水戸黄門第3部第7話「日本一の川人足」の舞台は島田・大井川|ロケ地と川越遺跡を紹介|10/23 14:30
2026年10月23日(金)14時30分からTSCテレビせとうちで放送予定の「傑作時代劇・水戸黄門(第3部)」は、第7話「日本一の川人足」です。
この回で気になるのが、タイトルにもつながる川越人足と大井川の風景です。TBSチャンネル公式では第7話の副題を「日本一の川人足・島田」とし、老公一行が大井川に到着したところ川止めになっている、と紹介しています。
ここではドラマの舞台である静岡県島田市と、現在も川越制度の面影をたどれる島田宿大井川川越遺跡、さらに撮影地資料で確認できるロケ地情報を分けて整理します。
水戸黄門第3部第7話の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月23日(金) |
| 放送時間 | 14:30〜 |
| 放送局 | TSCテレビせとうち(岡山・香川) |
| 番組 | 傑作時代劇・水戸黄門(第3部) |
| 話数 | 第7話 |
| サブタイトル | 日本一の川人足 |
| 物語の舞台 | 島田・大井川 |
TBSチャンネル公式によると、「水戸黄門・第3部」は1971年制作、全27話のシリーズです。主な出演者は東野英治郎、里見浩太朗、横内正、中谷一郎、高橋元太郎、宮園純子、山形勲、永田靖らで、ナレーターは芥川隆行です。
第7話では、大井川に着いた老公一行が川止めに遭い、その一方で宿場では籐吉が老公の居場所を探して暗躍します。大井川を簡単には渡れなかった時代の制度と宿場町の空気が、物語の重要な背景になっています。
第7話「日本一の川人足」の舞台は静岡県島田市・大井川
今回の舞台として公式に確認できる地名は島田です。TBSチャンネル公式の各話一覧には「第7話 日本一の川人足・島田」と記載され、本文では「江戸防衛の第一線、大井川」と説明されています。
江戸時代の東海道を旅する人にとって、大井川は特別な難所でした。橋を自由に渡る現在とは違い、川の水量や深さによって川越しが止められることがあり、人足の力を借りて渡河していました。
そのため「川止め」という状況は単なるドラマ上の障害ではなく、島田宿と大井川を描くうえで歴史的背景に沿った設定です。番組を見たあとに現地を訪れるなら、当時の川越しの仕組みを具体的に知ることができる大井川川越遺跡が最も分かりやすい関連スポットです。
現在訪ねられる場所は「島田宿大井川川越遺跡」
島田宿大井川川越遺跡は、静岡県島田市河原に残る国指定史跡です。島田市公式によると、川越し業務を管理した川会所のほか、川越人足が待機した番宿、荷物を川に落とさないよう梱包し直すための荷縄屋など、川越制度に関係する施設や跡地が残されています。
第7話の「日本一の川人足」という題名を理解するうえで、とくに注目したいのが番宿です。島田市公式では、川越人足は一から十までの組に分けられ、それぞれの番宿で待機していたと説明しています。ドラマに登場する川人足の仕事が、個人の腕力だけではなく、組織として運営されていたことが分かります。
川会所では、その日の川の深さなどを測って川越し料金を決め、川札の販売や川留め、川開けなどを管理していました。第7話冒頭の「川止め」という状況も、こうした仕組みを知ってから見ると意味がより具体的になります。
大井川川越遺跡の場所とアクセス
島田市観光協会による所在地は静岡県島田市河原1です。JR島田駅北口からは、路線バスまたはコミュニティバスで「向島西 川越街道入口」まで行き、バス停から徒歩約10分と案内されています。
車の場合は、東名高速道路の吉田ICから約20分、新東名高速道路の島田金谷ICから約12分が目安です。観光協会の案内では島田市博物館の駐車場が利用できます。
川越遺跡そのものは屋外で見られる範囲がありますが、川会所は2025年から移築工事中です。島田市観光協会では工期を2028年1月31日までの予定と案内し、工事期間中は川会所を見学できないとしています。訪問時は最新の公開状況を島田市や観光協会の公式ページで確認するのがおすすめです。
実際の撮影地はどこ?木津川下流部とされる資料がある
ドラマの物語上の舞台は島田・大井川ですが、実際の撮影地と物語の舞台は同じとは限りません。
時代劇の撮影地を整理した「時代劇ロケ地資料 木津川下流部」では、「水戸黄門 第三部 日本一の川人足」の撮影場所として木津川下流部の河原・堤が掲載され、画面上の設定は「大井川渡し」とされています。
この資料からは、川を渡る場面などが木津川下流部で撮影されたと考えられます。ただし、資料には現在の施設名や番地、橋の名前などの具体的な一点までは記載されていません。したがって、「この河原のこの地点」と断定することはできません。
ロケ地巡りを目的にする場合、木津川下流部という広い範囲だけを頼りに無理に撮影地点を探すよりも、ドラマで描かれた川越制度を体感できる島田市の大井川川越遺跡を訪ねるほうが、第7話の世界観を理解しやすいでしょう。
大井川川越遺跡で見たいポイント
番宿|川越人足が待機した場所
第7話の題名にある「川人足」に最も直結するのが番宿です。川越人足が組ごとに待機した場所で、島田宿の川越制度が大勢の人によって支えられていたことが分かります。
ドラマを見たあとに番宿を見ると、川人足という存在が単なる時代劇の役柄ではなく、東海道の交通を支える実際の仕事だったことが実感できます。
川会所跡|川止め・川開けを管理した場所
川会所は川の深さを確認し、料金を決め、川札を販売するなど川越しを管理した場所です。第7話で老公一行が遭遇する川止めも、この制度と深く関係します。
現在は川会所の移築工事が行われていますが、史跡全体を歩くことで島田宿と大井川の距離感や、川越しを中心に形成された町の姿を想像できます。
川越街道|宿場から川へ向かう動線
遺跡周辺には旧東海道沿いの景観が残り、川会所跡や番宿などが街道に沿って並びます。島田市は、大井川川越遺跡について江戸時代の街道集落の面影を残す歴史的景観として紹介しています。
ドラマの宿場場面を思い浮かべながら歩くと、「川を渡る前に人が集まり、川の状況を待つ」という島田宿ならではの役割が分かりやすくなります。
第7話を見る前に知っておきたい「川越人足」とは
川越人足は、大井川を渡る旅人や荷物を運ぶ役目を担った人たちです。島田市観光協会によると、旅人は人足に肩車をしてもらう方法のほか、輦台という乗り物に乗り、複数の人足に担いでもらって渡る方法がありました。
川の水量が増えれば安全のため川止めになります。旅人は宿場で待たなければならず、予定通り進めないこともありました。第7話は、この大井川特有の状況を物語の入口にしているため、川越制度を知っているとタイトル「日本一の川人足」の重みも伝わりやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
水戸黄門第3部第7話「日本一の川人足」の舞台はどこですか?
静岡県島田市と大井川です。TBSチャンネル公式では、第7話を「日本一の川人足・島田」とし、老公一行が大井川に到着したところ川止めになっていると紹介しています。
「日本一の川人足」の実際のロケ地はどこですか?
時代劇ロケ地資料では、木津川下流部の河原・堤が撮影地として掲載されています。ただし具体的な番地や現在の施設名までは確認できないため、地点を限定した断定はできません。
島田で第7話の世界観を感じられる場所はありますか?
島田宿大井川川越遺跡がおすすめです。川越人足が待機した番宿や川越しを管理した川会所跡など、ドラマの背景になった川越制度を現地で知ることができます。
まとめ
「水戸黄門 第3部」第7話「日本一の川人足」は、島田・大井川を舞台に、川止めに遭った老公一行と宿場で動く人物たちを描く回です。
撮影地資料では木津川下流部の河原・堤がロケ地として挙げられていますが、具体的な撮影地点までは確認できません。一方、物語の背景を現地でたどるなら、川越人足の番宿や川会所跡が残る島田宿大井川川越遺跡が最も分かりやすい場所です。
第7話を見る前後に川越制度を知っておくと、「川止め」や「川人足」という言葉が単なる時代劇の設定ではなく、大井川を渡る旅人を支えた歴史そのものだったことが見えてきます。

