おうみ発630でパレスチナ刺繍を特集|北村記世実さんとガザから届いた刺しゅう|10/30 18:30
2026年10月30日(金)18時30分からNHK総合・滋賀で放送される「おうみ発630」では、パレスチナの刺しゅうをめぐる記者リポートが予定されています。
中心となるのは、パレスチナの伝統工芸品を輸入販売し、ガザ地区の女性たちを長年支援してきた北村記世実さんです。番組案内では、北村さんのもとに先月、現地から「特別な刺しゅう」が届いたことが紹介されています。
おうみ発630の放送日時と今回の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月30日(金) |
| 放送時間 | 18:30から |
| 放送局 | NHK総合1・滋賀 |
| 番組名 | おうみ発630 |
| 今回の主な内容 | パレスチナ刺繍を通じてガザ地区の女性たちを支援してきた北村記世実さんの記者リポート |
今回の番組詳細で明らかになっている大きなポイントは、ガザ地区とのつながりが途切れそうになる厳しい状況の中でも、刺しゅうを介した関係が続いていることです。
北村さんは単に海外の工芸品を販売するだけではなく、作り手である女性たちの仕事や生活につながる形で刺しゅう製品を日本へ紹介してきました。10月30日の「おうみ発630」では、先月届いた特別な刺しゅうを手がかりに、その背景にいる女性たちや北村さんの思いが伝えられる予定です。
同じ「おうみ発630」の最近の放送内容が気になる方は、10月27日放送回の電子投票に関する記事もあわせてご覧ください。
北村記世実さんはどんな人?
北村記世実さんは、パレスチナの伝統工芸品を扱う「パレスチナ・アマル」の代表です。パレスチナ・アマル公式サイトによると、医療系NGOでの活動をきっかけにパレスチナと関わり、その後、社会起業を志して2013年9月に事業を始めました。
公式プロフィールでは、オンラインストアや百貨店などの催事を通して、パレスチナの伝統工芸品を日本に紹介していることが説明されています。「パレスチナのモノでおしゃれを楽しむ」という考え方を掲げ、文化そのものの魅力を伝えながら、現地の作り手の仕事につなげてきた点が特徴です。
守山市の平和事業資料にも、北村さんはパレスチナ・アマル代表として登場しています。2025年8月には「刺繍と平和~ガザ難民女性の尊厳を求めて~」をテーマにした講演会の講師として紹介されており、滋賀県内でパレスチナ刺繍とガザの現状を伝える活動を続けていることが分かります。
パレスチナ刺繍とガザの女性たちの関係
パレスチナ刺繍は、美しい模様だけを見ると工芸品として楽しめますが、北村さんの活動では、刺しゅうを作る女性たちの生計や尊厳を支える仕事という側面が大きな意味を持っています。
パレスチナ・アマルのオンラインショップでは、国連の刺繍プロジェクト「Sulafa」に関わるガザの女性たちが刺しゅうの担い手であると説明されています。紛争下でも刺しゅうを続ける女性たちがいること、完成品として仕上げるための電気やミシンが十分に使えない時期があったことも伝えられてきました。
滋賀県の2023年11月の知事定例記者会見でも、北村さんがガザ地区の女性たちによる刺しゅう製品の支援を続けていることが話題になっています。県の記録では、制作を再開できた際に届けることを前提とした取り組みを進めていたことが確認できます。
このため、10月30日のリポートで紹介される「現地から届いた刺しゅう」は、単なる新商品の到着とは意味合いが異なります。作り手が刺しゅうを続けられたこと、日本に届ける経路が再びつながったことを感じさせる出来事として見ると、番組のテーマがより分かりやすくなります。
ガザから届いた「特別な刺しゅう」とは?
10月30日回の番組案内では、北村さんのもとに先月、現地から特別な刺しゅうが届いたとされています。一方、今回のNHK公式放送ページ本文はアクセス制限のため確認できず、10月30日回で紹介される品の点数や具体的な製作者名までは確認できていません。
ただし、10月16日に放送されたNHK「国際報道」の内容を記録した番組情報では、ガザから刺しゅう製品が久しぶりに届いた経緯が詳しく紹介されています。その記録では、停電などによって製品の仕上げや発送が難しい時期が続いた後、刺しゅうの発送が再開し、北村さんのもとへストールが届いたとされています。
同記録では、白地に青い刺しゅうを施した特別注文のストールや、現地で制作を続ける女性たちの生活にも触れられていました。10月30日の「おうみ発630」が同じ刺しゅうをどこまで詳しく取り上げるのかは公式本文で確認できませんが、「届いた」という事実の背景に、制作と発送が難しかった長い時間があることは今回のリポートを見るうえで重要なポイントです。
北村さんがパレスチナに関わるようになったきっかけ
北村さんの公式プロフィールや過去の紹介記事では、パレスチナとの関係は1999年の現地滞在にさかのぼります。医療系NGOのボランティアとしてガザを訪れ、そこで人々の暮らしや文化に触れたことが、その後の活動につながりました。
その後、日本で事業としてパレスチナの工芸品を扱うようになり、刺しゅうや織物を「支援だから買うもの」だけにせず、デザインや手仕事そのものに魅力がある商品として届ける取り組みを続けています。
この姿勢は、現地の女性たちに仕事を生み、日本の購入者にはパレスチナの文化を知る入口をつくるという二つの役割を持っています。今回の番組では、刺しゅうの模様や手仕事の美しさとともに、その向こう側にいる作り手へ目を向ける内容になりそうです。
守山市で続けてきた平和を伝える活動
北村さんは滋賀県内でも、講演やワークショップなどを通じてパレスチナの文化やガザの状況を伝えてきました。守山市の戦後80年事業では、平和講演会の講師として北村さんの名前が掲載され、テーマは「刺繍と平和~ガザ難民女性の尊厳を求めて~」でした。
刺しゅうという日常的で身近な手仕事から、遠く離れた地域の暮らしや平和を考えられることが、北村さんの活動の大きな特徴です。ニュースで見るガザの状況は数字や映像の印象が強くなりがちですが、誰かが一針ずつ刺した布を見ることで、そこで生活する一人ひとりの存在を感じやすくなります。
10月30日の「おうみ発630」は、滋賀に暮らす北村さんの視点を通して、遠い場所の出来事と地域の暮らしがどうつながっているのかを考える機会にもなりそうです。
見逃し配信はどこで確認できる?
「おうみ発630」はNHK大津放送局の地域ニュース番組です。NHK大津の公式発信では、最近の放送回についてNHK ONEで見逃し視聴を案内している例があります。
ただし、10月30日回の配信ページはこの記事作成時点で公式本文を直接確認できていません。視聴する場合は、NHK ONE内の「おうみ発630」番組ページで対象回が表示されているかを確認するのが確実です。
参考にした情報
- NHKスクープBOX「おうみ発630」関連投稿
- TVでた蔵「国際報道 2026年10月16日」放送内容
- パレスチナ・アマル公式サイト「about」
- 守山市「戦後80年守山市平和都市宣言推進事業」
- 滋賀県「知事定例記者会見(2023年11月15日)」
よくある質問
10月30日のおうみ発630で紹介される北村記世実さんは誰ですか?
北村記世実さんは「パレスチナ・アマル」の代表で、パレスチナの伝統工芸品を日本で紹介しながら、刺しゅうを作るガザ地区の女性たちの仕事や生活を支える活動を続けている方です。
今回届いた「特別な刺しゅう」は何ですか?
番組案内では、北村さんのもとに先月、現地から特別な刺しゅうが届いたとされています。10月30日回のNHK公式本文は直接確認できていないため、その品の点数や製作者名までは断定していません。
パレスチナ刺繍はなぜ支援につながるのですか?
刺しゅう製品の制作や販売が、現地の女性たちの収入につながるためです。北村さんは工芸品の魅力を日本に紹介しながら、作り手が仕事を続けられる仕組みを支えてきました。
まとめ
10月30日の「おうみ発630」は、パレスチナ刺繍を通じてガザ地区の女性たちを支援してきた北村記世実さんを取り上げる記者リポートです。
注目したいのは、先月届いたという特別な刺しゅうそのものだけではありません。制作や発送が難しい状況の中でも刺しゅうを続ける女性たちと、滋賀から長く関係をつないできた北村さんの歩みを知ることで、一枚の刺しゅうが持つ意味がより深く見えてきます。

