TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 映画「レ・ミゼラブル」(2019)あらすじ・キャスト|WOWOW字幕版10月29日放送|10/29 5:50

映画「レ・ミゼラブル」(2019)あらすじ・キャスト|WOWOW字幕版10月29日放送|10/29 5:50

2026年10月29日(木)午前5時50分からWOWOWシネマで放送される映画「レ・ミゼラブル」(2019)は、ヴィクトル・ユーゴーの同名小説をそのまま映像化した作品ではありません。小説の舞台のひとつとして知られるパリ郊外モンフェルメイユを現代に置き換え、警察と地域住民、子どもたちの間に積み重なる緊張を描いた社会派ドラマです。

今回の放送は字幕版で、WOWOW公式の内容時間は105分。ダミアン・ボナール、アレクシ・マナンティ、ジブリル・ゾンガらが出演し、ラジ・リ監督の長編劇映画デビュー作として第72回カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞しました。

「レ・ミゼラブル」(2019)の放送時間と字幕・吹替情報

項目内容
放送日2026年10月29日(木)
放送開始午前5:50
放送局WOWOWシネマ
放送形態字幕版
内容時間105分
制作年2019年
制作国フランス
ジャンル社会派ドラマ
監督ラジ・リ

WOWOW公式作品ページでは、次回放送予定として10月29日(木)午前5:50が案内されています。さらにWOWOWニュースでも、10月11日に予定されていた放送が番組変更となった後の次回放送として、WOWOWシネマ10月29日午前5時50分が告知されています。

今回は字幕版です。WOWOW公式ページには内容時間が105分と掲載されており、日本語吹替版の10月29日放送予定は今回確認できませんでした。フランス語の台詞と俳優の声をそのまま聞きながら見たい方には適した放送です。

【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンド

「レ・ミゼラブル」(2019)のあらすじ

舞台はパリ郊外のモンフェルメイユです。地方からやって来た警官ステファンは、この地域を担当する犯罪防止班に新たに加わり、先輩警官のクリスとグワダと行動することになります。

ステファンはパトロールを通して、地域にいくつものグループが存在し、それぞれの間に強い緊張があることを知っていきます。警官側も住民から一方的に信頼されているわけではなく、抑え込もうとする力と反発する力が街の中でぶつかっています。

そんな中、少年イッサが引き起こした出来事がきっかけとなり、状況は大きく動きます。WOWOW公式では、サーカスを運営するゾロと、市場の元締めで「市長」と呼ばれる人物の間にも激しい対立があると紹介されています。

やがて警官たちの行動は、上空から飛ぶドローンに撮影されます。Festival de Cannesの公式紹介でも、逮捕をめぐる現場で警官たちが制御を失い、その一部始終をドローンが記録することが物語の重要な転換点として示されています。

ここから作品は、単純な「警察対犯罪者」という構図では進みません。ひとつの行動が別の怒りを生み、隠そうとする動きがさらに緊張を高め、街全体が不安定になっていきます。

主なキャストと役名

WOWOW公式では、主要人物と役名が次のように紹介されています。

役名出演者
ステファンダミアン・ボナール
クリスアレクシ・マナンティ
グワダジブリル・ゾンガ
警察署長ジャンヌ・バリバール
イッサイッサ・ペリカ

主人公に近い視点を担うのがステファンです。新しく犯罪防止班へ配属されたため、観客も彼と同じようにモンフェルメイユの複雑な人間関係や地域の力関係を知っていくことになります。

クリスとグワダは現場経験のある警官ですが、住民との向き合い方はステファンの感覚と必ずしも同じではありません。3人の警官の考え方の違いが、物語の緊張を生む大きな要素になっています。

少年イッサも重要人物です。大人たちの対立の中にいる子どもがどのように扱われ、その出来事が周囲へどう波及していくかを見ると、この作品が単なる犯罪映画ではないことが分かります。

見どころ1|原作小説の映画化ではない

タイトルだけを見ると、ジャン・バルジャンやジャベールが登場するヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」の新しい映画版だと思うかもしれません。しかしWOWOW公式は、本作についてユーゴーの小説そのものを映画化した作品ではないと明記しています。

共通しているのは、舞台となるモンフェルメイユと、「社会の中で取り残された人々」に目を向ける視点です。19世紀の物語をそのまま再現するのではなく、現代のフランス社会にある貧困、移民、警察と住民の緊張へ焦点を移しています。

この違いを知ってから見ると、なぜ2019年の映画に「レ・ミゼラブル」という題名が付けられたのかが見えやすくなります。時代が変わっても、社会の周縁に置かれる人々の苦しさや、対立の連鎖は消えていないという問題意識が作品全体に流れています。

見どころ2|警察側にも住民側にも単純化しない描き方

本作では、警察を完全な正義として描くわけでも、住民側をひとまとめにして描くわけでもありません。モンフェルメイユには複数のグループがあり、それぞれが自分たちの立場や秩序を持っています。

ステファンは新任者としてその複雑さに直面します。先輩警官のやり方に戸惑いながらも現場から離れることはできず、何が正しい対応なのか簡単には答えが出ません。

監督のラジ・リ自身がモンフェルメイユと深い関わりを持つ人物であることも、作品の視点に影響しています。Festival de Cannesの公式プロフィールでは、ラジ・リが本作以前の短編「Les Misérables」を経て長編版を制作し、2019年のカンヌで審査員賞を受賞したことが紹介されています。

見どころ3|ドローン映像が持つ意味

この映画で象徴的なのがドローンです。警官たちの行動が上空から記録されることで、現場で起きた出来事を「見た者がいる」という状況が生まれます。

スマートフォンやドローンによって、権力を持つ側の行動も記録される時代になったことが物語の緊張を変えています。映像が残ることは真実を明らかにする可能性を持つ一方、その映像をめぐって新たな圧力や争いが起きることにもつながります。

警官の視線、住民の視線、そして空からの視線が重なることで、観客はひとつの立場だけに寄りかからずに状況を見ることになります。アクションの緊迫感だけでなく、「誰が見ているのか」「誰が語るのか」という点も意識すると印象が深くなります。

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞

「レ・ミゼラブル」は第72回カンヌ国際映画祭の審査員賞を「Bacurau」と同時受賞しました。Festival de Cannes公式の受賞記録でも、ラジ・リ監督作として審査員賞受賞作品に掲載されています。

WOWOW公式は、カンヌでの受賞に加えて、セザール賞で作品賞などを受賞したことも紹介しています。長編劇映画デビュー作でありながら、フランス国内外で高い評価を得た作品です。

SRAB Filmsの作品ページでも、カンヌ国際映画祭審査員賞のほか、複数の映画祭や映画賞で評価されたことがまとめられています。社会問題を扱う作品でありながら、映像の緊張感や娯楽性も含めて評価された点が特徴です。

監督ラジ・リと作品の背景

監督・脚本を担当したラジ・リは、本作で長編劇映画監督として大きく注目されました。WOWOW公式では、アフリカのマリ出身であり、本作が長編劇映画監督デビュー作であることが紹介されています。

脚本はラジ・リに加えて、ジョルダーノ・ジェデルリーニ、アレクシ・マナンティが担当しています。アレクシ・マナンティは劇中でクリス役として出演しており、演技と脚本の両面で作品に関わっています。

撮影はジュリアン・プパール、音楽はピンク・ノイズです。カンヌでは本作の技術面も評価され、公式受賞記録にはCSTのアーティスト・テクニシャン賞も掲載されています。

105分で見るときに押さえておきたいポイント

内容時間は105分で、物語は長大な歴史劇ではありません。序盤で人物と地域の力関係が示され、中盤からひとつの出来事をきっかけに緊張が急速に高まっていきます。

初見では固有名詞をすべて覚えようとするより、まずステファン、クリス、グワダ、イッサの4人を押さえると追いやすくなります。そのうえで、サーカス側や「市長」と呼ばれる人物など、地域の各グループがどの立場にいるのかを見ていくと理解しやすいでしょう。

また、暴力的な場面そのものだけでなく、その前にどのような言葉や態度が積み重なっていたのかを見ることも重要です。小さな摩擦が少しずつ大きくなっていく過程に、この映画の怖さがあります。

参考にした情報

よくある質問

「レ・ミゼラブル」(2019)はWOWOWでいつ放送されますか?

2026年10月29日(木)午前5時50分からWOWOWシネマで放送予定です。WOWOW公式作品ページと番組変更のお知らせの両方で、この日時を確認できます。

10月29日の放送は字幕版ですか?

はい。今回案内されているのは字幕版で、WOWOW公式の内容時間は105分です。

2019年版はヴィクトル・ユーゴーの小説をそのまま映画化した作品ですか?

いいえ。ユーゴーの小説と同じモンフェルメイユを舞台にしていますが、現代のパリ郊外を描く別の物語です。警察、住民、子どもたちの対立を通して現代社会の問題を描いています。

主演キャストは誰ですか?

新任警官ステファンをダミアン・ボナール、先輩警官クリスをアレクシ・マナンティ、グワダをジブリル・ゾンガが演じます。少年イッサ役はイッサ・ペリカです。

まとめ

WOWOWシネマで10月29日午前5時50分から放送される「レ・ミゼラブル」(2019)字幕版は、現代のモンフェルメイユを舞台に、警察と住民、子どもたちの間で高まる緊張を描いた105分の社会派ドラマです。

ユーゴーの小説をそのまま映画化した作品ではなく、同じ土地を通して現代の「レ・ミゼラブル」を描いた点が大きな特徴です。カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したラジ・リ監督の長編デビュー作として、ステファンたち警官の行動と、ドローンに記録される出来事がどこへ向かうのかに注目したい作品です。

このテーマの関連記事はこちら