
アシナガバチに児童ら15人が刺された事故|刺されたときの対処法を解説
茨城県つくば市の遊歩道で、小中高校生を含む15人がハチに刺され、病院へ搬送されました。現場付近ではアシナガバチの巣が見つかっています。
夏はハチの活動が活発になり、公園や学校、自宅でも同じ事故が起こる可能性があります。刺された直後の対処と危険な症状を解説します。
目次
この記事の要点
- つくば市の遊歩道で男女15人がハチに刺されました
- 全員意識があり軽傷と報じられています
- 現場付近でアシナガバチの巣が見つかりました
- 呼吸困難や全身じんましんがあれば直ちに119番通報します
つくば市で何が起きた?
2026年7月10日朝、茨城県つくば市の遊歩道で、小中高校生を含む男女15人がハチに刺され、病院へ搬送されました。全員に意識があり、軽傷と報じられています。
現場付近ではアシナガバチの巣が見つかり、消防が撤去しました。集団で巣の近くを通った際に刺激した可能性があります。
夏はハチの活動が活発
春から巣作りが始まり、夏には働きバチが増えて巣が大きくなります。人の往来がある街路樹や植え込みにも巣を作ることがあります。
公園、遊歩道、学校周辺では、木の枝やフェンスの裏側にも注意が必要です。
アシナガバチはどのようなハチ?
アシナガバチは、飛ぶときに長い脚を下げる姿が特徴です。スズメバチより体が細く、普段は毛虫などを捕るため、害虫を減らす役割もあります。
巣へ近づいたり振動を与えたりすると、防衛のために刺すことがあります。おとなしい種類だから安全と決めつけないでください。
巣の形
アシナガバチの巣は、六角形の巣穴が外から見えるシャワーヘッドのような形です。軒下、ベランダ、物置、低木などに作られます。
自分で近づいて種類を確認せず、離れた場所から専門業者や自治体へ相談します。
ハチを見つけたらどう行動する?
一匹だけ飛んでいる場合は、手で払わず静かにその場を離れます。大声を出したり、走り回ったりすると刺激する可能性があります。
巣の近くでは複数のハチが警戒飛行をします。顔の周りを飛び続ける場合は後退し、来た道を戻ってください。
黒い服は避けた方がよい?
ハチは黒い色へ反応しやすいとされます。山、公園、草刈りでは白や淡色の帽子と長袖が役立ちます。
香水や甘い飲料のにおいもハチを引き寄せる場合があるため、屋外活動では注意します。
小中高生を含む15人がハチに刺され病院に搬送。現場付近でアシナガバチの巣が見つかりました。
— ニュース共有 (@wishstar_Hope) 2026年7月10日
刺された直後にすること
まず巣から離れ、安全な場所へ移動します。刺された場所を流水で洗い、可能であれば毒液を押し出すようにします。
口で吸い出す方法は避けてください。
患部を冷やし、腫れと痛みを抑えます。呼吸困難、めまい、全身のじんましんがあれば、すぐに119番通報します。
針は残る?
ミツバチは針を残すことがありますが、アシナガバチやスズメバチは繰り返し刺すことがあります。
針が見える場合は、指でつまんで毒袋を圧迫せず、カードなどで横に払う方法があります。
アナフィラキシーとは?
アナフィラキシーは、アレルギー反応が全身に急速に広がる状態です。のどの腫れ、息苦しさ、血圧低下、意識障害などが起こり、短時間で重症化する場合があります。
過去にハチに刺されて強い症状が出た人は、医師から処方されたアドレナリン自己注射薬を携帯します。使用後も必ず救急要請が必要です。
複数回刺された場合
アレルギーがなくても、多数のハチに刺されると毒の量が増えて重症化する可能性があります。
子ども、高齢者、持病のある人は、症状が軽く見えても医療機関へ相談してください。
学校や公園ではどう予防する?
管理者は、遊歩道、植え込み、軒下、遊具周辺を定期的に点検します。ハチが同じ場所へ出入りしている場合は、近くに巣がある可能性があります。
巣を見つけたら立入禁止区域を設け、専門業者へ依頼します。子どもだけで駆除しないよう周知することが必要です。
屋外行事前の確認
遠足、部活動、草刈りの前にルートを確認し、救急用品と連絡手段を準備します。
参加者にハチを払わないこと、刺された場合の集合場所を伝えておきます。
自宅で巣を見つけた場合
巣が小さくても、脚立での作業や夜間の不慣れな駆除は危険です。自治体によって相談窓口や防護服の貸し出し、駆除業者の案内があります。
賃貸住宅では管理会社や大家へ連絡します。殺虫剤を遠くから大量噴射するだけでは反撃を招く場合があります。
まとめ
つくば市では小中高校生を含む15人がハチに刺されましたが、全員軽傷と報じられています。夏はアシナガバチの巣が大きくなり、遊歩道や植え込みでも事故が起こります。
ハチを手で払わず静かに離れ、刺された後に呼吸困難や全身症状があれば直ちに119番通報してください。巣は自分で近づかず、管理者や専門業者へ相談しましょう。

