まれる成分が冷たい海水と触れると鉱物が析出し、長い時間をかけて煙突のような構造を作ります。これがチムニーです。番組では高さ20m級の巨大なチムニーも8Kで捉えています。
海底1300mの生物はなぜ熱水の近くに集まる?
太陽光が届かない深海では、地上の植物のような光合成に頼ることができません。熱水噴出域では、硫化水素などの化学成分を利用する微生物を起点に独特の生態系が成立します。
番組で注目されるのは、ユノハナガニ、オハラエビ、シチヨウシンカイヒバリガイなど、熱水域に適応した生き物たち。8Kの高精細映像によって、単に“珍しい生物がいる”だけでなく、チムニー表面にどのように集まっているかまで見えるのが大きな特徴です。
既存記事との違い:今回は撮影技術と場所に注目
当サイトでは以前、ビッグチムニーとは何か、300度の熱水と深海生物を中心に紹介しました。今回の記事では重複を避け、どこで撮影したのか、どうやって8Kカメラを深海へ持ち込んだのかに焦点を置いています。
放送中に巨大な塔のようなチムニーが映ったら既存記事で生物・熱水を確認し、探査機や撮影機材が気になったら本記事に戻ると、番組内容を立体的に理解できます。
8Kだから見える『深海の絶景』の意味
8Kは高解像度で細部を捉えられるだけでなく、暗い深海で生物の分布や鉱物表面の質感を観察する研究面でも価値があります。JAMSTECの開発資料では、深海底で8Kカメラならではの高い解像性能が確認されたとされています。
映像作品としての迫力と、科学観測の記録性を同時に高めたのがこのプロジェクトの特徴です。『世界初』という言葉は、単に画質がきれいという意味ではなく、深海観測の方法を一段進めた挑戦だったことを示しています。
よくある質問(FAQ)
『深海の大絶景』はどこで撮影されましたか?
伊豆小笠原諸島周辺、小笠原沖の水深約1300mの深海熱水域で撮影されたと報じられています。
撮影に使われた探査機は何ですか?
JAMSTECの7,000m級無人探査機『かいこう』に深海用8Kカメラを搭載して撮影しました。
ビッグチムニーとは何ですか?
熱水に含まれる成分が海水中で析出し、長い時間をかけて煙突のように成長した構造です。番組では高さ20m級の巨大なチムニーが撮影されています。
まとめ
『深海の大絶景』の撮影場所は、伊豆小笠原諸島周辺の水深約1300m。人がカメラを抱えて潜るのではなく、無人探査機「かいこう」に専用8Kカメラと照明を載せて撮影したからこそ、300度級の熱水、巨大チムニー、深海生物の密集を高精細で捉えることができました。
9月30日の放送では、画面に映る生物だけでなく、「この映像をどうやって撮ったのか」という裏側にも注目すると、深海探査そのもののスケールが伝わってきます。

