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プレミアムシアター10月12日|ブロムシュテットのブルックナー第9番とハイティンク最後期の第7番|10/12 0:05

10月12日(月)0時5分からNHK BSで放送される「プレミアムシアター ブロムシュテット ブルックナー 交響曲第9番」は、アントン・ブルックナー没後130年に合わせ、二人の巨匠による名演をまとめて届ける長時間の音楽番組です。

前半はヘルベルト・ブロムシュテットが97歳の誕生日に聖フローリアン修道院で指揮した交響曲第9番。後半は引退直前のベルナルト・ハイティンクがウィーン・フィルと臨んだ2019年ザルツブルク音楽祭の公演で、交響曲第7番を中心に聴くことができます。

ブルックナーと深い関係を持つ二人の指揮者を、一晩で続けて見られるのが今回の大きな魅力です。出演者、曲目、公演の背景、録画しておきたいポイントを整理します。

プレミアムシアター10月12日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月12日(月)0:05〜3:22
放送局NHK BS
テーマブルックナー没後130年・二人の巨匠による名演
前半ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、バンベルク交響楽団
後半ベルナルト・ハイティンク指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
後半の独奏エマニュエル・アックス(ピアノ)

現行の番組情報では、0時5分から3時22分までの放送です。番組説明は、ブロムシュテット97歳の誕生日公演と、引退を控えたハイティンクの名演を組み合わせ、ブルックナーの交響曲第9番と第7番を聴く構成だと案内しています。

J:COMのNHK BS番組表には、1時12分30秒から1時14分30秒までインターミッションの案内もあります。3時間を超える番組なので、ブルックナーの大作を腰を据えて味わいたい方は録画しておくと見やすい放送です。

前半はブロムシュテット97歳のブルックナー交響曲第9番

前半の主役は、指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットとバンベルク交響楽団です。演奏曲はアントン・ブルックナーの交響曲第9番 ニ短調。2024年7月、オーストリアの聖フローリアン修道院で収録された公演です。

映像制作を手がけたAccentus Musicの公式情報によると、この公演は2024年7月11日、ブロムシュテットの97歳の誕生日に行われました。会場となった聖フローリアンは、ブルックナーが少年時代に聖歌隊員として過ごし、その後オルガニストも務めた場所です。ブルックナー自身も修道院のオルガンの下に眠っています。

つまり今回の映像は、単に高齢の名指揮者が代表的な作曲家を振った公演ではありません。ブルックナーにゆかりの深い聖地で、長年ブルックナー作品を取り上げてきたブロムシュテットが、自身の誕生日に最後の交響曲へ向き合ったという、場所・作品・演奏家の関係が重なるステージです。

演奏曲はブルックナー最後の交響曲第9番

交響曲第9番はブルックナーが晩年に取り組んだ作品で、作曲者の死によって最終楽章が完成しませんでした。通常の演奏会では第1楽章から第3楽章までが演奏され、深い静けさと大きな緊張感を持つアダージョで終わります。

Accentus Musicは、この第9番をブロムシュテットとバンベルク交響楽団の長年の関係を象徴する特別な公演として紹介しています。ブロムシュテットは同楽団をドイツ国内外で数多く指揮してきたため、97歳という年齢だけでなく、長く築かれた指揮者とオーケストラの信頼関係も見どころになります。

聖フローリアンという会場にも注目

映像で見たいのは演奏そのものだけではありません。聖フローリアン修道院は、ブルックナーの人生と音楽に直結する場所です。

壮大な教会空間で第9番が響くことにより、一般的なコンサートホールとは異なる視覚的な魅力もあります。ブルックナーをよく知る人はもちろん、第9番を初めて聴く人にとっても「なぜこの場所で演奏することに意味があるのか」を意識すると、番組をより深く楽しめます。

後半はハイティンクとウィーン・フィルのザルツブルク音楽祭2019

後半はベルナルト・ハイティンクがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した、2019年ザルツブルク音楽祭の演奏会です。

ザルツブルク音楽祭の公式資料では、この公演は2019年8月30日・31日に行われ、ピアノ独奏にエマニュエル・アックスを迎えました。8月31日の公演はNHK BS4Kでも生中継されており、今回の「プレミアムシアター」ではその歴史的ステージを改めて味わえる構成です。

ハイティンクはこの年、長い指揮活動から退くことを表明していました。ザルツブルク音楽祭公式は、2019年のブルックナー第7番をハイティンク最後の同音楽祭公演として振り返っています。

後半の曲目はベートーヴェン第4番とブルックナー第7番

公演プログラムでは、まずルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58をエマニュエル・アックスの独奏で演奏し、その後にブルックナーの交響曲第7番 ホ長調が置かれました。

ウィーン・フィル公式も、2019年ザルツブルク音楽祭でのハイティンクによる第7番を特別な記録として紹介しています。ハイティンクとウィーン・フィルの関係は1970年代から長く続いており、この公演はその長い共同作業の終盤を記録したものでもあります。

今回の番組タイトルではブルックナーの第9番が前面に出ていますが、クラシックファンにとっては後半のベートーヴェン第4番とブルックナー第7番も大きな見どころです。特にアックスのピアノとハイティンクの伴奏、そして後半に広がる第7番の大きな流れまで、一つの演奏会として見る価値があります。

ブロムシュテットとハイティンクを続けて見る意味

今回の放送がおもしろいのは、ブルックナーを得意としてきた二人の巨匠を同じ番組内で比較できることです。

ブロムシュテットの公演は2024年、97歳の誕生日。ハイティンクの公演は2019年、90歳で引退を間近にした時期です。どちらも長いキャリアの最晩年に近い記録ですが、取り上げる作品は第9番と第7番で異なり、オーケストラもバンベルク交響楽団とウィーン・フィルで異なります。

ブルックナーの音楽は長大な構成や繰り返し、静寂から大きなクライマックスへ向かう流れが特徴です。そのため、指揮者がテンポやフレーズをどう組み立て、オーケストラからどのような響きを引き出すかによって印象が大きく変わります。

二人の演奏を「どちらが上か」と比べる必要はありません。第9番の祈るような終結と、第7番の雄大な歌を一晩で続けて聴くことで、それぞれの作品が持つ個性と指揮者の音楽観を感じ取りやすくなります。

ブルックナー没後130年に第9番と第7番を聴く

ブルックナーは1896年10月11日に亡くなりました。2026年は没後130年にあたり、今回の放送はその節目に合わせた編成です。

第9番は作曲者が完成させられなかった最後の交響曲。対して第7番は、ブルックナーが国際的な名声を得る大きなきっかけになった作品として知られています。晩年の到達点と、評価を大きく高めた代表作を並べて聴ける点に、今回の選曲の意味があります。

さらに、第9番はブルックナーが眠る聖フローリアンでの演奏、第7番はブルックナー演奏で長く高い評価を受けてきたハイティンクの最後のザルツブルク公演です。没後130年という節目に、作曲家の生涯と演奏史の双方を感じられる組み合わせになっています。

録画して見たいポイント

3時間17分の長時間番組なので、リアルタイムで最後まで見るのが難しい場合は録画がおすすめです。特に残しておきたいのは、ブロムシュテットが97歳の誕生日に第9番を指揮する姿と、ハイティンクがキャリアの終盤にウィーン・フィルと第7番へ向き合う姿です。

クラシックの映像作品では、指揮者の細かな動き、奏者との視線、会場の空気感まで音源だけでは分からない情報を見ることができます。今回の2公演はどちらも演奏史上の意味を持つ記録なので、音楽だけでなく「誰が、どこで、どの時期に演奏しているのか」にも注目すると楽しみが広がります。

参考にした情報

よくある質問

プレミアムシアターのブロムシュテット特集はいつ放送ですか?

NHK BSで2026年10月12日(月)0:05〜3:22に放送予定です。深夜帯の長時間番組なので、日付が変わった直後の放送になります。

ブロムシュテットが演奏する曲は何ですか?

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、バンベルク交響楽団によるブルックナーの交響曲第9番 ニ短調です。2024年7月、ブロムシュテット97歳の誕生日に聖フローリアン修道院で行われた公演です。

ハイティンクの公演では何を演奏しますか?

2019年ザルツブルク音楽祭の公演で、エマニュエル・アックスを独奏に迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と、ブルックナーの交響曲第7番が主要曲目です。

まとめ

10月12日の「プレミアムシアター」は、ブルックナー没後130年に、ブロムシュテット97歳の交響曲第9番と、引退直前のハイティンクによる交響曲第7番を続けて味わえる特別な放送です。

前半は聖フローリアン修道院とバンベルク交響楽団、後半はザルツブルク音楽祭とウィーン・フィルという舞台も大きな魅力です。エマニュエル・アックスのベートーヴェン第4番も含め、二人の巨匠が晩年に残した重要な映像をまとめて見られる機会として、ブルックナーファンやクラシック音楽ファンには見逃せない一夜です。

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