三代目助さん登場で変わった水戸黄門|第18部第14話「泣き笑い助太刀志願」と前シリーズとの違い【11月5日】|11/5 10:25
「水戸黄門」第18部は、シリーズの中でも助さん役が大きく変わった節目のシリーズです。里見浩太朗からあおい輝彦へ助さん役が交代し、人物設定も変化しました。
2026年11月5日(木)にIBCテレビで放送される第14話「泣き笑い助太刀志願」(小浜)は、その第18部の中盤にあたる一話です。小浜の宿屋を切り盛りする夫婦と、父の仇を追う若侍の縁が物語を動かします。
第18部で助さんが交代|前シリーズから何が変わった?
第18部の大きな変化は、佐々木助三郎、通称・助さんを演じる俳優が交代したことです。第17部まで助さんを演じていたのは里見浩太朗で、第18部からはあおい輝彦が三代目助さんとして加わりました。
TBSチャンネルの公式紹介によると、交代に合わせて助さんの人物設定も変更されています。里見浩太朗版の助さんは既婚者でしたが、あおい輝彦版では独身という設定になりました。
演じる俳優だけでなく、人物像にも違いが生まれた点が、第18部を見比べるうえでのポイントです。
テレビ愛知の「水戸黄門」公式ページでも、第17部の出演者欄には助さん役として里見浩太朗、第18部にはあおい輝彦が記載されています。前シリーズから続く格さん役の伊吹吾郎や、弥七役の中谷一郎、お銀役の由美かおるらとともに、新しい助さんが旅に加わりました。
第18部は放送20年目の節目に制作されたシリーズ
「水戸黄門」は1969年に始まった長寿時代劇です。BS-TBSの第18部紹介では、昭和44年8月4日の放送開始から第18部で記念すべき20年目を迎えたと説明されています。
第18部は1988年制作で、全33話。制作はC.A.Lで、主なレギュラーには水戸光圀役の西村晃、助さん役のあおい輝彦、格さん役の伊吹吾郎が名を連ねます。
弥七、お銀、飛猿、八兵衛らおなじみの面々も一行を支えます。
第18部全体の旅は、長崎・平戸藩家老の陰謀に巻き込まれた清国使節団を救うため、黄門さま一行が九州へ向かうところから始まります。各地で出会う人々の問題を解決する一話完結の事件に加え、平戸藩をめぐる大きな筋も通っています。
第18部の別の回も振り返りたい方は、第12話「非情の猿面暗殺団」や、第17話「暗雲払う破邪の剣」の記事もご覧ください。
そのため、第14話の小浜も、旅の途中で起きる一つの事件でありながら、平戸へ向かう道中の一編として位置づけられます。シリーズ全体の大きな目的と、各話で描かれる町の人情話を合わせて見ると、第18部の構成が分かりやすくなります。
第14話「泣き笑い助太刀志願」のあらすじを時系列で紹介
第14話の舞台は若狭の小浜です。今回の事件では、宿屋の女将とその夫、そして父の仇を追う若侍の過去がつながっていきます。
小浜で一行が泊まった宿は女将ひとりで切り盛り
小浜に着いた黄門さま一行が泊まるのは、女将のお若がほぼひとりで切り盛りしている宿屋です。亭主は博奕好きで、お若は夫に文句を言いながらも、互いを思い合う気のいい夫婦として描かれます。
宿の仕事を一手に引き受けるお若と、博奕に気を取られがちな亭主。夫婦の掛け合いには、事件の緊張感とは違う人情味と笑いがあります。
今回の題名にある「泣き笑い」は、こうした夫婦の姿にも重なります。
お銀と飛猿が若侍・春日井小太郎を助ける
一方、お銀と飛猿は、空腹で倒れそうになっている旅の若侍を助けます。
若侍の名は春日井小太郎。小浜までやって来たものの、追っている相手がいる身でした。
お若は若侍の顔を見て驚きます。彼は、かつて自分が奉公していた屋敷の若様だったからです。
宿屋の女将と旅の若侍という、ひと目では結びつかない二人に、昔の主従関係があったことが分かります。
若侍が追うのは父・春日井小左衛門の仇
小太郎が探していたのは、父・春日井小左衛門を殺した仇の土門権九郎です。父はお若にとっても恩のある主人であり、小太郎の姿を見たことで、宿屋の夫婦と若侍の過去が一つにつながります。
小太郎は父の仇を討つために小浜へ来ました。黄門さまは若侍の事情を知り、仇討ちに力を貸すことを約束します。
お銀や飛猿が若侍を助けたことをきっかけに、一行は小浜の事件へ関わっていきます。
獅子舞を利用して城内へ入る作戦
仇の土門権九郎に近づくため、黄門さまは小浜で行われる御前獅子舞に目をつけます。名手・芳次郎による獅子舞があると知り、黄門さま自身が獅子の中に入って城内へ入る策を立てます。
旅の一行が正面から城へ入るのではなく、獅子舞を利用するところが、この回ならではの見どころです。芸能の披露が仇討ちを助ける手段へ変わり、祭礼の華やかさと城内へ乗り込む緊張感が重なります。
第14話のゲスト出演者と役名
第14話には、宿屋の女将や若侍、獅子舞の名手を演じるゲストが登場します。BS-TBSの公式エピソード紹介では、主なゲストとして次の3人が掲載されています。
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| お若 | 中村メイコ |
| 春日井小太郎 | 四方堂亘 |
| 芳次郎 | 山田吾一 |
お若を演じる中村メイコは、宿を切り盛りしながら、昔仕えた家の若様と再会する女将役です。博奕好きの亭主に文句を言いつつも夫婦仲は悪くないという、気丈さと人情味を持つ人物です。
春日井小太郎役の四方堂亘は、父の仇を追う若侍を演じます。お若が昔仕えていた家の若様という関係が明らかになることで、宿屋の夫婦の物語と仇討ちの筋が結びつきます。
山田吾一が演じる芳次郎は、御前獅子舞の名手です。獅子舞が城内へ入るための作戦に関わるため、事件の進展に欠かせない役どころです。
山田吾一の経歴や出演作は、山田吾一の代表作と俳優人生でも紹介しています。
第18部のレギュラー出演者と役柄
第18部の中心となるレギュラー陣は、前シリーズから続くおなじみの顔ぶれに、新しい助さんが加わった布陣です。
| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| 水戸光圀 | 西村晃 |
| 佐々木助三郎 | あおい輝彦 |
| 渥美格之進 | 伊吹吾郎 |
| 風車の弥七 | 中谷一郎 |
| うっかり八兵衛 | 高橋元太郎 |
| かげろうお銀 | 由美かおる |
| 柘植の飛猿 | 野村将希 |
西村晃が演じる水戸光圀を中心に、助さんと格さんが旅先の事件へ踏み込んでいきます。弥七やお銀、飛猿ら忍びの活躍も、第18部全体を通しての見どころです。
西村晃は第14部から第21部まで水戸光圀を演じた二代目黄門役として知られています。出演作や経歴は、西村晃の俳優としての経歴でも詳しく紹介しています。
前回第13話・次回第15話と比べると何が違う?
第14話の前に放送された第13話は「船幽霊の謎を解け」(敦賀)です。敦賀の町で起きる船幽霊騒動をめぐり、漁師たちが出漁できずに苦しむ中、海神への人身御供を隠れみのにした悪事を黄門さまが暴く話でした。
それに対して第14話は、小浜の宿屋夫婦と若侍の仇討ちが中心です。前回のような怪異騒動ではなく、奉公先との縁や家族の仇をめぐる人情話に軸足が移ります。
お若と亭主の掛け合いが、若侍の切実な事情と並ぶ点も特徴です。
続く第15話は「女意気地の博多織」(博多)です。没落した博多織問屋の跡継ぎと、母や妹に無理難題を押しつける悪人たちをめぐる話で、伝統産業と家族を守る筋立てへ移ります。
第13話が船幽霊騒動、第14話が宿屋夫婦と仇討ち、第15話が博多織をめぐる騒動と、同じ第18部の中でも町ごとに事件の題材が変わります。第14話は、その中でも宿屋の女将と若様の再会を物語の起点にしている点が印象的です。
11月5日の放送日時と視聴情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月5日(木) |
| 放送開始 | 10:25 |
| 放送局 | IBCテレビ1 |
| 番組 | 水戸黄門 第18部 第14話「泣き笑い助太刀志願」(小浜) |
今回の放送情報は、提供された番組情報に基づいています。IBCの公式番組表で11月5日の該当枠を確認できなかったため、放送時間は番組表の変更がないか視聴前にご確認ください。
参考にした情報
- TBSチャンネル「水戸黄門・第18部」
- テレビ愛知「水戸黄門」第18部・各話あらすじ
- BS-TBS「水戸黄門 第18部」番組紹介
- BS-TBS「水戸黄門 第18部」第14回「泣き笑い助太刀志願」(小浜)
よくある質問
水戸黄門第18部で助さん役は誰に変わりましたか?
第18部から、里見浩太朗に代わってあおい輝彦が三代目助さんを演じています。人物設定も既婚から独身へ変更されました。
第14話「泣き笑い助太刀志願」のゲストは誰ですか?
お若役の中村メイコ、春日井小太郎役の四方堂亘、芳次郎役の山田吾一が主なゲストとして紹介されています。
第14話の舞台はどこですか?
若狭の小浜です。宿屋の女将お若と、父の仇を追う若侍・春日井小太郎を中心に物語が進みます。
まとめ
水戸黄門第18部は、助さん役が里見浩太朗からあおい輝彦へ交代し、人物設定も変わった節目のシリーズです。1988年制作の全33話で、シリーズ20年目を迎えた時期の作品でもあります。
第14話「泣き笑い助太刀志願」は、小浜の宿屋を切り盛りするお若と亭主、父の仇を追う春日井小太郎の縁を描きます。獅子舞を利用して城内へ入る黄門さまの作戦も見どころです。
前シリーズからの助さんの変化を知っておくと、第18部の一行が新しい顔ぶれで旅を続ける様子も、より味わい深く楽しめます。

