TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 落語研究会第243回10月19日|桃月庵白酒「氏子中」・柳家小満ん「猫の災難」のあらすじと見どころ|10/19 5:00

落語研究会第243回10月19日|桃月庵白酒「氏子中」・柳家小満ん「猫の災難」のあらすじと見どころ|10/19 5:00

2026年10月19日(月)朝5時から、BS-TBSで「落語研究会」第243回が放送されます。番組表に掲載されている演目は、桃月庵白酒さんの「氏子中」と、柳家小満んさんの「猫の災難」の2席です。

この2席は、同じ古典落語でも味わいが大きく異なります。「氏子中」は昔の信仰や町内の人間関係を背景にした艶笑噺、「猫の災難」は酒好きの男が言い訳を重ねて騒動を招く滑稽噺として知られています。

落語研究会第243回の放送日時・出演者

項目内容
放送日2026年10月19日(月)
放送時間5:00~6:00
放送局BS-TBS
演目1「氏子中」桃月庵白酒
演目2「猫の災難」柳家小満ん
解説宮信明
聞き手赤荻歩(TBSアナウンサー)

番組表では、月曜日の朝5時から6時までの1時間枠として案内されています。BS-TBS 4Kの番組表にも同じ演目が掲載されているため、4K放送を利用している方は受信環境と番組表を確認してください。

TBS公式の過去放送記録では、この2演目は2025年7月20日の「落語研究会」で放送された組み合わせです。今回の放送は、その時の高座を再び楽しめる機会として紹介されています。

桃月庵白酒「氏子中」はどんな落語?

「氏子中(うじこじゅう)」は、同じ氏神をまつる地域の人々や、その仲間を指す言葉です。演目の解説では、古い風習や信仰を物語に織り込んだ艶笑噺として紹介されています。

「氏子中」のあらすじ

一般に伝わる型では、商用で留守にしていた与太郎が家に戻ると、妻のお美津が身ごもっていることに気づきます。自分が留守にしていた期間を考えると不自然なため、与太郎は相手が誰なのか問い詰めますが、妻は神社への願掛けなどを持ち出して言い逃れを続けます。

困った与太郎は親分に相談し、子どもが生まれた後に昔の俗信を使って父親を確かめる、という話が持ち上がります。最後には、神社に関わる言葉と「氏子中」という表現が笑いにつながります。

この噺は、現在の感覚では分かりにくい出産や信仰にまつわる昔の俗信を前提にしています。あらすじを先に知っておくと、登場人物が何を疑い、どんな理屈で切り抜けようとしているのかを追いやすくなります。

「氏子中」の聞きどころ

注目したいのは、妻の言い逃れと、与太郎が真相を知ろうとするやり取りです。登場人物が大まじめに話を進めるほど、話の筋と最後の言葉のずれが際立ちます。

「氏子中」は、演者によっては類話の「町内の若い衆」に近い内容で演じられることもあり、題名と筋が必ずしも一対一で固定されているわけではありません。今回の桃月庵白酒さんの口演がどのような台詞や間で展開するかは、実際の高座で味わいたいところです。

柳家小満ん「猫の災難」はどんな落語?

「猫の災難」は、酒を飲みたい男が、その場しのぎの嘘を重ねて自分を追い込んでいく滑稽噺です。題名にある猫が騒動の原因にされますが、物語の面白さは、主人公の酒への欲と責任転嫁にあります。

「猫の災難」のあらすじ

よく知られる型では、酒好きの男が鯛の頭と尾を手に入れ、見た目には一尾丸ごとあるように見せます。そこへ兄貴分が訪ねてきて、鯛を肴に酒を飲もうと酒を買いに出かけます。

ところが、鯛には身がほとんど残っていません。男は本当のことを言い出せず、猫が鯛を持っていったかのように話を作ります。

兄貴分が魚を買いに出た隙に、男は酒を飲み進めてしまい、さらにごまかしが必要になるという展開です。

放送ライブラリーに登録された別の口演の概要でも、鯛の頭と尾を見た兄貴分が酒を買いに行き、男が猫のせいにして酒を飲んでしまう筋が紹介されています。ただし、これは鈴々舎馬風さんの口演記録であり、今回の柳家小満んさんの演出や台詞をそのまま示すものではありません。

「猫の災難」の見どころ

この噺の笑いは、主人公が嘘をつくたびに、次の言い訳が必要になっていくところにあります。猫のせいにすればその場はしのげても、兄貴分に問い詰められると話をさらに取り繕わなければなりません。

酒を飲むしぐさや、酔いが回っていく様子、兄貴分との会話のテンポによって、同じ筋でも印象が変わります。古典落語のあらすじを知っていても、演者がどこで間を取り、どんな声色で人物を演じるかによって、高座ごとの違いを楽しめます。

2席の違いは?

「氏子中」は言葉の掛け合いと昔の風習を背景にした艶笑噺、「猫の災難」は酒好きの男の欲と嘘が連鎖する滑稽噺です。前者は疑いと理屈の応酬、後者は目先の欲望から起こる失敗が笑いの中心になります。

演目主な題材注目したいところ
氏子中夫婦のやり取り、氏神や昔の俗信言い逃れと最後の言葉のつながり
猫の災難酒、鯛、猫への責任転嫁嘘が重なっていく会話と酔い方

どちらも筋だけを追うより、登場人物が何を隠そうとしているか、相手がどこまで信じているかに注目すると、台詞の面白さが伝わりやすくなります。

桃月庵白酒と柳家小満んについて

桃月庵白酒さんは、落語協会の公式プロフィールによると、1992年に五街道雲助さんへ入門し、前座名「はたご」、二ツ目名「喜助」を経て、2005年に真打昇進とともに三代目桃月庵白酒を襲名しました。TBSチャンネルの番組紹介でも、「氏子中」の演者として紹介されています。

柳家小満んさんは、落語協会の公式プロフィールで、1961年に八代目桂文楽へ入門し、前座名「桂小勇」で活動を始めたことが記録されています。その後、五代目柳家小さん門下に移り、1975年に真打昇進とともに三代目柳家小満んを襲名しました。

今回の「猫の災難」は、こうした芸歴を持つ小満んさんが演じる一席です。

落語家のプロフィールを知っておくと、演目だけでなく、それぞれの噺家が積み重ねてきた芸にも目を向けられます。

前回(2025年7月20日)の放送内容

TBS公式の過去放送ページでは、2025年7月20日の「落語研究会」で「氏子中」桃月庵白酒さん、「猫の災難」柳家小満んさんが放送されたと記録されています。10月19日の番組表に並ぶ2演目は、この過去放送記録と一致しています。

過去の放送記録は演目と出演者を確認する資料として役立ちますが、今回の放送で使われる細かな編集や演者の台詞までは示していません。あらすじは古典落語の一般的な型をもとに紹介し、今回の高座ならではの間や言い回しは実際の口演で楽しめる部分として区別しています。

第243回の別記事・過去の放送との違い

「落語研究会」第243回には、TBSチャンネルの番組紹介で「氏子中」「猫の災難」に加え、「宮戸川」「三枚起請」も含む4席の構成が掲載されています。一方、10月19日のBS-TBS番組表では「氏子中」と「猫の災難」の2席が案内されています。

番組名や第243回という番号が同じでも、放送枠や番組の構成によって紹介される演目数が異なることがあります。4席の内容も確認したい方は、第243回の4演目をまとめた記事もあわせてご覧ください。

柳家小満んさんの別の高座に興味がある方には、「青菜」のあらすじや柳陰の意味を紹介した記事も関連情報になります。

参考にした情報

よくある質問

落語研究会第243回は何時から放送されますか?

2026年10月19日(月)朝5時から6時まで、BS-TBSの番組表に掲載されています。

10月19日の演目は何ですか?

番組表では、桃月庵白酒さんの「氏子中」と柳家小満んさんの「猫の災難」の2席が案内されています。

「猫の災難」はどんな話ですか?

酒好きの男が鯛の頭と尾をめぐって嘘を重ね、猫に責任を押しつけようとする滑稽噺として知られています。細かな筋やサゲは演者によって異なる場合があります。

第243回は4演目ではないのですか?

TBSチャンネルの別構成の番組紹介には4演目が掲載されていますが、10月19日のBS-TBS番組表に記載されているのは「氏子中」と「猫の災難」の2席です。

まとめ

2026年10月19日(月)朝5時からの「落語研究会」第243回では、桃月庵白酒さんの「氏子中」と柳家小満んさんの「猫の災難」が放送されます。昔の風習や言葉のやり取りを味わう一席と、酒好きの男の言い訳が騒動を広げる一席を続けて楽しめる構成です。

TBS公式の過去放送記録では、この2演目は2025年7月20日にも放送された組み合わせです。10月19日の番組表では2席が案内されており、4演目を掲載した別構成の紹介とは分けて確認すると、見たい放送内容を把握しやすくなります。

このテーマの関連記事はこちら