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さぬきドキっ!屋島の水族館10月24日放送|世界初のアクリル水槽と美ら海につながる技術|10/24 17:30

10月24日(土)17時30分からNHK総合・香川で放送される「さぬきドキっ!」は、屋島の水族館を舞台に、香川から世界へ広がった水族館用アクリル水槽の技術をたどる内容です。

今回の大きなポイントは、屋島山上水族館で生まれた世界初のアクリル製回遊水槽が、その後の巨大水槽づくりにつながり、沖縄美ら海水族館の「黒潮の海」を支える技術へ発展していったことです。現在リニューアル中の新屋島水族館の歩みと合わせて見ると、屋島が水族館史の重要な場所だったことが分かります。

さぬきドキっ!屋島の水族館の放送日時

項目内容
放送日2026年10月24日(土)
放送開始17:30
放送局NHK総合1・高松(香川県域)
番組さぬきドキっ!
テーマ屋島の水族館 世界初への挑戦 〜裏ジェクトX〜

今回の放送は、単に水族館の生き物を紹介する回ではなく、香川で生まれたものづくりの技術に焦点を当てた企画です。番組情報では、屋島の水族館から始まった技術が沖縄美ら海水族館の巨大水槽誕生にもつながったことや、リニューアル中の新屋島水族館に入って舞台裏を紹介する内容が示されています。

NHK高松の今回放送ページは外部から本文を取得できなかったため、出演者やナレーションなどはここでは断定していません。今回のテーマの背景については、NIPPURA、高松市、新屋島水族館に関する報道で確認できた事実をもとに整理します。

屋島の水族館で生まれた「世界初」とは?

世界初だったのは、柱のない大型のアクリル製回遊水槽です。 NIPPURAの公式沿革によると、1970年、屋島山上水族館に世界初のアクリル製回遊水槽を納入しました。

当時の水族館ではガラス水槽が一般的でしたが、「360度、柱に邪魔されず魚を見られる水槽」という発想を実現するには、従来のガラスでは難しい課題がありました。そこでアクリルを使い、試験と試行錯誤を重ねて大型水槽を完成させたとNIPPURAは説明しています。

なぜ屋島が水族館技術の出発点になった?

NIPPURAは1969年に香川県高松市で創業しています。その翌年に屋島山上水族館へ納入した大型アクリル水槽が、同社にとって水族館分野の原点になりました。

高松市も、新屋島水族館の歴史を紹介する中で、開館当初に世界初のアクリルパネル製ドーナツ型大型回遊水槽が導入されたと説明しています。屋島の観光施設としてだけでなく、後に世界へ広がる水槽技術の実験場でもあったことが分かります。

屋島の技術は沖縄美ら海水族館へどうつながった?

屋島で大型アクリル水槽を実現した技術は、その後さらに巨大化していきました。NIPPURAによると、2002年に完成した沖縄美ら海水族館「黒潮の海」には、幅22.5メートル、高さ8.2メートル、厚さ60センチの大型アクリルパネルが納入されています。

このパネルは2003年度にギネス認定を受けました。7500トンの水量を支えながら、正面に柱を設けず、巨大な一枚の窓のように海中世界を見せる構造です。

「魚を見る邪魔をしない」発想が技術を進めた

屋島の回遊水槽でも、美ら海水族館の巨大水槽でも共通するのは、構造物をできるだけ視界から消し、魚の姿を自然に見せるという考え方です。

NIPPURAは、透明度・安全性・耐久性を重視し、厚いアクリル板を重ねて接合する技術を磨いてきました。屋島で始まった「柱のない水槽」への挑戦が、大型パネルを何層にも重ねながら透明度を保つ技術へ発展し、世界各地の水族館に広がった流れが今回の番組の重要な背景です。

新屋島水族館はいまどうなっている?

新屋島水族館は大規模リニューアルのため休館しています。高松市によると、2025年4月6日の営業を最後に約2年間の休業に入り、施設の刷新が進められています。

市は、開館時の目玉だった大型回遊水槽のコンセプトを復活させ、NIPPURAの技術を生かした国内では他に見られない展示方法を導入する予定だと紹介しています。過去の象徴をそのまま再現するのではなく、屋島で始まった技術を現在の水族館展示へつなぎ直す計画といえます。

休館中は「市場水族館」も開設

水族館の休館中も生き物と触れ合う機会を残すため、高松市中央卸売市場の旧青果棟を活用した「市場水族館」が開設されています。高松市の紹介では、コツメカワウソやペンギン、瀬戸内海の魚などが展示されています。

一方、アメリカマナティやイルカは屋島山上に残っているとされており、すべての生き物が市場水族館へ移動したわけではありません。リニューアル工事の裏で、生き物の飼育を続けながら施設を作り替える難しさもあります。

番組で注目したい3つのポイント

1. 世界初の水槽はどのように実現したのか

最初の注目点は、前例のない大型アクリル水槽をどう作ったのかです。NIPPURAの公式史では、ガラスでは難しかった構造をアクリルで実現するため、実験を重ねたことが記されています。

番組タイトルに「世界初への挑戦」とあることからも、完成品だけではなく、失敗や試行錯誤を含めた開発の舞台裏が大きな見どころになります。

2. 屋島と美ら海をつなぐ技術の系譜

屋島の水槽と沖縄美ら海水族館は、時代も規模も異なります。ただし、どちらも「大きな水槽を、できるだけ遮るものなく見せる」という発想でつながっています。

香川の地元企業が積み上げた技術が、全国的に知られる巨大水槽へどうつながったのかを知ると、美ら海水族館の見え方も変わってきます。

3. リニューアル後の新屋島水族館

現在の屋島では、かつての大型回遊水槽のコンセプトを受け継ぎつつ、新しい展示を導入する計画が進んでいます。高松市は屋島山上の活性化とも結び付けて水族館の再整備を進めています。

番組では、リニューアル工事の現場や普段は見えない場所がどこまで映るのかも注目です。過去の「世界初」を振り返るだけでなく、これからの屋島の水族館像を考える内容になりそうです。

参考にした情報

よくある質問

屋島の水族館の何が世界初だったのですか?

1970年に屋島山上水族館へ納入された、柱のない大型のアクリル製回遊水槽です。NIPPURAはこれを世界初のアクリル製回遊水槽としています。

屋島の水槽と沖縄美ら海水族館は関係がありますか?

あります。屋島山上水族館の世界初の大型アクリル回遊水槽を手掛けたNIPPURAが、その後、沖縄美ら海水族館「黒潮の海」の巨大アクリルパネルも製作しました。

新屋島水族館は現在営業していますか?

大規模リニューアルのため休館中です。休館期間中は高松市中央卸売市場の旧青果棟を活用した「市場水族館」も開設されています。

まとめ

10月24日の「さぬきドキっ!」で取り上げられる屋島の水族館は、香川の観光スポットというだけでなく、世界初の大型アクリル回遊水槽が生まれた場所です。

そこで培われた技術は、沖縄美ら海水族館の巨大水槽をはじめ、世界の水族館へ広がりました。現在は新屋島水族館の大規模リニューアルが進んでおり、過去の世界初と次の展示づくりが同じ場所でつながっています。番組を見る前にこの技術の流れを知っておくと、「裏ジェクトX」という企画名の意味もより分かりやすくなります。

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